電子書籍配信の「BookLive」が三井物産、日本政策投資銀行、東芝、NECと資本提携

2012年03月28日 19:000

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電子書籍ストア「BookLive!」を運営するBookLiveと三井物産、日本政策投資銀行、東芝、NECが資本提携することが明らかになった。



BookLiveは、凸版印刷、インテル、ビットウェイ(凸版印刷子会社)の協業により2011年1月に立ち上げられた、トッパングループの電子書籍配信会社。親会社のビットウェイは電子書籍取次会社で、「BookLive!」は取り扱い出版社数がとても多いのが特徴となっている。

今回、BookLive、三井物産、日本政策投資銀行、東芝、NECの5社が国内電子書籍市場におけるBookLiveサービスの更なる拡大を目的とした資本提携に合意。BookLiveは、4社を引受先とする総額約29億円(29億1800万円)の第三者割当増資を実施する。

BookLiveは、上記4社を戦略的パートナーとして資本提携することで、サービスが乱立する国内電子書籍市場の業界標準として「BookLive!」を強化していく方針。海外配信も視野に入れ、新規会員獲得を目指した各種プロモーション、新サービスやビューアの開発、人員の強化などを進めていく。

三井物産は、海外展開など様々な分野でのバックアップ機能を提供。日本政策投資銀行は、成長資
金としての出資をはじめ、自社が保有するネットワークや情報力などを最大限に活用してBookLiveの取り組みを積極的に支援する。東芝は、電子書籍ストア「BookPlaceストア」や電子ブックリーダー「BookPlace DB50」などですでに協業しており、今回の出資により連携をさらに強化していく。NECは、自社デバイスからソリューションまで幅広い商品展開を推進し、加速する電子書籍関連市場において事業拡大を目指す。

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