Joy-Conを使って気軽にスポーツ! バレーやテニスなど6種のスポーツが楽しめる「Nintendo Switch Sports」をレビュー!

2022年05月10日 11:000
Joy-Conを使って気軽にスポーツ! バレーやテニスなど6種のスポーツが楽しめる「Nintendo Switch Sports」をレビュー!

2022年4月29日に、Switch向けゲーム「Nintendo Switch Sports」が発売された。自宅で手軽にスポーツができることで好評を博した、前作「Wii Sports」の流れをくむ続編でもある。今回は、そんな「Nintendo Switch Sports」のレビューをお届け。収録されている種目やその内容、遊んでみた所感などを解説していく。

Joy-Conを振って直感的な操作で遊べるお手軽さ



本作に実装されている種目は6つ。おなじみの「ボウリング」「チャンバラ」「テニス」に加え、「バレーボール」「バドミントン」「サッカー」が新たに登場した。



バレーボールではレシーブ時にJoy-Conを下に構え、テニスではスマッシュを打つときにJoy-Conを振り下ろす。本作では各種目の実際の動きをゲーム中で再現している。直感的でわかりやすいだけでなく、初めて遊ぶ種目では一連の動きをチュートリアルで教えてくれるので、予備知識がなくてもすぐに楽しめる。試合中は自分のキャラクターが自動で動いてくれるため、こちらはラケットやボールの操作に集中できるのもありがたい。


今回のレビューに当たり、筆者は本作をひとしきり遊んだ後、家に呼んだ友だちひとりと一緒に改めて遊んだのだが、その際、初プレイである彼にはチュートリアルが用意されていたのも印象深かった。ユーザーごとに、未経験の種目を判別しているのだ。本作を初めて遊ぶ人への説明が省けるので、家に集まったらすぐにゲームを始められるし、Joy-Conによる直感的な操作も覚えやすい。こうしたシンプルさは、幅広い世代が楽しめるゲームを作り続ける任天堂だからではないだろうか。


サッカー以外の種目はJoy-Con1本で楽しめる。もう片方を別の人におすそ分ければ、どこでも協力や対戦ができる


各種目は数分もあれば試合の決着がつくため、ちょっとした時間に軽めの運動をしたいときは最適だ。筆者は日頃あまりスポーツをするほうではないが、それでも6つの種目をひと通り遊んでも余裕はあった。なお、CPUの強さは「ふつう」、「つよい」、「とてもつよい」とわかれており、プレイヤーの腕前に合わせて自由にカスタマイズできる。試合の時間は短くとも、CPUの強さを変えてより強い相手に挑むことも可能だ。



任天堂の同じフィットネス系ゲームでいうと、2019年に発売された「リングフィットアドベンチャー」が話題になった。あちらは簡単な運動から筋力トレーニングまで幅広い遊び方に対応していたが、こちらはサクッと遊ぶことに特化した、よりカジュアルな作風に思える。


以下では、それぞれの種目に焦点を置いて解説していく。カッコの中にある対応人数はオフライン時のものだ。

バレーボール(対応人数:1~4人)


ボールを受け止める「レシーブ」、受け止められたボールを空中へ打ち上げる「トス」、打ちあがったボールを相手のコートに叩き込む「スパイク」で構成されたスポーツ。2対2のチーム戦で行われる。基本的にはレシーブ→トス→スパイクの順に操作し、相手のスパイクに対しては「ブロック」で対応する。



適切なタイミングでレシーブやトスを決めるとボールの軌跡が色を帯び、スパイク時の弾速が強化。そのため、いかに仲間と息を合わせて動けるかが重要になる。CPUと組めば安心だが、チームワークの難しさや楽しさを味わうなら、やはりほかのプレイヤーとの協力をオススメしたい。最初はダメでも協力していれば連帯感が生まれるし、タイミングをつかんでくると連携がどんどん楽しくなる。


この「タイミング」もあってか、協力する意味が最も大きい種目は、個人的にこのバレーボールだった。ちなみに、技の入力タイミングに応じて「遅い」や「早い」といったアドバイスも画面に表示されるため、慣れるのに時間はかからないだろう。

バドミントン(対応人数:1~2人)


「シャトル」という専用のボールを使う、高速の打ち合いが魅力のスポーツ。本作に現在収録されている種目の中でも、運動量は特に多い。毎秒Joy-Conを振っているかのような感覚で、一瞬でも気を抜くと返ってきたシャトルを見逃してしまう。



Joy-Conを振り下ろすように放つスマッシュの応酬のほか、下から打つことで山なりの軌道を描けるのがミソ。スマッシュの打ち合いにそっと混ぜるだけでも、相手からすると相当なプレッシャーになる。瞬く間に展開する試合のなかで、相手の一手がスマッシュかそれ以外かを判断し、対応する。スピード感を求める人には特にオススメの種目だ。

ボウリング(対応人数:1~4人)


球を投げ、「レーン」という直線の奥に置かれた10本のピンをいくつ倒せるかで競い合う種目。1回の挑戦につき2回まで球を投げることができ、1回ですべてのピンを倒せば「ストライク」、2回で済ませると「スペア」となる。


