2008-2009「らき☆すた」聖地(鷲宮神社・幸手市)年越し巡礼レポート!
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大ヒットアニメ/マンガ「らき☆すた」の舞台となったことで、正月三が日の初詣客が前年を12万人上回る42万人となった関東最古の大社「鷲宮神社」(埼玉県鷲宮町)。
同町では「らき☆すた」と絡めたオリジナルグッズや限定商品を販売し、その経済効果は1億円を超えるともいわれている。
アキバ総研では、2007年に現地レポート、2008年1月に「鷲宮神社初詣巡礼」密着レポートをお伝えしているが、今回も大晦日から元旦にかけて、鷲宮・幸手の初詣巡礼を行ってきたのでその模様を写真を中心にお送りしよう!
今回同行したのは、アキバ総研ではすっかりおなじみ(?)となった埼玉県幸手市出身のオタク男性・やまけんさんと彼の先輩であるPYさんのお二人。前回同様、ノリでご一緒させてもらうことに。
巡礼プランも昨年とほぼ同じで、鷲宮町入り→鷲宮神社で年越し→幸手入り→幸宮神社→解散という流れ。前回はタクシーを拾うことができず悲惨な目にあったので、今回は車を使って移動することになった。
2008年大晦日、年内分の更新作業を終わらせ、取材準備と帰省準備をして彼らと合流。実家の奈良県から遠征中というPYさんの痛車に乗り込み、鷲宮町を目指す。車内BGMは、「らき☆すた ドラマCD」。やまけんさんの分析によると、コミケ(28~30日)→アキバ散策(31日)→鷲宮巡礼(31日夜~1日)→I've武道館ライブ(2日)と回す(※)遠征組が多いとのことで、やまけんさんの正月もそれと同様のスケジュールだという。
※「回す」=アクティブ系オタク及びサブカル系イベンターの専門用語で「(イベントを)ハシゴする」の意味。使用例:○○ライブ2回回し、横アリから回してきたetc..
ステッカーなどで軽く「痛系」にしてあるPYさんのホンダ・アコードユーロR | 鷲宮町のコンビニ(大晦日22時半過ぎ頃)。限定の「ねんどろいどぷち」の購入客が列を作っていた |
目的地に近づくにつれ、同業者と思われる集団が増えてくる。その後、鷲宮町入りしコンビニに寄ったところで行列を発見。予想通り、限定販売のフィギュア「ねんどろいどぷち らき☆すた お年賀カプセルVer.」(鷲宮神社と付近の一部のコンビニでのみの販売。期間12月31日~1月3日)の購入待機列である。しかしその直後、店員が外に出てきて「売り切れ」を発表。時間はまだ22時半過ぎで、販売開始の21時から約1時間半での完売という状態であった。
神社へ向かう通りで発見した、深夜営業を敢行する個人商店。「らき☆すた」のTシャツやコスプレ衣装を販売中 | らき☆すた神輿の展示も |
まだ時間に余裕はあったが、駐車場に車停めて鷲宮神社に向かう。途中、個人商店が突発的な深夜営業を実施していたり、らき☆すた神輿が展示されていたりと、町側の気合の入り方がわかる光景があった。
鷲宮神社に到着すると、大勢の参拝客が早くも列を作っていた。また、昨年は1、2軒分だった屋台のスペースがやたら拡張されており、「らき☆すた」関連グッズを扱う店も増えていた。その先に進んだところで大々的に展開していたのが、グッドスマイルカンパニーによる「新年ねんぷち☆おみくじ祭り in 鷲宮」。ここでは、前述のフィギュアが購入可能で、屋台の近くでは交換などを行うファンの姿もあった。
鷲宮神社には、バンダイのガチャガチャコーナーや角川書店の書籍販売所をはじめとした多くの「らき☆すた」関連屋台があった |
(左2枚)一番人気だったのは、グッドスマイルカンパニーによる「新年ねんぷち☆おみくじ祭り in 鷲宮」コーナー。待機列用スペースを見る限り、相当な列ができたと思われる (右2枚)3人で6回引いて、かがみ×4・こなた×2。おみくじも大凶が2枚…(苦笑) |
