「GeForce GTX 465」搭載ビデオカードが一斉発売！　5社5モデル、3万円台

NVIDIA製の新型GPU「GeForce GTX 465」を搭載したビデオカードが6月1日、一斉発売となった。



「GeForce GTX 465」は、GeForce GTX 470の下位モデルとなるミドルレンジクラスのGPU。先に発売された上位モデルと同様、40nmの製造プロセスや、DirectX 11の対応、3D映像の表示機能などをサポートしている。

主な仕様は、CUDAコアが352基、コアクロックが607MHz、CUDAコアクロックが1215MHz。対応メモリがGDDR5 1024MB（インターフェイス幅256bit）で、メモリークロックは3206MHz。GTX 470からCUDAコア数やメモリインターフェイスなどが減少され、上位モデルより15Wほど低い消費電力200Wとなっている。補助電源コネクタは6ピン×2。

今回発売されたGeForce GTX 465搭載ビデオカードは、ZOTAC、玄人志向、GALAXY、Inno3D、Palitの5製品。いずれも、搭載メモリや各種クロックは標準モデルと共通しており、各製品の主な違いはオリジナルクーラーの採用やモニタ出力端子構成となっている。

オリジナルファンを採用するのは、Palit、玄人志向、GALAXYの3製品で、Palitは2スロット占有型の2連ファン仕様、玄人志向はGALAXY製と同じ開閉式ファンを備えた「風神」を搭載している。モニタ出力端子は標準モデルと同じHDMI×1/DVI×2で、Palitのみそれに加えてDisplayPort×1を搭載している。

ちなみに、今回発売されたリファレンス仕様と見られる製品は、ZOTACとInno3Dの2モデルとなっており、カードには2スロットを占有する黒いカバーで覆われた外排気タイプのクーラーを備えている。

主な販売店と価格は以下のとおり。

Palit「NE5TX465F1002-N1001」

玄人志向「GF-GTX465-E1GHD/SP」

ZOTAC「ZT-40301-10P」

GALAXY「GF PGTX465/1024D5 FUJIN」

Inno3D「N465-1DDN-D5DW」

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