「自炊の森」が本格オープン! 持ち込みメインに変更、ただし在庫本アリ

2011年01月21日 23:550

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「自炊の森」が本格オープン! 持ち込みメインに変更、ただし在庫本アリ以前プレオープンしたことをお伝えした自炊書店こと「自炊の森」が21日、グランドオープンとなった。




自炊書店「自炊の森」プレオープンレポート! 店内のマンガ/同人誌を自分でデータ化


プレオープン時に、"店内の在庫書籍をデータ化して持ち帰ることができる"というこれまでにない自炊サービスの提供を試みた同店だが、グランドオープンにともないシステムを一新。持ち込み書籍に的を絞った「自炊スペースの時間貸し」がメインサービスとなった。

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利用料金は、スキャンブースが15分1,000円~1,500円。また、裁断を行う場合は、裁断費用として1冊50円(セルフの場合。代行は100円)がかかる。

利用の流れは、変更ナシ。これまで通り、スキャンスペースと機材を借りて自炊を行う。

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スキャンブース
裁断スペース
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本の接着用のりをとるために設置されたアイロン
厚さ7mmまでの本に対応する業務用裁断機
裁断したあとの背表紙


そして、店内に置かれていた(=自炊可能)裁断本は、「誰でも読める無料書籍」扱いに変化。その利用は来店者にゆだねられている。また、裁断本の在庫量に関してはプレオープン時と違い「縮小の可能性もある」(同店)。

今後同店は、「いろいろな方に使ってもらえるような自炊店」を目指すとのこと。特に、参考書や専門書を多く持つ学生や社会人に強くアピールするため、彼ら向けのサービスを積極的に検討していくという。

なお、物議を呼んだ法律上の解釈については、「現行法上問題なく、合法」(公式サイト内よくある質問)にあるとおり、これまでと変わらない。


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