25周年となる「ワンフェス2010夏」が開催! ディーラーのジャンル別配置を廃止

2010年07月25日 22:000

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25周年となる「ワンフェス2010夏」が開催! ディーラーのジャンル別配置を廃止「ワンダーフェスティバル2010[夏]」が、7月25日(日)に千葉・幕張メッセで開催された。



ワンフェスこと「ワンダーフェスティバル」は、全国からガレージキットディーラーが一斉に集まり、原型製作者自らがガレージキット、フィギュア、模型、ドールなどの展示・販売を行うという造形物の総合イベント。プロとアマチュアの垣根を越えて開催されるのが特徴で、世界最大級のホビー系イベントとして知られている。ちなみに、ここ数回の総参加者数は4万人超となっている。


幕張メッセ移転後3回目の開催となる今回は、約1,900のディーラー(企業出展含む)が登場。2008[夏]のエスカレーター事故後、会場内の安全性をより重視したブース配置や「開場ダッシュ」「ディーラーダッシュ」を防ぐためのルール/措置("開場後10分間は各ホール間の移動禁止"=通路封鎖&警備員配置)を行ってきたが、今回は"ジャンルごとによるブロック分け配置"を廃止。これにより、参加ディーラーが完全にシャッフルされて配置されるため、特定ブロックへの人気集中の緩和が見込めるという。

実際、会場内がもっとも混雑する一般入場開始(10時)後すぐの時間帯は、シャッフル配置の効果が現れ、10分間移動禁止措置とあいまって、ダッシュを見る回数も徐々に減ってきているように思えた。また、ホール間移動解禁後も、8ホール(企業)を除き、極端に人が集まるホールは見られなかった。このほか、どのホールにいっても「玩具・中古トイ系」ディーラー(以前はDブロックに集中配置されていた)を目にすることが多くなったようにも感じた。

25周年記念企画関連では、入場者全員を対象とした抽選会「WF25 わんふぇすくじ」を実施。ガイドブックについた抽選券により、エヴァ自転車やフィギュア各種など豪華景品がプレゼントされた。また、記念のディーラー懇親会には、実行委員長の宮脇修一氏(海洋堂 代表取締役)、創設者の旧ゼネプロ・武田康廣氏(ガイナックス 統括本部長)をはじめ、浅井真紀氏、ボーメ氏、山口勝久氏といった人気造型師も参加したという。


以下、速報版として会場で撮影した写真数点をご紹介しよう。なお、各エリア毎の詳細レポートは後日掲載する予定。お楽しみに!

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