"究極"のアキバ系サウンドがシブヤに鳴り響く! 「Ultimate A-Style2」ライブレポート

2009年02月06日 18:000

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"究極"のアキバ系サウンドがシブヤに鳴り響く! 「Ultimate A-Style2」発売記念ライブレポート2009年1月25日(日)、東京・渋谷のクラブ「amate-raxi」にて、「Ultimate A-Style2 Limited Release Party」が開催された。



これは、2008年11月28日(金)に発売されたアキバ系ダンスコンピレーション第2弾「Ultimate A-Style2」の発売を祝したクラブイベント。第1弾発売時に行われたものに比べ、会場をより広い場所に移し、クラブを演出面からサポートするVJも導入するなど、よりパワーアップしたイベントとなった「Ultimate A-Style2 Limited Release Party」の様子をご紹介!


会場前には1時間前から150人のファンがつめかけ、急遽当日券を販売するという盛況ぶり。そんな熱狂的なオーディエンスのテンションを一気に引き上げる役割を持つオープニングアクトの担当はこの日のスペシャル・ゲスト「HEAVENS WiRE」氏。ハンズアップ、正統派トランス、「Ultimate A-Style2」に収録されている「扉ひらいて、ふたり未来へ (HEAVENS WiRE RMX)」や自身のヒット曲などをプレイし、会場のテンションは大きくヒートアップ。その後を引き継いだのは初音ミクのアルバム「Re:Package」で知られるlivetuneの「kz」氏。エレクトロをメインに、クールなナンバーを選曲しつつ、最後はキラーチューンでフロアーを盛り上げていた。

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会場を待つオーディエンスの列
オープニングアクトの「HEAVENS WiRE」氏
エレクトロ中心のナンバーが印象的な「kz」氏


そして3番手の「Samplingmaster MEGA」氏にバトンタッチ。お得意のガバやハードコアといった”重いビートで踊れるナンバー”を連続してプレイし、会場のあちこちでリズムに乗って激しく踊っている人も見られた。「Samplingmaster MEGA」氏がステージから降りると、煽り声と共にMCが登場。「DJ SHIMAMURA」氏の出番である。ハッピーハードコアやUKハードコアを中心にした選曲に、的確かつ激しく繰り出されるMCとDJの掛け合いでヒートアップ。

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へヴィーなグルーヴのナンバーが得意な「Samplingmaster MEGA」氏
ハードコアな選曲でフロアを湧かせた「DJ SHIMAMURA」氏

そしてパーティーも中盤に差し掛かり「kors k」氏が登場。ハウスからトランス、ハードトランスをプレイし、しっかりフロアーをロックした後、teranoidのトラック「still dope」でフィーチャーされたMC KENTの登場と共に一転してハードコア・タイムに突入。オーディエンスのテンションもここで一挙に爆発した。その後、「休憩なんか入れないぜ!」といわんばかりに「Uraken」氏が登場。オリジナルトラックやUKハードコアを中心に選曲し、最後はハッピーハードコアを数曲プレイするなど、貫禄の展開で大いに沸かせた。

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MC KENTとのコラボも見せた「kors k」氏
UKハードコアを中心にプレイした「Uraken」氏

後半戦は、ビックイベントへの出演などで世界的な名声を得ているDJ「REMO-CON」氏よりスタート。

「Ultimate A-Style2」に収録されている「SW2K9」を逆回転でつなぐなど、究極テクニックのオンパレードでオーディエンスを驚かせていた。テック系サウンドをメインにしつつミニマルテクノを混ぜるなど、どちらかといえばシリアスな雰囲気の曲が多く、フロアの雰囲気もこれまでとは違ったものになっていた。その雰囲気を一転させたのが、アッパーな曲が持ち味の「Ryu☆」氏。歓声と共にDJブースへ登ったRyu☆氏はハイスピードなハッピーハードコアを中心にプレイ。「ガチャガチャきゅ~と・ふぃぎゅ@メイト(Ryu☆Remix)」や、ニコニコ動画で有名な楽曲などを次々と畳み掛け、フロアーを狂喜の渦に陥れていた。

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素晴らしいテクニックを披露してくれた「REMO-CON」氏
アッパーでハイスピードな曲でおなじみ「Ryu☆」氏


最後の45分、クライマックスを担当するのは前回と同様「REDALiCE」氏。赤い衣装に赤い照明と、赤尽くしのフロアでは、REDALiCE氏が最も得意とするハードコアやアレンジトラックを連発。息つく暇もないほどに激しい曲が流れており、オーバーアクションでフロアーを煽りまくるREDALiCE氏が印象的であった。最後は「Ultimate A-Style2」に収録されている「水平線まで何マイル? (REDALiCE House Mix)」をプレイ。フロアーの照明が青一色に入れ替わり、終わりを惜しむオーディエンスの気持ちを現すかのように、パーティの幕が静かに降りた。

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激しいアクションでフロアを煽る姿が印象的な「REDALiCE」氏
(会場内撮影:AVSS)


パーティが終了した後もフロアの余韻は醒めやらず、あちらこちらで友人などと談笑するオーディエンスの姿も多数見かけることができた。

また、”痛車”でこのイベントに参戦した猛者の姿もあった。写真撮影の許可をいただいたので、最後ご紹介しておこう。

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「beatmania IIDX」をモチーフにした痛車ブラックな車体に水銀燈が目立つ

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