モーター&LED内蔵で動く! 光る! 正義と愛があふれる究極のトイ「DH合金 UFOロボ グレンダイザー」を遊んでみた!【泰勇気のトイ遊々記 第16回】

2022年03月24日 12:320

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声優業界イチのロボット好き声優・泰勇気が、気になる最新トイホビーを遊びつくす人気連載!

今回はアルファマックスより、2022年2月に発売されたスーパーロボット「UFOロボ グレンダイザー」のご紹介です。

同社は2018年にもDH合金 鋼鉄ジーグとパーンサロイドを発売(鋼鉄ジーグは2020年に再販も)しており、満を持しての新作発表となります。

「UFOロボ グレンダイザー」は、日本国内では1975年から放映されていたTVアニメですが、1978年にフランスで放映された際に最高視聴率100%(平均視聴率は75%)を叩き出したという有名なエピソードがあるほど、世界で愛されているロボットアニメ作品のひとつです(ちなみにイタリアでは最高視聴率80%以上、そのほかイラクやアラブ諸国でも高い人気を博したそうです)。そんなわけで、「DH合金 UFOロボ グレンダイザー」に注目しているファンも世界中にいらっしゃるのではないでしょうか。

本体の身長約28cm、本体重量約650gのボリュームに詰め込まれた魅力を見ていきたいと思います!

 

まずはパッケージ。正面にはド派手にスペースサンダーを放つグレンダイザーの写真が。

 

裏面には各種ギミックや付属品のご紹介。ポーズの例が載っています。

 

天面には腕を組むグレンダイザーと商品のロゴ。側面と底面には「UFOロボ グレンダイザー」のロゴが描かれています。

 

中には2段のブリスターパッケージが収められており、1段目には本体と一部の付属品、エフェクトパーツが。

 

2段目には専用台座とハーケンの各種パーツが入っています。
というわけでまずはグレンダイザー本体を組み立てるところから始まります。

 

頭部にとても小さな部品であるヘッドネイル(金属製)を取り付け、耳のところに角状のパーツ「ヘッドコーナー(原色)」を取り付けます。

 

丸い肩は三分割されておりそれぞれ跳ね上げることができます。一度肩の装甲を全開にし、上腕パーツ(上腕カバーと組み合わせたもの)を差し込みます。

 

さらに、前腕の向きに気を付け合わせつつ上腕に取り付けます。

 

前腕は、奥まった四角形に気をつけましょう。ディテールもたくさん入っていますね。

 

さらに手パーツを接続。

 

最後に両肩の隙間に「半月状の鎌」を差し込み、鎌の可動部分を閉じて本体に固定します。

 

これで「DH合金 UFOロボ グレンダイザー」の完成となります。大きさに見合ったディテール。ふんだんに使われているクリアパーツ。そのクリアパーツから透けて見える内部装甲と、この時点ですでに見どころいっぱい!

 

頭部周りのアップ。頭部だけでもアニメ設定にはなかったようなディテールが追加されていたり、バランスが改められていたり、それでいて誰がどう見てもグレンダイザーにしか見えない、という絶妙なアレンジが加えられています。胸部上にあるオレンジ色のインテークも新しいですね。

 

反重力ストーム放射板は、なにやらディテールが透けてみえますね。そのほか、大胆なディテールが追加されており、特にウエストが2段に分割されたことと、くびれたラインがポイントでしょうか。

 

腰部のパーツ配置やカラーリングも原作に準じていますが、形状がより複雑にアレンジされています。グリーン、レッド部分はクリアパーツで、内側にメカニックディテールが施されているのが確認できます。

 

太ももも、シンプルな円柱からさまざまな機能を想起させるディテールが施されたデザインに。

 

スネの板状のパーツは設定だとブルーなのですが、今回はつま先側とデザインを合わせたクリアレッドに変更されています。しかし、違和感はあまりありません。

 

ふくらはぎにはスラスターが配置されています。これもリアリティを追及したアレンジですね。

 

頭頂部の赤いラインもクリアレッドになっています。ここだけでなく、このグレンダイザーの赤い部分はすべてクリアレッドパーツとなっています。

 

 

 

背面にもスラスターのような造形が追加されています。グレーの部分を開くと接続スロットがあります。今後各種スペイザーが発売されるようになったら、ここにドッキングするのでしょう。グレンダイザーを発売しておいて、スペイザーがひとつも発売されないなんてこと……ありえませんよね? ね?

