スリムデスクトップ型のインテル製NASキットが登場! HDD4台搭載可能

2009年11月27日 18:000

※本コンテンツはアキバ総研が制作した独自コンテンツです。また本コンテンツでは掲載するECサイト等から購入実績などに基づいて手数料をいただくことがあります。

Intel製のNASキット「Entry Storage System SS4200-E」が新発売となった。


「Entry Storage System SS4200-E」は、Mini-ITXマザーよりも一回り大きいマザーボードを搭載したNASキット。NASキットとしては珍しいPC風(Intel Architectureベース)の構成を採用しているのが特徴で、CPUに「Celeron M 420(1.6GHz)」、チップセットに「945GZ+ICH7R」、メモリにDDR2 512MBを搭載している。

筐体は、スリム型デスクトップのようなデザインで、サイズは406(幅)×122(高さ)×336(奥行き)mmと、NASキットとしては大きめ。HDDは最大4台取り付け可能で、最大容量は4TB(1TB×4台)。内蔵したHDDはRAID 1/0+1/5も構築可能となっている。

ソフトウェアには、EMC社「lifeline」らしきOSが採用されており、ファイルサーバーや各種マルチメディアサーバ(DLNA)機能を搭載。また、各種設定はウェブブラウザから操作可能で、画面表示は日本語にも対応している。そのほか、マイクロソフト社の家庭用サーバーソフト「Windows Home Server」のインストールが可能な点もポイントだろう(同製品のウェブページには、インストール方法が紹介されている)。

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主な仕様が、PCI Express x1×1(Debug Port※詳細不明)、ギガビットLAN(Intel 82573E)、eSATA×2(リア)、USB×4(フロント×2/リア×2)。搭載ファンは70mm角×2(厚さ15mm)で、電源は容量250W。フロントには、HDDアクセス用LEDやLAN用のLEDなども搭載されている。なお、IDE接続のPQI製DOM(Disk On Module)にOS/Firmwareなどがインストールされていると見られる。

ディスプレイ用端子などは非搭載となっているが、USB接続のモニタを使用すれば、Intel ArchitectureベースのSOHO/ホームサーバが手軽に構築可能だ。

価格は、パソコンハウス東映で29,800円。


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