コミックマーケット81(C81)、50万人が来場！ 空前の献血ブーム、「ウィダー爆弾」流行？など

世界最大のオタクの祭典「コミックマーケット81」(C81)が12月29日、東京・有明の東京ビッグサイトで開幕した。開催は31日まで。



「コミケ」こと「コミックマーケット」は、8月（通称「夏コミ」）と12月（通称「冬コミ」）の年2回行われる世界最大の同人誌即売会。会場となる東京ビッグサイトは国内最大級のコンベンション施設であり、それを3日間に渡って全館借り切った状態で行われる「オタクの祭典」であり、今や世界的なイベントとなっている。

→2011年夏コミの様子
→2010年冬コミの様子


ここ数年の入場者数は3日間合計で50万人超と、「東京ゲームショウ」（約20万人）の倍以上の規模。同人誌などを販売するために出店する個人サークルは3日間合計で約3.5万組、オタク関連企業からも毎回約140～150の参加がある。そのため、目当てのサークルや企業ブースにたどり着くまでに数時間に渡る列並びは日常茶飯事。想像を絶する人混み×8月/12月の厳しい気候×高度な情報戦（※）という三重苦のなか、"オタクの聖戦"が繰り広げられる。

※人気ブース/サークルに向かおうとしている参加者に偽の情報（例：「○○はもう完売したから今から行ってもムダ」「○○は搬入量多いから午後でも余裕で買える」など）を流して、揺さぶりをかけること。近年はTwitterの普及で激化。


開催は3日間あり、今回は1日目＝ゲーム・女性向けマンガ・芸能、2日目＝アニメ・マンガ・同人ソフト、3日目＝男性向け各種という位置づけ。

今回は、震災義援金募金が通常の森林保護募金に戻ったほか、献血コーナーがコミケとコラボした「献血応援イベント」を実施。献血者には「MERTY BLOOD」「ぎゃる☆がん」など協力メーカーのポスターセットが配布されるとあって、通常では考えられないほどのにぎわいを見せていた。

このほか、コスプレ女子更衣室の場所変更、「なのは完売」というフレーズと阿鼻叫喚の地獄絵図でおなじみの「魔法少女リリカルなのは」ブースの復活、"ウィダー爆弾"（＝迷惑者のカバンにゼリー飲料を注入する行為）の流行（？）とそれに伴う愉快犯と被害者の増加なども。

C81初日の来場者数は約15万人で、C80初日やC79初日と比べて1万人の減少。今回も例年通り、3日間合計で約3万5000サークル/50万人前後の参加が見込まれる。



[2012/1/7追記＆タイトル変更]

来場者数は、1日目15万人、2日目17万人、3日目18万人の合計50万人。C80からは4万人減、C79（※冬コミとしては過去最高規模の人出）からは2万人減。



（※以下、初日の各エリアの様子。詳細レポートは後日掲載致します。お楽しみに！）

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□[C80コスプレギャラリーpart2]コミケ80のコスプレ広場で見かけた美麗コスプレイヤーさん
□[C80コスプレギャラリーpart3]コミケ80のコスプレ広場で見かけた秀麗コスプレイヤーさん
□[C80コスプレギャラリーpart4]コミケ80のコスプレ広場で見かけた端麗コスプレイヤーさん

【関連リンク】
□コミックマーケット公式サイト
□クチコミ掲示板：アキバ-アキバ総合

【関連ショップ】：東京国際展示場（東京ビッグサイト）