「メイド喫茶でわかる労働基準法」発売! 「もしドラ」みたいな実用ノベル

2011年04月27日 17:000

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20110427170000s.jpg実用ノベル「メイド喫茶でわかる労働基準法」がPHP研究所より発売となっている。




「メイド喫茶でわかる労働基準法」は、労働基準法をコミカルなストーリーにのせて解説するという実用的ライトノベル。大ヒットを記録している小説「もしドラ(もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら)」みたいな本と考えるとわかりやすいだろう。

具体的には、ブラックな職場のイメージが強い「メイド喫茶」を舞台に、非正規雇用・不当解雇・残業代不払い・低賃金・休日ナシ・セクハラ・パワハラなど過酷な労働状況から身を守るために知っておきたい労働基準法12のルール(※)を解説している。著者は、社会保険労務士/年金アドバイザーの藤田遼氏。

※1.賃金支払いのルール 2.採用のルール 3.有給休暇のルール 4.雇い入れ時のルール 5.解雇のルール 6.禁止規定のルール 7.割増賃金のルール 8.就業規則のルール 9.雇用保険のルール 10.退職のルール 11.休憩・休日のルール 12.女性雇用のルール


労働法の解説書は「労務管理する側」から書かれているものがほとんどだが、本書は「若年の立場」から労働基準法を気軽に学べるようなライトノベルとなっている。

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「メイド喫茶でわかる労働基準法」(著:藤田遼、イラスト:オサム)

<ストーリー>
高3の進路調査票の進路欄に「癒し系」と書いた緋沙はアキバのメイド喫茶で働いてる。彼女の職場は残業代はつかない、有休なんてもってのほか。一日十数時間ほとんど立ちっぱなし、給料も控えめな労働法を無視するブラックな職場であった。
早く辞めて楽になろうと思っていた緋沙はある日「法律の神」と名乗るしゃべる猫「宮野」に労働基準法について教わる。「有給休暇をとる権利がある!」と知り早速、男の娘の店長に有給休暇をとることが出来るように交渉するが喧嘩になってしまう。
その後店長とは和解したものの労使関係のトラブルを解決する方法とその難しさを知ることになる。法律に興味をもった緋沙は「宮野」の助けを借りながらやがて店の仲間や常連さんたちの助けを借りながら不当解雇された他のお客さんの相談にのったり、会社と交渉してお客さんを助けたりするまでに成長していく…



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