【最新ガンプラ】「機動戦士ガンダム 水星の魔女」PROLOGUE、9/4(日)配信記念レビュー! 「HG 1/144 ガンダムルブリス」は、飾って眺めてよし、ガシガシ遊んでよしの超スグレものキットだ!

2022年08月29日 18:270

※本コンテンツはアキバ総研が制作した独自コンテンツです。また本コンテンツでは掲載するECサイト等から購入実績などに基づいて手数料をいただくことがあります。

2022年10月スタートの新作アニメ「機動戦士ガンダム 水星の魔女」。その前日譚「PROLOGUE」が9月4日(日)よりWeb配信スタートします。というわけで今回、アキバ総研では劇中で活躍するモビルスーツの最新ガンプラをレビュー!

2022年10月スタートの新作アニメは、話題作、期待の続編などが大量に出そろい、近年まれにみる盛り上がりが予測されますが、その中でもとりわけ大作オーラを放っているのが、「機動戦士ガンダム 水星の魔女」です。

本作は「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」以来、5年ぶりのTVシリーズ新作であり、シリーズ初の女性主人公、学園が舞台、放送開始前からPARCOとのタイアップなど数多くのトピックがアニメファンを騒然とさせています。

 

そんな本作ですが、これまた「ガンダムシリーズ」初の試みとして、TVシリーズ本編開始前にイベントにて前日譚「PROLOGUE」を上映。リアルなSF描写やシリアスなストーリー、そして劇場アニメ顔負けの手描きのメカニック描写などが視聴者の度肝を抜いています。

そして、9月4日(日)より「PROLOGUE」のWeb配信がスタート!

 

TV放送スタートに向けて、ますます「水星の魔女」熱が高まっていくことは必至。

ということで、アキバ総研は「PROLOGUE」に登場するモビルスーツのガンプラをレビューします!

 

今回は「水星の魔女」の物語の鍵を握ると思われる「HG 1/144 ガンダムルブリス」を紹介しましょう。

HG 1/144 ガンダムルブリス

 

オックス・アース・コーポレーションが開発した試作MSの「ガンダムルブリス」は、ガンビットと呼ばれる群体兵器システムを搭載。

革新的な技術「GUND(ガンド)フォーマット」を採用したモビルスーツ「GUND-ARM(ガンドアーム)」のひとつです。「GUND」とは義肢などに使用される身体拡張技術のことで、義肢を操るように操縦できることで高い戦闘能力を獲得したモビルスーツが「GUND-ARM」──「ガンダム」、というのが本作の基本情報。

 

そんな革新的な存在であるガンダムルブリスのプラモデル。はたしてどんなキットになっているのでしょうか!?

まずは箱からチェック!

 

白を基調にしたパッケージが、これまでのガンプラとは一線を画しています。

 

説明書も清潔感あふれる仕上がり。組み立て図も色付けされており、プラモ初心者には嬉しいところ。

 

ランナーはこの通り。大小あわせて7枚のランナーにシールが付属。

 

HGガンダムルブリスの特徴が、このシェルユニット。プラパーツを金型から射出する際に、フィルムに印刷されたデザインをパーツ表面に転写するインモールド成型という技術が使われており、透明な外装の奥から発光するという劇中の演出を再現してくれます。

 

というわけで、さっそくストレートに組み立ててみましょう!

 

ガンダムとしては珍しいピンクの配色が特徴。メリハリの効いたマッシブな体型が力強くありつつ、曲面が女性っぽさを感じさせるというほかのガンダムにはない印象を与えます。

キットはポリキャップレスで、プラパーツのみで構成。取り外しの容易なシェルユニットのみABS素材なので、塗装派の方にも嬉しい仕様です。

組み立て自体も非常にお手軽。HG(ハイグレード)らしいギミックのこだわりと、EG(エントリーグレ-ド)的な省エネスタイルのアプローチを思わせる個所もあったりと、これまでのガンプラでつちかわわれたものが高い次元でまとめあげられてる印象を受けました。

 

バックパックの情報量がすごいことになっています。装甲の隙間からちらりと見え隠れする導力パイプ的なディテールが、メカ心をくすぐります。

合わせ目は基本的にモールドとして処理されるか、パーツを重ねて見えないようになっているので、ストレートに組むだけでも大満足な仕上がり!

 

胸周辺のデザインに顕著なのですが、幾重にもパーツが重なり、非常に情報量が多い印象を受けるのですが、実は少ないパーツで構成されており、デザインとパーツ分割の妙に感心せざるを得ません。

 

頭部の分割もお見事で、合わせ目はやはりモールドとして処理されているほか、カメラアイ、バルカン周りも別パーツ化。頭部中央にはクリアパーツも配されて、これまた情報量がすごいことになっています。

それでいてパーツ数自体は少なく、組み立てはシンプルです。

 

そして胸部のシェルユニットはこんな感じ。

 

光が当たると、クリアパーツの下からパネルラインが浮かび上がります。

 

インモールド成型によるパーツのほかに、クリアパーツの裏側からシールを貼り付けるタイプのシェルユニットにも差し替えることが可能なのですが、そちらは非発光状態を再現しているということで、ちょっと色が沈んでいる印象です。

シチュエーションを想像しつつ、お好みで付け替えるのもありですね。シェルユニットは簡単に取り外すことが可能です。

 

まるで人体のようにしなやかに可動するボディ!

それでは可動範囲をチェック!

