秋葉原で爆弾探知機の現場テスト! ゲート通過で成分検出

2010年02月24日 20:450

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秋葉原で爆弾探知機の現場テスト! ゲート通過で成分検出23日から24日にかけて、JR秋葉原駅構内で危険物探知装置の実証試験が行われた。




これは、改札機一体型という日立製の新型危険物探知装置の現場テスト。新型装置は、爆発物から漂う成分を検出するといったシステムを採用している。

具体的には、「送気部から温風が送られ、人体付近を通った空気を吸気部から吸引します。吸引された空気は、検出部に送られます。検出部では、空気に含まれる化学物質の成分を詳細に調べ、手製爆発物に由来する信号が検出された場合にはデータが記録されます。このような方法により、鉄道を利用する方が装置の前を通過する際に、手製爆発物の有無について探知を行います」(文科省の報道発表より)という仕組み。

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実際に装置を通ってみたところ、特に温風や音などは感じず、普通の改札と何も変わらない印象を受けた。実用化時期は未定とのことだが、駅・空港・イベント会場など爆弾テロの標的となりやすい場所への導入が想定される。

ちなみに、秋葉原の街において、異臭(というか悪臭)関連の騒ぎは日常茶飯事で、各ショップではさまざまな対策を行っている。


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