試しに、購入してみると、やまけんさん:こなた×1、PYさん:かがみ×3・こなた×1、筆者:かがみ×1という結果に。すると、PYさんのダブリに気づいた同志が現れ、交換することに。話によると彼は3セットをコンプリートしたという。
屋台を一通り見てから入口に戻るとなにやら賑わっている。どうやら埼玉新聞による限定の特別版元旦号の即売の模様。1部購入してみたところ、1面にデカデカと「らき☆すた」の文字が。作者の紹介や関連施設建設のニュースなどが大きく取り扱われており、さらには描き下ろしの4コマ漫画もあるという空気読みまくりの特別版であった。
埼玉新聞が限定の特別版元旦号を販売していた。「らき☆すた」特集号ともいえる内容で、同志たちは複数部をまとめ買い。一般客も(普通の新聞と間違って?)続々と購入していた |
そしていよいよ、新年のカウントダウン。昨年ほどの盛り上がりはないものの、「バルサミコ酢ー!」といった掛け声もあり、ファンの熱気が十分に感じられた。その後、3人でおなじみの大酉茶屋に入店。店内は混雑気味だったが、それほど待たずに食事をすることができた。そして、参拝をすませ、オタ仕様の絵馬をチェックしつつ神社を後にする。それぞれの願いは、柊姉妹が神様に届けてくれるだろう。
カウントダウン直後の様子 | 「大酉茶屋」で2009年最初の食事を頂く。そば(うどん)と熱燗が寒い体にしみる |
「大酉茶屋」前の黒板にはコミケを意識した絵や地元のホビーショップのPOPがあった | 大人気の痛絵馬。アニメ2期の放送を希望する内容のものが多かった |
車に戻り、今度は幸手を目指す。行き先は去年と同じ「幸宮神社」で、幸手に住んでいるとされるこなたへの新年の挨拶(?)を行う。幸宮神社に到着すると、やはり年越しの初詣客が去ったあとで、ガラーンとしていた。貸切状態で参拝をし、絵馬をチェック…するはずだったが、絵馬が全くない! 来るのが早すぎたのか、それとも違う場所にあるのか。いろいろ歩きまわってみたが結局発見できなかった。でも、今年も「伝説の少女A」の恵みを少しばかり授かった気がするので良しとしておこう。
幸手市内にある「幸宮神社」。ピークを過ぎた時間帯に到着したため、ほぼ貸切状態で参拝ができた |
その後、少し離れた場所にある小さな神社や商店街などを巡って撤収。今回の年越し巡礼はかなり楽だった印象を受けた(というか去年が辛すぎ)。運転手を務めたPYさん、地元の解説をしてくれたやまけんさん、どうもありがとう&乙でございました。
OVA発売などがあった2008年に引き続き、2009年も「らき☆すた」と鷲宮・幸手、そしてファンにとって良い年でありますように。
2009年、3回目の参拝 | アニメOPのこなた父・そうじろうを再現するやまけんさんと街灯のパネルを撮影するPYさん |
幸手市内にある街灯の1本1本には「らき☆すた」のイラストパネルが埋め込まれており、少し歩くだけでも楽しめる |
【関連記事】
□「らき☆すた」聖地巡礼者から「らき☆どら」を頂きました。 アキバ総研編集部(2008年7月22日)
□同業者が多いですね― おたくのオタクによるヲタクのための「らき☆すた」聖地年越し巡礼レポート!(2008年1月26日)
□鷲宮から幸手回しの聖地横断巡礼― おたくのオタクによるヲタクのための「らき☆すた」聖地年越し巡礼レポート! その2(2008年2月1日)
□「らき☆すた」聖地同士の連携に期待― 埼玉県幸手市出身のオタク男性インタビュー&現地フォトレポート!(2007年12月9日)
【価格.com関連リンク】
□DVDソフト-アニメDVDソフト
□クチコミ掲示板:アキバ-ホビー
【関連リンク】
□「らき☆すた」公式サイト
□鷲宮神社公式サイト
□大酉茶屋公式サイト
□鷲宮町商工会公式サイト
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