KOTOKO「きれいな旋律」（「マリみて」OVA3rdシーズンED主題歌）発売　作曲は、元メガデスのマーティ・フリードマン！

KOTOKO「きれいな旋律」が発売となった。

「KOTOKO」は、音楽集団「I’ve」のメインボーカリストの１人で、ゲーム・アニメ主題歌から電波ソングまで幅広いジャンルの楽曲を担当する女性アーティスト。
今回発売となった、「きれいな旋律」は、前作『Chercher～シャルシェ～』に続きOVA『マリア様がみてる』3rdシーズンのエンディングテーマに使われている楽曲であり、『マリア様がみてる』の原作者、今野緒雪が作詞を務め、元メガデスのギタリスト、マーティ・フリードマンが作曲を担当したことでも話題を呼んでいる。

なお、初回版には、PV収録のDVDと「マリア様がみてる」ジャケットサイズステッカーが封入されている。

・「きれいな旋律」（作詞：今野緒雪　作曲：マーティ・フリードマン　編曲：中沢伴行、井内舞子）
I'veサウンドでは珍しい、ピアノによるイントロから始まり、どこか懐かしいメロディに乗せられたKOTOKOによる優しく柔らかい歌声。そしてそれを上手く引き立てるような、I'veによるキラキラした音色と、マーティ・フリードマンによるギターの演奏による編曲。それらがぴったり絡み合い、まさにタイトル通り「きれい」で優しい曲に仕上がっている。

・rush（作詞・作曲：KOTOKO　編曲：C.G mix）
こちらはシングルのカップリング。表題曲とはうって変わってダークな歌になっている。C.G mixといえば『秋爽』『Face of Fact』などのダンサブルなアレンジが特徴だが、今作はその期待をいい意味で裏切っている。例えるなら1stアルバムに収録されている『痛いよ』に近いかもしれない。心の内面を吐き出すような歌い方がサビになった瞬間、伸びやかな高音を中心とした歌唱になるのが面白い。

・初回特典の『きれいな旋律』PV
こちらは『マリア様がみてる』のイメージとはまた違い、すごく変わった世界観を描いている。小さな女の子が地面に鍵盤を描き、それを叩く様と、リクルートスーツで就職活動をしている人々が寒空の下走る様、そして窓辺にたたずむKOTOKO。子供の頃の沢山夢を抱えていた頃、そして社会の波に飲まれてそんな夢を忘れてしまっている人々。どうやらその対比を狙っているようで、このPVの中のKOTOKOは、小さな女の子の「歌手になった夢」の中の存在として描かれているようだ。KOTOKO曰く「日常の中で、夢見ていた子供の頃を思い出す瞬間の気持ちを、このPVでは描いている」とのこと。

4月スタートのアニメ『ハヤテのごとく！』のタイアップが決定しているKOTOKO。さらに、4月4日には、Love Planet Five(I've Special Unit)として、劇場版『灼眼のシャナ』の主題歌『天穣を翔る者たち』がリリースされる。美しく奏でられ続けるKOTOKOの旋律は、これからも止まることなく鳴り響く。

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□マリア様がみてる - Wikipedia

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