「エグゾプライマル」試遊レポート! さまざまな機能のスーツを着こなして、恐竜が闊歩する未来の地球でサバイバル!【東京ゲームショウ2022特集】

2022年09月18日 15:310

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世界最大規模のゲーム見本市「東京ゲームショウ2022」が2022年9月15日から9月18日にかけて開催されている。

千葉県にある幕張メッセでは、2022年9月15日から18日にかけて「東京ゲームショウ2022」が開催されている。新型コロナウイルス感染症の拡大により会場がオンラインになって以来、3年ぶりの現地開催となった。大小さまざまなゲームメーカーが出展し、初日からにぎわいを見せている。

 

本稿では、カプコンブースで試遊できた「エグゾプライマル」のプレイレポートをお届けする。

 

 

「エグゾプライマル」は、「チーム対戦型マッシヴアクション」と銘打たれた完全新作。

西暦2040年。恐竜の群れが突如現れる現象「恐竜災害」によって世界中が甚大な被害を受け、人類が存続の危機に立たされている地球が舞台だ。プレイヤーは人類が開発した強化外骨格「エグゾスーツ」を身にまとい、「エグゾファイター」として恐竜被害から人々を守ることになる。

 

 

今回の試遊では、本作の基礎的な動きを試せる「トレーニング」と、2つのチームに分かれてミッションの達成速度を競う「ディノサバイバル」を遊ぶことができた。

 

最初に遊べたトレーニングモードでは、用意されていた5種類のエグゾスーツをひと通り試した。エグゾスーツには、大別すると攻撃向きの「アサルト」、防御向きの「タンク」、回復役の「サポート」がある。

 

 

アサルトには、「デッドアイ」と「ゼファー」、「バラ―ジュ」の3種のスーツがある。デッドアイは銃を使った中~遠距離型。ゼファーは格闘戦に特化したスピードタイプで、バラ―ジュはグレネードをばらまいて爆発や炎上効果で戦う火力タイプになっている。

 

 

タンクには「ロードブロック」、サポートには「ウィッチドクター」のスーツが用意されていた。ロードブロックは、耐久力にすぐれた重量スーツを身にまとい、巨大な盾で敵から仲間を守る囮役。ウィッチドクターは、自分や味方を回復、さらに性能の強化も可能な後方支援タイプだ。

 

 

本作ではアサルト、タンク、サポートの役割分担が重要で、対戦で勝つにはチームワークが欠かせない。アサルトだけでは防御も回復もできないし、タンクだけでは火力が低く、サポートだけではろくに戦えない。トレーニングを通して、各エグゾスーツをバランスよく取り入れるのが基本のようだ。

 

個人的には、無難に遊ぶならアサルトがちょうどいいと感じた。タンクやサポートはチームを守る生命線なので、なるべく死なないよう慎重な立ち回りが求められる。しかし、アサルトならば敵を攻撃さえすればよく、倒れてしまってもタンクやサポートが助けてくれるので、ピンチに陥っても体勢を立て直しやすい。

 

 

エグゾスーツと同じく重要なのが「ドミネーター」。プレイヤーを導くAIの「リヴァイアサン」からもらえる特殊装備「リグ」の一種で、これを使うと大型恐竜を呼び出し、意のままに操ることができる。今回使えたのはティラノサウルスとトリケラトプスの2種だ。

 

 

どちらも体当たりや噛みつきといった専用技が用意されており、ヒットさせた相手を吹き飛ばせる。攻撃力も高く、タンク系のエグゾスーツを着ている敵以外はあっという間に倒せるほどだ。

ただし、ドミネーターの使用には制限がある。恐竜の体力か制限時間がゼロになるとその場で強制退場してしまう。Yボタン(Xbox準拠)を長押しすると、任意のタイミングで呼び出しを解除できる。

 

トレーニングが終わると、あらかじめ決められていたメンバーでディノサバイバルに挑むことに。

ディノサバイバルでは、プレイヤーたちは5人ずつの2チームに分かれ、AIであるリヴァイアサンの指示に従いながら恐竜を倒していく。相手よりも早くゴールにたどり着いた側が勝利だ。

 

 

タンクやサポートは誰かがやってくれるだろうと思い、筆者はアサルト系のひとつであるデッドアイを選んだところ、アサルト4名、サポート1名というタンク不在の編成に。ひとまずそのまま流れで進んでいったのだが、これがまずかった。

 

 

「ラプトル」という小柄の恐竜が大挙して押し寄せてきたために、メンバー全員が一瞬でその波に飲み込まれてしまう。仲間が散り散りになったことで敵を思うように倒せず、序盤から相手チームにどんどん離される。ちなみに、小型の恐竜にもいくつかタイプがあり、近づくと自爆する「ガス・ネオソー」、遠距離からこちらを狙い撃ちしてくる「スナイパー・ネオソー」なども確認できた。

 

 


途中で筆者がロードブロックになってタンク役を買って出たが、緒戦でつけられた差がなかなか埋められない。しばらくは先行する敵チームを追いかけることになった。

せん滅系のミッションに続いてVTOL機の防衛をこなすと、最後にデータキーの護衛が提示された。四角い形のデータキーを目的地まで運んでいくのが目的だ。

 

このまま終わるかと思いきや、目的地付近の通りで敵チームと遭遇。互いに目的地は同じだったようで、ここから対人戦になった。恐竜がほぼいないので、盾役のロードブロックから再びデッドアイに切り替え、目の前の敵を片っ端から攻撃。どうせ負けるなら派手にやろうという思いだったが、直接戦闘ではこちらが押しているようで、開き切った差がどんどん縮んでいく。

 

 

相手チームがトリケラトプスを召喚してからは再び劣勢になっていき、最終的に筆者チームは負けてしまった。とはいえ恐竜の大群の掃討や、対象の護衛、敵チームとくり広げる対人戦といった、さまざまなミッションが詰め込まれたディノサバイバルは、展開が速いために最初から最後まで刺激的だった。

 

スーツや恐竜など、おそらく製品版ではさらに数が増えることが予想される。

それらをいかに使いこなせるかが、勝利の鍵となりそうだ。

 
【ゲーム情報】

■エグゾプライマル

対応機種 :PlayStation 5/PlayStation 4/Xbox Series X|S/Xbox One/Steam

発売日 :2023年予定

ジャンル :チーム対戦型マッシブアクション

プレイ人数 :1~10人

発売・販売 :株式会社カプコン

CERO :審査予定

 

©CAPCOM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.

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