「春だ!(アニメ新番組チェックが)一番!AV系PC自作祭り!乙編」 アキバ総研編集部

2009年04月05日 13:300

※本コンテンツはアキバ総研が制作した独自コンテンツです。また本コンテンツでは掲載するECサイト等から購入実績などに基づいて手数料をいただくことがあります。

20090405133000s.jpg「アキバ総研編集部」連載コラム第26回(文:アキバ総研担当Hokuto.K)




プロ野球が開幕したのはいいのですが、水道橋駅の大混雑を考えると素直に喜べない今日この頃です。東京ドーム周辺は野球ファン、競馬ファン、ライブ目当ての音楽ファンなどが入り乱れて時折すごいカオスになってたりするんですよね。

どうも、皆さまお元気でしょうか。先週、呑み会で今年初めて渋谷に行き、秋葉原の愛しさを再確認したHokuto.Kでございます。やっぱ俺にとっては渋谷はまだ「アウェー」のようです。

今回は、AV系PC自作ネタの乙編(後編)。乙編の「乙」には、「お疲れさん」の意味も込められていたります。

こまけぇこたぁいいんだよ!! (AA略)

というわけで早速参りましょう。あ、コンセプトとか使用パーツのおさらいは以下でお願いします。
「春だ!(アニメ新番組チェックが)一番!AV系PC自作祭り!甲編」 アキバ総研編集部


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まずは、ケースの付属品を確認し、足を取り付けます。これは結構簡単。その後、天井パネル、前面パネル、マザーボードベース、ドライブホルダといった順番で外していきます。ちなみに、前面パネルは六角ネジになっています(もちろんレンチ付属)。

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外したHDDホルダにHDDを取り付け、それをケースに戻します。作業は簡単ですが、HDDに衝撃を与えないようにやさしく取り扱いましょう。ちなみに、HDDホルダ(3.5×2基対応)はリアファン直近部分に設置されるので、冷却関連も安心でしょう。

次は、電源を取り付けます(HDDより先でもOKです)。ここは結構注意。このケースの場合、電源は、天井ファンが地面を向くように取り付けなくてはなりません(電源の下部に空気取入スペースを確保しているため)。 

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次は、光学ドライブ/2.5インチドライブ共用マウンタに取り掛かります。ここも結構簡単。SSDなどの2.5インチデバイスを先に取り付け、その上の部分に5インチデバイスを収めるといった手順です。ちなみに、2.5インチデバイスのマウント部には、振動抑制&基板面とマウンタの接触防止を目的としたワッシャーが装備されてたりします。グッジョブ^^b。

ドライブ類を取り付けたら、マウンタをケースに戻します。その際、ドライブのベゼルがフロントパネルから突き出さないように位置を調整しておくとよいです。

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と、ここでちょっと寄り道。↑の右端の画像を見て、カラーリングが気になった方、注目です。最近のドライブはブラックカラーのものが多いですよね。黒いケースが人気なんでそれに合わせるにはイイんですが、こういうシルバーやホワイトのケースにはちょっと…というかんじ。

というわけで、そんな悩みを解決するメーカー純正オプション「BZL525SHZ-S」(約3,000円)を買ってきました。今回はアキバで買いましたが、基本的にはアビーのネットショップでゲットできます。結構高めの価格設定なんで購入には勇気がいるかも…もうちょい安くしてもらえると助かるんですけどねぇアビーさん?(笑)

で、実際に取り付けてみたところ、ピッタリ(純正品だし当然か)で自然な見た目になりました。というかもはやPCというよりアンプに近いビジュアルに。逆に洗練されすぎてて散らかってる俺の部屋には不釣合いか?(苦笑) とにかく、キレイな見た目にしたい人は、このような純正ベゼルか↓右端画像のような交換用ベゼルが付属するドライブを買うと幸せになれます。

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寄り道ついでにもういっちょ。少ない5インチベイの効率的に活用するアイディアをご紹介。

ここでの使用パーツは、前回勇み足で購入したパナソニック「UJ-120」(BD読み+DVD書き対応のスリム型IDE接続ドライブ)と店員さんからもらったサイズ「コンパネ4号」(5インチベイ用多機能パネル)。

コンパネ4号(4.1号も)は、4チャンネルのファンコントローラーモジュールを取り外し、スリム光学ドライブと差し替えることができちゃうという便利アイテムだったりします。こんな良いモンをタダでもらっていいのか俺ってかんじです。また、スリムドライブ用コネクタ→IDE40ピン変換コネクタ基板も付属しているのでお得ですね。

