速攻ゲームレビュー三へ(`Д´)ノ 「塊魂TRIBUTE」

2009年07月27日 21:300

※本コンテンツはアキバ総研が制作した独自コンテンツです。また本コンテンツでは掲載するECサイト等から購入実績などに基づいて手数料をいただくことがあります。

katamari_00.jpgこんばんは(´ー`)ノ ご無沙汰しております、AS(アキバ総研スタッフのS)です。


この記事をご覧になっている方はお気づきでしょうが、このたびアキバ総研にゲーム情報やレビューをご紹介する「ゲーム」カテゴリが新設されることになりました。

「ゲーム」カテゴリでは、おもに家庭用ゲーム機の新作ソフト紹介や販売・予約ランキング、ゲームコラムなどを掲載していく予定です。

「速攻ゲームレビュー三へ(`Д´)ノ」と題したこのコラムでは、私が購入した新作ソフトの簡単なファーストインプレッションレビューをお届けしていきます。

タイトルに「速攻」とあるとおり、発売後なるべく早めに(発売日から1週間以内を目安に)掲載する予定ですので、購入を迷っている方の参考になれば幸いです(´ー`)

第1回目となる今回は、7月23日にバンダイナムコゲームスから発売されたPS3用アクションゲーム「塊魂TRIBUTE」をご紹介します。

塊魂TRIBUTE
(発売日:2009年7月23日 対応機種:PLAYSTATION 3 ジャンル:アクション メーカー:バンダイナムコゲームス)

今回ご紹介する『塊魂TRIBUTE』は、いろいろなモノがくっつく“塊”を転がして、ステージ上に散らばっているさまざまなモノや人を巻き込みながら大きくしていくアクションゲーム『塊魂』シリーズの最新作です。

今作では、基本的なゲームシステムはそのままに、PS3のコントローラを振ることでジャンプができる「王子ホッピング」や、周囲のモノを吸い込んで“塊”にくっつけるアイテム「ハート」といった新ギミックのほか、移動速度が大幅にアップする「塊ドライブ」モードなどが追加されています。

また、グラフィックもシリーズ初となるフルHD(1080p)解像度に対応したほか、色鉛筆で描いた絵本のような新しいタッチ・木目調タッチ・コミック風タッチなど、バリエーション豊かなビジュアルが用意されているなど、まさに『塊魂』シリーズの集大成的な作品となっています。

なお、私自身は友だちがPS2版の『みんな大好き塊魂』をプレイしているのを見たことがあるくらいで、プレイするのは今回のPS3版『塊魂TRIBUTE』が初めて。ここでは、そんな『塊魂』初心者がプレイした感想をお届けしていきます。

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ゲームの目的は、「“塊”を転がしてモノを巻き込み、大きくする」だけ。複雑なルールを覚える必要もなく、誰でも手軽に楽しめます ヾ(´ー`)ノ"三○

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新たに「王子ホッピング(ジャンプ)」が可能になったことで障害物に引っかかることが少なくなり、よりスムーズ&気持ちよく転がすことが可能になりました(『塊魂』フリークの友人談)

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絵本のようなタッチ・木目調タッチ・コミック風タッチなど、バリエーション豊かなグラフィックも大きな魅力です


さて、ゲームをプレイして、まずビックリしたのがシンプルなゲームシステム。『塊魂』が「“塊”を転がして大きくしていくゲーム」ということは事前に知っていましたが、ゲーム中にやることは本当に“塊”を転がすことだけ。最近、凝ったシステムを採用したゲームばかりプレイをしていた私には、とても新鮮に感じました。

シンプルとはいえ、“塊”に巻き込めるモノは“塊”のサイズに比例するというルールがあるため、最初は小さなモノしか巻き込めませんが、だんだん“塊”が大きくなるにつれて、それまで障害物でしかなかった大きなモノを巻き込めるようになっていく充実感・達成感は、ほかのゲームでは味わえないものです。

この「“塊”に巻き込めるモノは“塊”のサイズに比例する」というルールはゲーム性にも大きく影響しており、ハイスコアを目指そうとすると、ステージ上に配置されたモノをどんなルートで巻き込んでいくかが重要になってきます。適当に転がしているだけでも楽しいですが、自分なりの攻略ルートを作って大きな“塊”を目指してみるのもまた面白いものです(´ー`)

「シンプルだから単純」ではなく、「わかりやすいけど奥が深い」ゲーム性に昇華しているのは、さすがといったところでしょうか。

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ハイスコアを目指す(より大きな“塊”を作る)には、どんなルートでモノを巻き込んでいくかが重要になってきます。やり込み派の方は、自分なりのベストルートを構築するのも面白いでしょう (´ー`)


また、各ステージには「“塊”を指定された大きさにする」、「指定時間内に特定のモノを巻き込む」といった課題(ルール)が30以上用意されており、バリエーション豊かなゲーム展開が楽しめます。

さらに、移動速度が大幅にアップするレースゲームのような新モード「塊ドライブ」や、2人で対戦や協力プレイが楽しめる「対戦課題・協力課題」も搭載されているので、友だちと時にはアツく、時にはのんびりとプレイすることが可能です。

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新モードの「塊ドライブ」。移動速度が大幅にアップするため、まるでレースゲームをプレイしているかのような疾走感が味わえます (゚∀゚)=3 個人的には今作イチオシのゲームモードです

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2人で“塊”の大きさを競ったり、特定のアイテムを奪い合う対戦プレイや、協力して“塊”を転がしていく協力プレイも搭載。ルールがシンプルなだけに、ついアツくなってしまいます へ(#`ー´)人(`ー´#)へ


そして、ゲーム性の高さとともに『塊魂』シリーズの人気を支えているのが、有名アーティストたちが歌うボーカル付き(!)BGM。今作では、松崎しげる氏やスキマスイッチの大橋卓弥氏、リア・ディゾンさんなど豪華な面々が参加しています。

いずれも、「とりあえず注目を集めるために有名アーティストの曲を採用してみました」的なものではなく、『塊魂TRIBUTE』の個性的な世界観にマッチしたクオリティーの高い楽曲ばかり。耳当たりのいいBGMを聴きながら“塊”を転がしていると、知らず知らずのうちに口ずさんでいるような、そんなステキ音楽たちも本作の大きな魅力といえるでしょう。

以上、簡単に『塊魂TRIBUTE』をご紹介してきましたが、複雑なシステムのゲームに食傷ぎみな方や、短時間で手軽に「ゲームを遊んだ!」という充実感を味わいたい方、『塊魂』シリーズ独特の世界観にビビッと来た方は、ぜひプレイしてみてはいかがでしょうか? (´ー`)


(C)2003-2009 NBGI

■筆者紹介
名前:AS(アキバ総研スタッフのS)

アクションからRPG、ネットゲームまで、気になるゲームソフトはとりあえず買ってみる散財系ゲーオタ。最近のフェイバリットゲームは「BLAZBLUE」、「餓狼 MARK OF THE WOLVES」、「初音ミク -Project DIVA-」、「ストリートファイターIV」、「ロロナのアトリエ」、「ドラゴンクエストIX 星空の守り人」など。座右の銘は「迷ったら買っとけ」。


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