電子書籍体験アンケートの調査結果が発表に! 9割が「利用したい」、人気端末はiPad

2012年04月11日 12:450

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電子書籍ストア「BookLive!」を運営する株式会社BookLiveより、電子書籍体験アンケートの調査結果が発表された。



このアンケートは、同社が3月27日~29日にJR秋葉原駅構内特設会場で実施した電子書籍体験イベントにて、体験者に行ったもの。有効回答数は1,446件。

調査結果を見ると、"「意外と」便利/簡単"という声が多く、電子書籍に抱くイメージと実際の感触との間には大きな差がある様子。また、聞いたことがあるが使ったことがない人でも、触ってみるとその良さを実感する傾向にあるようで、全体の9割がイベント体験後に電子書籍を「利用したい」と回答。そして、普段紙の本を読まない層でも8割が電子書籍を「利用したい」と答えている。利用したい端末については、iPad、Androidスマートフォンが多い。


詳しくは以下のとおり。

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<調査結果>

電子書籍利用有無では、利用したことのない回答者が半数以上を占めた。また、利用経験のない方を対象とした、今回のイベントを通じで「電子書籍を利用したいと思ったか」の質問については、約9割の方が利用を希望すると回答した。理由として、「何冊持ち運んでもかさばらない」「ちょっとした空き時間に読書しやすい」「端末に全て入るので部屋が片付く」など、電子書籍ならではの利便性が上位理由に挙がった。

また、利用シーンでは、通勤/通学、移動中、空き時間といった隙間時間での利用が上位を占めた。これは現在の電子書籍利用端末として、スマートフォンが主流であることを反映していると考えられるが、2015年には、557万台(※2011年 ICT総研調べ)といわれるタブレット端末の普及が促進することにより、自宅リビングで等の利用が増えると思われる。実際、利用したい端末としては、iPadが最も多く、電子書籍においても落ち着いた環境でじっくりと読書をしたいという意向がうかがえる。また、普段の読書冊数が2冊以下のうち、「今後、電子書籍を利用したいか?」という回答には8割が利用したいと回答しており、普段紙の本を読まない層に、より手軽に読書を楽しめる電子書籍という新しいスタイルを提案することで、潜在ユーザーの掘り起こしが可能であることが分かった。

自由回答では、「意外と簡単」「意外と便利」と、これまで電子書籍に抱いてきたイメージと、実際体験してみてからのイメージに大きな乖離があり、実際に体験することで紙の本とは違う電子書籍ならではの利便性を理解できたという声が多く聞かれた。

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