2012冬アニメを振り返る…ダントツ「Another」、「偽物語」、各層人気「アクEVOL」「あの夏」など アキバ総研編集部

「アキバ総研編集部」連載コラム第46回（文：アキバ総研担当Hokuto.K）





2012年4月より70本もの新作TV/WEBアニメが始まったが、2012冬アニメのおさらいをしてみよう。


もちろん今回も、後日明らかになるであろうパッケージ（BD/DVD）の売上枚数ではなく、注目度という観点から振り返ってみたい。


以下は、2011年12月5週～2012年3月5週（全14週）の【週間ランキング】アキバ総研アニメ注目作品トップ10の男性部門/女性部門/総合部門（※）におけるランクイン回数。

※総合部門＝単純に"男性部門+女性部門"という算出方法ではない

まず、1番手に挙がるのは「Another（アナザー）」。全14週のうち、総合部門で13回という驚異のトップ10入り回数を記録。また、男性部門でも7回、女性部門でも6回となっており、ライト層・コアな男性層・コアな女性層とそれぞれから終始、大きく支持されていた。ちなみに、トップ3入りは、男性2回/女性2回/総合8回。

続いては、「偽物語」。トップ10入りは、男性/女性ともに10回、総合で7回という結果。トップ3入りは、男性9回/女性7回/総合2回。注目度は間違いなく高かった。

各層から注目されていたのは、「アクエリオンEVOL」（6/4/5）と「あの夏で待ってる」（5/4/6）。前者は、パチンコのCMで知名度を一気にあげた「アクエリオン」の続編モノで、後者は名作「おねがい☆ティーチャー」にとても近いスタッフ＆作風のオリジナル作品。いずれも存在感は抜群で、スタート直後から話題となっていた。

このほか、男性中心の人気作は、「モーレツ宇宙海賊」（9/3/1）、「パパのいうことを聞きなさい!」（6/0/0）。女性中心の人気作は、「夏目友人帳 肆」（1/6/0）、「BRAVE10」（0/6/0）、「新テニスの王子様」（0/4/0）。「妖狐×僕SS」（4/5/1）はコアな男女それぞれから注目を集めた。日産とのコラボなどで前評判が高かった「輪廻のラグランジェ」（1/1/5）と今期のダークホース枠「ゴクジョッ。～極楽院女子高寮物語～」（1/1/9）はライト層中心の人気だった。

なお、前期や今期のアニメ作品一覧は以下で確認できる。

→アキバ総研 アニメデータベース 「2012冬アニメ」タグ
→アキバ総研 アニメデータベース 「2012春アニメ」タグ

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