マッドハウスが総力をあげて名作漫画に挑む!「金の国 水の国」アニメーション映画化決定

2022年06月23日 07:000

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人気漫画「金の国 水の国」のアニメーション映画化が発表された。

岩本ナオ初のアニメーション映画化! ティザービジュアルを公開


各界から注目を集めるランキング「このマンガがすごい!」。1位に輝いた作品は書店から飛ぶように売れるというこのランキングで、岩本ナオさんは2017年(「金の国 水の国」)・2018年(「マロニエ王国の七人の騎士」)と連続して、異なる作品で1位(オンナ編)を獲得した唯一の作家だ。


「金の国 水の国」の舞台は、ある時代のどこかにあり、隣り合う仲の悪い2つの国。A国の姫であるサーラとB国の青年・ナランバヤルが偶然出会い、国の未来のために“夫婦役”を演じているうち、恋に落ちる物語を描く。


各コミックレビューでは「登場人物が魅力的」「独特な世界観に惹き込まれる」と、確かな構成力に圧倒される声にくわえ、「おもしろい! きゅんきゅんする! いやされる! なける! 全てを兼ね備えた美しい物語」「気分が晴れやかになる」「ストレスが洗い流されるよう」など、読後感に浸る口コミが広がり、発行部数は単巻コミックスながら40万部超え。名作として今も部数を伸ばしている。

新感覚の読後感にくわえ、ファンを虜にする岩本世界の魅力として、緻密な描き込み、ありそうでない絶対無二の世界観がある。ページ見開きで表現されるその壮大な世界観を「カラーで見たい」「この雄大な世界でキャラクターが動いている様子が見てみたい」と、映像化を期待する声が多数寄せられていた。

■ティザービジュアル
幻想的な月夜、橋の上で出会う男女は、主人公のナランバヤルとサーラ。ナランバヤルがサーラを呼び止めようと声をかけたのか、サーラはハッとしたように振り返らんとしている瞬間がとらえられ、ここから何かが始まりそうな予感だ。



原作の印象的なシーンからインスピレーションを受け、描き起こされた本ビジュアル。目にした岩本さんは、「このシーンにカラーを付けたことはなかったのですが、きれいな色使いがすごく神秘的で物語の世界観がよく表れていると思いました。ナランバヤルとサーラの動きと表情にも、何かが始まりそうな躍動感があり、映画の完成が一層楽しみになりました」と喜びをあらわにした。


ナランバヤルは猫を肩に乗せ、サーラは犬を大事そうに抱き抱えている。この動物たちは物語にどう絡んでいくのか、この橋の上でナランバヤルは、サーラに何と言葉を掛けているのだろう?

■ストーリー
敵対する2つの国。決して出会うはずがなかった、おっとり王女サーラとお調子者の建築士ナランバヤル。
国の未来のため、突如“夫婦役”を演じることになってしまった2人は、自分でも気づかぬうちに、恋に落ちてしまう。
国をも動かす2人の禁断の恋、その先にある、誰も見たことのない奇跡とは――。

制作はマッドハウス!「カードキャプターさくら」「ダイヤのA」などの豪華クリエイターが集結


満を持しての映像化のために集まったのは、ベテランから急成長の若手注目株まで豪華なクリエイター陣。監督は、見る者をうならせる確かな演出力でオファーが引きも切らない渡邉こと乃さん。「ちはやふる」「俺物語‼」で頭角を現し、若手ならではのみずみずしい感性と勢いで作品をけん引する。脚本は「HUGっと!プリキュア」のシリーズ構成ほか、ドラマ「コウノドリ」「マッサン」で心の機微を丁寧に表現し、エモーショナルな感動を作り上げる名手・坪田文さんが担当する。


そしてアニメーション制作は、「サマーウォーズ」や「ちはやふる」などで知られ、常に世界を熱狂させるアニメーション制作会社・マッドハウス。ハリウッドにも多くのファンを持つ川尻善昭さん、「NANA」「ちはやふる」「カードキャプターさくら」など多くの作品で監督を歴任してきた浅香守生さん、「ダイヤのA」「若おかみは小学生!」で高い評価を得る増原光幸さんなど、マッドハウスのスタークリエイターが集まった。盤石の布陣が心血を注ぎ、新たな名作がここに誕生する。


初めての映像化を聞いた岩本さんは喜びを爆発させ、監督やキャラクターデザイナーとの打合せにも協力的な姿勢で参加。アフレコで動く自身のキャラクターを初めて目の当たりにし、アニメーターの力量に感心しきりで、「自分が紙の上に描いた人物たちがスクリーンの中で動いたり喋ったりしている姿を見れるのを楽しみにしてます」とコメントを寄せた。


【作品情報】
■アニメーション映画「金の国 水の国」
原作:岩本ナオ「金の国 水の国」(小学館フラワーコミックスαスペシャル刊)
監督:渡邉こと乃
脚本:坪田文
アニメーション制作:マッドハウス
アニメーションスーパーバイザー:増原光幸
製作幹事:日本テレビ放送網


配給:ワーナー・ブラザース映画

公式サイト: kinnokuni-mizunokuni-movie.jp
公式Twitter: @kinmizu_movie #金の国水の国


©岩本ナオ/小学館
©「金の国 水の国」製作委員会

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