というわけで、コンパネ4号などを利用すると、光学ドライブ機能しかなかった1基の5インチベイにカードリーダー機能・ファンコン機能・各種ポートを追加できます。ケーブル類も大量に付いてきますし、ベイ数が少ないケースにはマジで便利だと思います(※またベタ褒めですがサイズの回し者ではないですよw)。

ただ、プラスチック製のため、見た目が安っぽい点とマニュアルがついてこない点には気をつけましょう。

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さて、本題に戻ります。次は、マザーボードにCPU、CPUクーラー、メモリを取り付けます。クーラーが純正品でない場合はグリスも塗ります。注意点は、CPUクーラーの電源ケーブルの取り付け忘れやメモリの装着スロット間違いでしょうか。かなり重要な部分なんで、マザーの説明書を熟読するか「CPUクーラー 電源供給」「メモリ デュアルチャンネル スロット」あたりでググってみてください。

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で、マザーをマザーボードベースに取り付けます。取り付け後は、ビデオカードや拡張カード(今回は無し)を装着/固定し、マザー側の各コネクタと各種デバイスをケーブルで接続します。マザーをさかさまに設置するタイプのケースなので、たぶんここが一番の難関だと思います。

ま ず、先にケースに収めてあるドライブ類へ各ケーブル(SATAケーブルとか電源ケーブルとか)を装着しておきましょう。そのケーブル類とマザーに取り付けるべき電源ケーブル(メイン20+4とか田型4とか)をケース中央付近に集め、マザーをケースの上に置いたら中央部にあるフレー ムの下をくぐらせる(ベースごとさかさまになるため)ようにマザーへつなぎます。場所によってはマザーをさかさまにしないと届かないケーブルも出てくるので、その場合はマザーベースの片側を浮かせた状態で接続します。

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マザーベースをケースに収めたらほぼ完成。各種パネルを戻す前に試運転をしてみて、各デバイスの動作を確認しておきましょう。内部スペースがあまりないケースなので、CPUクーラーのファンにケーブルが絡んでしまっていたというようなミスが考えられるのでしっかりとチェックしておくことをオススメします。

動作確認が終わったら、パネルを戻して完成。お疲れ様です。

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というわけで、完成したマシンの上に約10kgの24インチ液晶を載せてみました。15kgまでの荷重に耐えられるということで安定感はバッチリ。PC本体・モニタ・キーボードに占有されるスペースが本体分のスペースだけで済むので、部屋が狭い自分にはすごく助かります。これ1台でネット・ブルーレイ/DVD/CD・地デジ(※後ほど空きスロットにキャプチャを組み込む予定)と幅広く活用できますしね。780GだったらPCゲームやオンラインゲームも大抵のものはプレイできるでしょう。


最後に、ブルーレイソフト(「マクロスF」ブルーレイ版)を再生してみました。


…キレイすぎワロタwww 線1本1本がくっきりで(中略)バルキリーとかコックピット内のディスプレイとかメカの描き込み具合が(さらに中略)シェリル!ランカ!オズマ!アルト!うしろうしろ!(以下略)


アッー! もうブルーレイじゃないと満足できない体になりそうです。なんというか、CCさくらのブルーレイBOXに手を出してしまいそうと言えばわかりやすいでしょうか。それはともかく、冬アニメの録画ファイル消化と春アニメ録画予約がまだ終わっていないという現実とそろそろ向き合わねばなりません。ヤバイ、ヤバすぎる!


「なんとかなるよ!絶対、大丈夫だよ!」


…ちょっとブルーレイBOX買ってくる!



akiba20071123-hokuto.k.jpg■筆者紹介(アキバ総研担当者より)

名前:Hokuto.K 生年:1984年(25歳)

アキバ総研担当者。PC・ホビー・イベントと多岐に渡る属性を持つ、自称「アキバ系ハイブリッドおたく」。趣味=アキバ探索=仕事な仕事依存症。マイベストアニメトップ3は「フリクリ」「カウボーイビバップ」「桜蘭高校ホスト部」(順不同)で好物は酒類全般とラーメン二郎/富士丸(旧○二郎)。最近のお気に入りは、部屋掃除。いやー、いろんなお宝が出てくる出てくる(笑)


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