 


腰部後ろ側のアーマーには2つのハッチがあり、上側にはmicroUSBのポート、下側にはスタンドを取り付けるスロットがあります。下のハッチには特に爪をひっかけて開けられるというような突起がないほど、見た目が優先されているというこだわり。

 

腰部下側にもスタンドとの接続スロットがあり、向きから察するに、やはり何かしらのスペイザーの展開は念頭に置かれているものと思われます。

 

膝は、ちゃんと「曲がるメカ」らしさのあるディテールとなっています。

 

ふくらはぎには4段の分割線があります。

 

展開すると内側にそれぞれスラスターが露出します。

 

肩は一見して、分割されているとは思えないほどのまとまりのよさ。外側に黄色のスラスターが見えます。上腕も、メカニカルなディテールが追加されています。

 

前腕は、もともとみっちりとデザインのつまっている部位でしたが、ディテールの追加によりさらに密度の増したデザインとなっています。

続いて可動を見ていきましょう。

 

首は頭の付け根とボディの付け根の2か所で接続されているので、かなり柔軟に動かせます。

 

顔を大きく上に向けることができる……、ということは!? 今後の展開に期待しましょう!

 

腹部と胸部で前後に屈伸。

 

腰で若干のひねりと、左右への傾きが可能です。

 

腰部は実は8分割されています。スカートアーマー部分を大きく跳ね上げることができ、脚部の可動の妨げにならないようになっています。

 

肩アーマーが展開するので、アーマーを回転させることなく腕を前に出すことが可能。

 

水平方向から上へ持ち上げるのも、肩アーマーが跳ね上がるのでここまで可能。

 

肩は付け根で上下スイング。

 

また前方向へのスイングも可能です。

 

肩の接続軸での回転も可能です。肩アーマーもしっかり回転させられます。

 

二の腕でロール回転。

 

肘は二重関節で180°近く曲がります。

 

手首側でスナップがきくのと、指はすべての関節が可動します。

 

こんな風にピースすることもできちゃいます。

 

手首を取り外してアームブレードを前方へ展開すれば、スクリュークラッシャーパンチが完成。各ブレードを可動させることができます。

 

前後の開脚。

 

横方向への開脚。

 

太ももの上でロール回転。

 

膝は二重関節で、ふくらはぎの装甲も引き込まれるのでだいぶ深く曲がります。

 

膝アーマーは、曲げた膝に連動して展開します。

 

足先は、つま先が分割して持ち上がるほか、なかなか柔軟に可動します。

 

足裏には、大きめのジェットノズルのようなディテールがあります。

それでは可動を生かして、まずは台座なしでいくつかポーズを取らせてみましょう。

 

力強く、戦闘開始!

 

拳にはハンドビーム発射口のディテールも見えます。

 

可動域がすごいので、片膝立ちもなんのその。

 

「反重力ストーム!」

 

手首の指が全部動くので、指先による表情付けも可能です。

 

専用台座にはmicroUSBポートが備え付けられており、グレンダイザー本体への電力供給が可能です。(専用台座には、さらにUSB経由で電源を接続します。)

まず電源は取らずにスタンドとして使用して、さらにポージングに挑戦します!

 

スタンドは思いっきり飛び上がったようなポーズができるくらいの高さがあります。

 

全身の可動部を曲げて、大きく力をためているようなポーズ。

 

片方の鎌の刃を取り外し、シングルハーケン用のパーツと組み合わせることも可能。

 

刃側は磁石接続。テールバヨネット(とがっているほう)側はねじ式の取り付け方法になっています。

 

このハーケン、金属製なので結構重たいのですが、可動指でも握らせておくことができます。とはいえ、さすがに握る場所や角度によってはちょっと持ちにくいパターンもあるかもしれません。

 

ダブルハーケンの印象が強いですが、シングルハーケンだと小回りがききそうです。

 

両ハーケンで敵を切り捨て!

 

劇中で使用する回数が少なかったからこそどんな持たせ方をするのか、妄想のふくらませどころではないでしょうか!

 

もちろんダブルハーケンミッドロッドパーツを使えば、

 

ダブルハーケンにすることもできます。

 

「ダブルハーケン!」

 

先ほども申し上げましたとおりこのダブルハーケン、金属製で結構重たいのですが、それでもこうしてポーズを取らせることができます。

 

手首の保持力もがんばっていますが、肩や腕の保持力もよくがんばってくれます。

 

両手で構えるとかなり安定!

 

両手で思いきりハーケンを突き刺すグレンダイザー!

 

脚部のスラスターを展開して高速で敵に迫る!

台座は2か所で可動し、金属製の軸によるロックがかかります。

 

敵を余裕で倒し、ハーケンを担いでひと休み。

おっと! かっこよすぎていろいろなポーズを取らせてしまうところですが、今回の目玉ギミック、電飾および電動ギミックをご紹介いたしましょう!