投げる位置や角度は自由に変えられる


球を投げる直前にJoy-Conをひねることで、任意の方向にカーブをかけることが可能。斜めに並んだピンをまとめて倒すときにはとくに有効だ。ただ、カーブの強弱はJoy-Conをひねる強さに直結しているため、狙った軌道を描くにはそれなりに慣れがいる。カーブを狙って外したら恥ずかしいが、成功したときの達成感も大きい。

サッカー(対応人数:1~4人)

 

ボールを蹴って相手のゴールに入れるスポーツ。1対1、4対4に加えて、フリー練習やシュート対決も収録されている。本作のサッカーでは、ボールが身の丈以上の大きさになっているのが特徴だ。さらに、ほかの種目と違って、サッカーではJoy-Conを2本使うほか、プレイヤーが自分でキャラクターを移動させる。移動にはスティックを使うが、蹴る際はJoy-Conを任意の方向に振る。

 

 

チームの位置を確認しつつ、ドリブルをしたりパスを出したりするのはふつうのサッカーと変わらない。重要なのは「ダッシュ」で、一時的に速く移動することができるが、スタミナを消費するため乱用はできないという欠点がある。ボールをただ追いかけるだけでなく、競っている相手と自分の位置を見て、先取りされそうなら守備に切り替えたり、相手のスタミナ消費を見越して強気に出たりと、スタミナだけでもさまざまな駆け引きがある。

チャンバラ(対応人数:1~2人)

 

「カタナ」に見立てたJoy-Conを振るい、相手をフィールドから落とすと勝利となる。「チャンバラ」なので、競技というよりはバトルに近く、子どもの頃、木の棒を振り回すのが好きだった人にはたまらない種目だ。武器には種類があり、一撃の威力が高い「カタナ」、二刀流で戦える「ツインカタナ」、ため斬りが強力な「チャージカタナ」の3つから好きなものを選べる。

 

 

相手をフィールドから落とすための攻撃はもちろん、相手の斬撃を防ぐためのガードも重要になる。防御するには、相手が斬り込んでくる向きに対して、こちらのカタナが交差するように構える。つまり、相手と自分のカタナで×マークを作ればいい。攻撃する際は逆で、自分と相手のカタナの向きを合わせる。ローマ数字の「II」や、数式で使う「=」のような形になれば成功だ。瞬発力が問われる種目ではあるが、攻撃と防御の違いが視覚的に判別できるので、実際に遊んでみるとすぐになじんだ。

 

刀によるチャンバラだけでなく、攻撃や防御のタイミングを考えるのも本種目の醍醐味と言える。というのも、攻撃が防がれると一定時間、こちらの身動きが取れなくなってしまうため、連続でカウンターを受ける可能性があるからだ。守勢に徹し、反撃の機を探るのもよし、縦に構えてからの横斬りといったフェイントを交えて積極的に斬り込むもよし。シンプルながら駆け引きの熱い試合が楽しめる。

テニス(対応人数:1~4人)

 

同時収録されている「バドミントン」と似たスポーツで、2対2のチーム戦。こちらはコートが広く、よりダイナミックな動きで打ち合いが楽しめる。

 

 

打ち返すタイミングによってボールの軌道が変化したり、打つ瞬間にJoy-Conをひねることでボールにスピンをかけたりと、本種目にはさまざまなテクニックも盛り込まれている。特にスピンが特徴的で、Joy-Conを上向きにひねるとトップスピンになり、バウンドした球が加速する。逆に下向きひねった場合はバックスピンとなり、球が左右にバウンドすることがある。状況に応じて各スピンを使い分けられるようになると、相手にプレッシャーを与えたり、意図したバウンドで相手を誘導したりと、戦術の幅がぐっと広がるので、打ち合いがさらに楽しくなる。

 

ちなみに、打ち返すタイミングが間違っていた場合は、バドミントンと同じように遅いか早いかを教えてくれるので、腕を磨く際の参考にするといいだろう。

 

Joy-Conを使ったシンプルで直感的な操作により、初心者でも安心して楽しめる工夫が凝らされているいっぽうで、ひねりを加えることで変化する軌道やダッシュによるスタミナ管理など、プレイヤーとの協力・対戦で使えそうなテクニックも多く確認できた。任天堂のゲームらしい、幅広い世代の人が手軽に楽しめる1作だ。

(文・夏無内好)

 

【作品情報】

■Nintendo Switch Sports

ジャンル:スポーツ

対応機種:Nintendo Switch

発売日:2022年4月29日(金)

価格

・パッケージ版:5,478円(税込)

・ダウンロード版:4,300円(税込)

CERO:全年齢対象

・備考

 ※発売時、レッグバンドの対応はサッカーの一部モードのみ

 ※夏にサッカーの試合でのレッグバンド対応の無料アップデートと秋に新たにゴルフが加わる無料アップデートの予定あり

 ※パッケージ版にレッグバンドが付属

 ※「リングフィット アドベンチャー」のレッグバンドも使用可

■レッグバンド

・発売日:2022年4月29日(金)

・価格:1,100円(税込)

 

画像一覧

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