「ファミコン世代」(35-44歳)のゲームに関する意識が明らかに! 端末1位は携帯電話

2010年08月25日 18:450

※本コンテンツはアキバ総研が制作した独自コンテンツです。また本コンテンツでは掲載するECサイト等から購入実績などに基づいて手数料をいただくことがあります。

25日、東京工芸大学による「ファミコン世代のゲームに関する意識調査」の調査結果が発表された。



この調査は、小学生から高校生の頃にファミリーコンピュータで遊んだことのある35歳~44歳の男女を「ファミコン世代」と定義し、携帯電話によるインターネットリサーチで集計したもの。東京工芸大学では、「高機能ゲーム機や、通信機能などを使った新しいゲームフォーマットが展開される昨今、ファミコン世代がどのようにコンピュータゲームと関わっているかを探るべく、意識調査を行いました」としている。

調査期間は2010年8月11日~2010年8月13日で、調査地域は全国。有効回答数は1,000(有効回答母数から1,000サンプルを抽出)。

以下、調査結果。

東京工芸大学調べ


20100825184500.jpg
akiba20100825-g01.jpg

現在もコンピュータゲームで遊んでいるかどうか
akiba20100825-g02.jpg
akiba20100825-g03.jpg
akiba20100825-g04.jpg
現在遊んでいるゲーム端末
現在ゲームをプレイする場所
ゲームに費やす時間(1日あたり)


・現在もっとも遊ばれている端末は「携帯電話」
・ニンテンドーDSシリーズは、男性より女性に人気
・ファミコン世代がゲームを楽しむのは自宅が中心(8割超は「自宅のリビング」)
・1日あたりゲームに費やす時間は、平均65分
・「気分転換」「コミュニケーション」など、ゲームをする理由は男女で差がある

akiba20100825-g05.jpg
akiba20100825-g06.jpg
akiba20100825-g07.jpg
ゲームをする理由
ひさびさにプレイしたいゲーム
これまでゲームをやっていて役立ったこと
akiba20100825-g08.jpg
akiba20100825-g09.jpg
役立ったゲームタイトル
シリアスゲーム(教育や医療も主目的とするゲーム)のプレイ経験有無


・人気は、「スーパーマリオブラザーズ」「テトリス」「ドンキーコング」
・男性1位「スーパーマリオブラザーズ」 49.4%、女性1位「テトリス」 55.6%
・男性は「ゼビウス」「ドラゴンクエスト」「プロ野球ファミリースタジアム」「グラディウス」も強く支持
・ゲームで、「友人が増えた」「反射神経が鍛えられた」「歴史に詳しくなった」

akiba20100825-g10.jpg
akiba20100825-g11.jpg
akiba20100825-g12.jpg
シリアスゲームで実践してほしいこと
今後、市場の牽引役になると思うジャンル
「ポケモン ブラック/ホワイト」を購入するかどうか


・シリアスゲームに「認知症の防止」を希望、5割弱
・シリアスゲームに「育児能力向上や児童虐待防止」を希望、2割
・今後の市場牽引役予想、男性は「3Dゲーム」、女性は「カジュアルゲーム」
・「ポケットモンスター ブラック・ホワイト」の購入意向、40代では2割強


なお、詳しい調査結果は以下のページで公開されている。
http://www.t-kougei.ac.jp/guide/release/


ログイン/会員登録をしてこのニュースにコメントしよう!

※記事中に記載の税込価格については記事掲載時のものとなります。税率の変更にともない、変更される場合がありますのでご注意ください。