 

microUSBコネクターもスタンドのスロットも、破損に気をつけて奥までしっかり差し込みましょう。

 

microUSBケーブルは、スタンド専用のものでなく、もちろん一般的なものでも使用できますが、端子の周りの樹脂の部分の厚みがありすぎるとスロットに入らないので注意してください。(写真右側のものは厚みがありすぎて入りません)

 

それでは……電源スイッチ……。

 

オン!! おお!! 光った!!!

頭部と胸部にLEDが仕込まれており、この状態で両目、コクピットにあたる口の上あたり、反重力ストーム放射板が光っております。

 

「反重力ストーーーーム!!」
さきほどのものより強力そうに見えます!

 

ライト・オンによって、胸部のクリアパーツにディテールが施されているのがわかりやすくなりました。

 

「僕は、この手で地球を守る!」

 

さらに、頭部のヘッドコーナーをクリア版のものと交換。

 

するとさらに光る部分が増します! せっかくなので、お部屋の照明を消して撮影してみました。

 

「スペースサンダー!」

頭部のヘッドネイルを「スペースサンダーエフェクト」と交換すれば、スペースサンダーの再現も可能です!

 

額が側と後頭部、2つのエフェクトパーツを取り付けてあります。

 

胸部にいたってはダブルハーケンに照りかえるほどの明るさ。

ずっとこの状態で飾りたいくらいです。

 

「くらえ!」

 

「スクリュー……

 

クラッシャー……

 

パンチ!」

ダイザーパンチも再現可能であることをお見せつつ、スクリュークラッシャーパンチにもっていったので、射出後にアームブレードを展開したことにしておいてください!

画像では伝わりにくいかと思うのですが、実はこのパンチ……前腕に仕込まれたミニモーターで回転しているのです!

 

 

エフェクトパーツと相まって「これが立体物で見たかった!」という気持ちがものすごく刺激されます!

 

 

前腕にミニモーターが内臓されているため、肘を曲げようが腕を上げようが回転させることができます。もちろんブレードを90°まで展開した状態の「クラッシャーパンチ」やブレードを展開したまま敵を殴りつける「スクリュークラッシャー」の再現も可能です。

ブレードを展開し忘れたまま電源をオンにしないように、くれぐれもご注意ください。

 

全てのエフェクトパーツを取り付けてLEDをオンにしてみました! 総力戦といった雰囲気になりましたね。

 

記事の中でも何度か触れましたが、グレンダイザーといえば各スペイザーとの合体が気になるところ。そこで一応スペイザーとの合体を想定したポーズをとらせてみました。

 

 

うむ! ここまで背中を反らせることができるのなら発売の発表を待つだけですね!! きっと!! アルファマックスさんからの公式発表を待ちましょう!

 

といったところで今回もうっかり100枚近い写真になってしまったので、今回はここまでです。

この大きさ、重さ、ギミック、ディテール、どれをとっても迫力があって大満足な一品。みなさんならどのように遊びますか?

記事でお見せしたポーズ以外にも、どんどんいろんなポーズが浮かんでくると思いますので、ぜひその手でたくさんポーズをとらせて楽しんでください!

 

 

【商品情報】

■DH合金 グレンダイザー

・発売中

・価格:36,080円(税込)

・サイズ:non スケール

・本体全長:約28cm

・形態:塗装済み合金製可動フィギュア

・素材:ダイキャスト・ABS・ナイロン・PP・PVC・PC

 

【泰勇気の出演情報】

・ゲーム「スーパーロボット大戦Z」ベガ兵役

・ NETFLIX海外ドラマ「Locke&Key」シーズン1、2配信中(タイラー役)

・ 橘猫工業「ハンドレッドエッジ」PVナレーション

・ YouTubeガンダムベースライブch川口名人のすいプラ」毎週水曜18時配信(アシスタント)


(C)永井豪/ダイナミック企画

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UFOロボ グレンダイザー

UFOロボ グレンダイザー

放送日: 1975年10月5日~1977年2月27日   制作会社: 東映アニメーション
キャスト: 富山敬、石丸博也、川島千代子、富田耕生、沢田和猫、八奈見乗児、吉田理保子、緒方賢一、銀河万丈
(C) ダイナミック企画・東映アニメーション

UFOロボ グレンダイザー対グレートマジンガー

UFOロボ グレンダイザー対グレートマジンガー

上映開始日: 1976年3月20日   制作会社: 東映アニメーション
キャスト: 富山敬、石丸博也、川島千代子、沢田和猫、八奈見乗児、柴田秀勝、富田耕生、緒方賢一
(C) ダイナミック企画・東映アニメーション

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