「GeForce GTS 450」が一斉発売！　1万円台前半のミドルクラスGPU

NVIDIAの新型GPU「GeForce GTS 450」を搭載したビデオカードが発売された。



「GeForce GTS 450」は、GTSシリーズ初のDirectX 11に対応（Fermiベースのコア採用）した、ミドルクラスのGPU。モデルナンバーではGTX 460とGTS 250の中間に位置づけられ、性能面ではGTS 250の置き換えモデルとなっている。

主なスペックは、CUDAコア数が192基、コアクロックが783MHz、メモリクロックが1,804MHz（データレート3,608MHz）。搭載メモリは GDDR5で、インターフェイスが１92bit。メモリ容量は1GBがラインアップされている。電源は6ピン×1系統になり、最大消費電力は106W。モニタ出力端子はMini HDMI×１/DVI×2。

今回発売となったGeForce GTS 450搭載ビデオカードは、Palit、玄人志向、EVGA、GIGABYTEなど。ラインアップは、オーバークロックモデル、オリジナルクーラー搭載モデル、複数のモニタ出力端子を搭載するモデルとバリエーション豊富で、初回入荷分としては珍しい、多種多様なモデルが登場している。

その中でも注目は、Palitから発売されたロープロファイル対応のGeForce GTS 450カード。標準モデルのクロックをそのままに、本体サイズを2スロット仕様のロープロファイルに対応させたモデルだ。クーラーには、後部にファンとブラケット側に排気口を備えた外排気タイプを搭載している。電源は6ピン×１。

このほか、各社からはオーバークロックモデルも同時登場。とくにPalitからは、コア930MHz/メモリ4,000MHzまで引き上げたモデルも登場している。

今回登場したビデオカードの実売価格は約12,000円（標準モデル）～15,000円（OCモデル）となっており、クロックが高いOCモデルでも、1万円台中盤で購入できる製品が多い。

なお、ドスパラでは、コア930MHz/メモリ4,000MHzの製品のデモを実施中。FFベンチを稼動させたマシンを店頭で確認可能だ。

主な取り扱い店と販売価格は以下のとおり。

Palit「NE5S4500F0601」

Palit「NE5S4500FHD01」

Palit「NE5S450SF1101」

Palit「NE5S450HF1101」

EVGA「GeForce GTS 450 1024MB」（型番：01G-P3-1450）

玄人志向「GF-GTS450-E1GHD」

玄人志向「GF-GTS450-E1GHD」

GIGABYTE「GV-N450-1GI」

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