 

腕は肩アーマーを跳ね上げることで、90°強まで上げることができます。

 

腕は前後へある程度スイングすることが可能。

 

肘関節は一軸ですが、けっこう深く折り曲げることができます。

 

胸部と腹部の間で前後屈伸が可能。

 

さらに上半身を左右にロールさせることもできます。

 

首の根元と頭部と首の接続部の2か所が稼働するので、かなり大きく顔を上下させることができます。左右の回転も非常にスムーズ。

 

開脚はこのくらい。脚の接地性が非常に高いので、バランスよく立たせることができます。

 

片足立ちも問題なし!

 

膝立ちも余裕!

 

正座で反省ポーズもできちゃいます。(こんな格好は劇中でしてませんが……)

 

特徴的な武装!

続いて、ガンダムルブリスの武装をチェックしてみましょう!

 

ガンダムルブリスを特徴づけているのが、「ビットステイヴ」という武装です。

 

劇中では、このビットステイヴがギュンギュン飛び回り、オールレンジ攻撃をかましてました。おそらく最初からビット兵器を使いこなす主役ガンダムは、ルブリスが初じゃないでしょうか。

 

このガンビットがドッキングすることで、「コンポジットガンビットシールド」という盾を形成します。

 

きれいに各パーツが組み合わさっています。

 

携行武器の「レシーバーガン」と、「コンポジットガンビットシールド」を装備した状態がこちら。

 

銃器と盾、というガンダムらしいスタイルになります。

 

キットにはビーム刃のエフェクトパーツもついてくるので、このように戦闘シーンを再現することができます。

 

高機動形態のビットオンフォーム

エフェクトパーツ付きのガンに、ビット兵器になるシールドと、すでに盛り盛りなHGガンダムルブリスですが、まだまだ紹介は終わりません!

 

なんとビットステイヴを、バックパックに装着することで、機動性を向上させた「ビットオンフォーム」。レシーバーガンに装着することで、「ガンビットライフル」を再現することができてしまうのです。

 

 

いかにも強力なビームが撃てそうなガンビットライフルです。

 

バックパックおよび、リアスカートにビットステイヴを装着して、「ビットオンフォーム」が完成。これまた、いかにも機動性が高そうな印象になります。

 

ガンビットライフルをバックパックにマウントすることも可能。

 

機動性にスペックを全振り! そんなピーキーな設定のガンダムルブリスは、まさにロマンの塊ですね。

全体に無駄のないデザインもあって、ただ眺めて、活躍を脳内で妄想しているだけでご飯3杯くらいいけそうです。

 

股間部分に3ミリの軸穴があるので、スタンドに接続させてディスプレイすると、より劇中の活躍イメージに近くなります。アニメでは宇宙空間での戦闘が描かれるということで、宙に浮いている姿が似合っています。

 

ありったけのスタンドを持ち寄って、オールレンジ攻撃を再現!

 

一斉射!

 

腕の可動が非常に優秀なので、背中にマウントされているビームサーベルのグリップまで腕をのばすことができます。

 

サーベル部分はクリアブルーの別パーツが用意されています。

 

自分だけのディスプレイに挑戦しよう!

それではいろいろなポーズを取らせてみましょう。

 

シールドを構えて、敵の攻撃を防御!

 

定番の狙い撃ちポーズ!

 

腰をかがめて身を隠す!

 

ライバル機のベギルベウと並べてディスプレイしてもいいですね。

 

TVアニメ放送開始までの1か月、プラモデルを作りながらどんな物語が展開するのか思いをはせてみてはいかがでしょうか!?

 

「HG 1/144 ベギルベウ」レビューもあわせてお楽しみください!

【商品情報】

■HG 1/144 ガンダムルブリス

・発売中

・価格:1,760円(税込)

・対象年齢:8才以上

・メーカー:BANDAI SPIRITS

 

ガンダムシリーズ最新作『機動戦士ガンダム 水星の魔女』に先駆けて発進!!本編の前日譚「PROLOGUE」で活躍する2機のMSがひと足早く登場!!

 

・シェルユニットはインモールドパーツとクリアパーツの選択式。インモールドパーツは胸部のシェルユニットの輝きを表現し発光状態を、クリアパーツは非発光状態を再現できる。

・シールドは7つのビットステイヴに分離し、バックパック及びレシーバーガンへ接続可能。

・レシーバーガンには巨大なビーム刃のエフェクトパーツを取り付けることが可能。

・こだわりのパーツ分割により、組み立てるだけでカラフルな仕上がり。

 

<付属品>

・ビームサーベル×2

・レシーバーガン×1

・シールド×1

・シェルユニットクリアパーツ×1式

・ビームブレイド用エフェクトパーツ×1

・ジョイントパーツ×1

・シール×1

 

©創通・サンライズ・MBS

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機動戦士ガンダム 水星の魔女 Season1

機動戦士ガンダム 水星の魔女 Season1

放送日: 2022年10月2日~2023年1月8日   制作会社: サンライズ
キャスト: 市ノ瀬加那、Lynn、阿座上洋平、花江夏樹、古川慎、宮本侑芽、白石晴香、富田美憂、内田直哉、斧アツシ、金尾哲夫、勝生真沙子、小宮和枝、沢海陽子、斉藤貴美子、花輪英司、大塚剛央、高田憂希、広瀬ゆうき、山根綺、佐藤元、能登麻美子、榎木淳弥、畠中祐、KENN、天﨑滉平、稲垣好、島袋美由利
(C) 創通・サンライズ・MBS

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