MSI「Big Bang-Fuzion」発売! RadeonとGeForceの同時使用で性能アップ

2010年01月16日 23:550

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MSI「Big Bang-Fuzion」発売! RadeonとGeForceの同時使用で性能アップAMDとNVIDIAなど異なるGPUメーカーのビデオカードを用いてもマルチGPU環境を構築できる、P55チップセット搭載のLGA1156対応マザーボード「Big Bang-Fuzion」がMSIより発売となった。実売価格は約40,000円。



MSI「Big Bang-Fuzion」は、Lucid社のブリッジチップ「Hydra 200」を搭載することで、GPUメーカー/GPUの世代、関係なくビデオカードを2枚使ったマルチGPU環境を構築できる、ゲーマー向けハイエンドマザーボード。異なる種類のビデオカードを組み合わせることで、(単一メーカー/同世代マルチGPU環境に比べて)よりパフォーマンスアップが図れるのが特徴だ。

GPUの組合わせは、NVIDIA GeForce+GeForceの「N-mode」、AMD ATI Radeon HD+ATI Radeon HDの「A-mode」、NVIDIA GeForce +AMD ATI Radeon HDの「X-mode」の3つで、それぞれ対応OSは、X-modeがWindows 7(32bit/64bit)、N-modeとA-modeがWindows 7/Vista(いずれも32bit/64bit)となっている。

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Lucid社のブリッジチップ「Hydra 200」こと、「Lucid Hydra Engine」 
マルチGPU「Lucid Hydra Engine」が有効になる組み合わせ。ドライバによって対応するビデオカードが異なり、パフォーマンスも変わってくるという。Radeo HD 5000シリーズに対応するドライバ(ver 1.4.106)、比較的いいパフォーマンスが残せるというドライバ(ver 1.3.105)など


マザーボードの基本性能に関しては、2009年12月発売の下位モデル「Big Bang-Trinergy」と同じ。全てのコンデンサに長寿命のポリマータンタルコンデンサ「Hi-C CAPポリマーコンデンサ」を採用、60フェーズ相当(物理15フェーズ)の高効率電源回路「DrMOS」を搭載するなど耐久性の高い仕上がりになっている。

このほか、オーバークロック機能として、有機ELを備えたOCコントロール・モニタリングパネル「OCダッシュボード」や、ボタン一発で自動オーバークロックができる「OC Genie」を搭載するほか、「EAX Advanced HD 5.0」と「THX」の両方に対応するMSIオリジナルサウンドカード「Quantum Wave オーディオカード」なども付属している。

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OCダッシュボード Quantum Wave オーディオカード  


主な仕様は、拡張スロットがPCI Express x16×3(x16+x16+x0/x16+x8+x8)、PCI Express x1×2、PCI×2。オンボードデバイスがデュアルギガビットLAN、8chサウンド、SATA×10、eSATA×2、IEEE1394、USBなど。対応メモリはDDR3-2300(OC)/2133(OC)/2000(OC)/1800(OC)/1600(OC)/1333/1066/800(4スロット最大16GB)となっている。

なお、すでにお伝えしているとおり、16日(土)にはソフマップ 秋葉原リユース総合館やツクモeX.、OVERCLOCK WORKSでこの新マザーボードを使った体験イベントを実施。Radeon HD 5000/4000シリーズとGeForce GTX 200シリーズのビデオカードとを組合わせたデモや製品解説が行なわれた。

OVERCLOCK WORKSで行なわれたイベントでは、今後の展開をほのめかすような場面もあり、今回搭載された「Lucid Hydra Engine」が下位モデルのマザーボードにも搭載される可能性があることを示唆した。

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(左)ソフマップ 秋葉原リユース総合館。マザーボードの展示とデモ機を設置。X-modeで構成されたデモ機を使ってベンチマークソフト「3DMARK」を起動し、動作模様をアピールした 
(中・右)HYDRAのコントロールパネルで設定しておくと、ベンチマークソフト動作時に実行時の動作モードがモニタ画面左上に表示される


価格は、ソフマップ 秋葉原リユース総合館とT-ZONE PC DIY SHOPで38,480円、ツクモeX.とドスパラ 秋葉原本店とパソコンショップ アークで39,800円。


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