「Core i7」発売！　920（約3.2万円）/940（約6.3万円）/965 Extreme Edition（約11.4万円）

16日（日）0時、Intelの新型CPU「Core i7」の発売が解禁となり、秋葉原のPCパーツショップでは深夜販売も行われた。

Intelの新型CPU「Core i7（コアアイセブン）」は、インテル初のネイティブクアッドコア（4コア/1ダイ）を採用した新型のクアッドコアCPU。新たにメモリコントローラをCPU側に内蔵したほか、Pentium 4で採用されたHyper-Threading Technologyにも対応しており、最大で8スレッドの同時処理をサポートしたのが特徴となっている。

また、ソケットも従来のLGA775からより高密度化されたLGA1366に変更され、FSBも高速なQPI（QuickPath Interconnect）と呼ばれるシリアルバスに切り替わった。このほか、CPU内のキャッシュ構造が従来の2レベルから3レベルへと変更されたほか、CPUの発熱に余裕があるとき自動的にオーバークロックする「Turbo Boost」と呼ばれる新機能を搭載する。

今回発売になった新型クアッドコアCPUは3モデル。ローエンドモデルに位置付けられる動作クロック2.66GHzの「Core i7 920」と、ミドルレンジモデルの2.93GHzの「Core i7 940」、ハイエンドモデルとなる3.20GHzの「Core i7 Extreme  965」の3タイプ。各製品の主な違いは以下のとおり（動作クロック/L3キャッシュ/メモリ/TDP/QPI）。

「Core i7-920」　2.66GHz/8MB/DDR3-800or1067/130W/4.8GT/sec
「Core i7-940」　2.93GHz/8MB/DDR3-800or1067/130W/4.8GT/sec
「Core i7-965 Extreme Edition」　3.20GHz/8MB/DDR3-800or1067（ロックなし）/130W/6.4GT/sec


このほか、以前の記事も参照していただきたい。
→「Core i7」の動作デモが一斉開始！　予価提示や各社X58搭載マザーも続々と

▼ Intel「Core i7-920」 ▼

▼ Intel「Core i7-940」 ▼

▼ Intel「Core i7-965 Extreme Edition」 ▼

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