【昨日配信開始】「ブレイブリーデフォルト ブリリアントライツ」レビュー 「ブレイブリー」シリーズの最新作がスマホに登場 新たな光の戦士たちが描かれる!

2022年01月28日 17:000

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2022年1月27日より、スマホ向けタイトル「ブレイブリーデフォルト ブリリアントライツ」の配信が始まった。本作は、今年で10周年を迎える「ブレイブリー」シリーズを記念して開発されたRPGだ。今回は、そんな本作を実際に遊んだうえでの感想を交えつつ、概要やバトルシステムなども紹介していく。


光の戦士たちは、クリスタルを巡る壮大な旅に出る



本作の舞台となるのは「ヴェルメリオ」と呼ばれる広大な大陸。その中の「錬金の街」とも呼ばれるブラスで錬金術を学んでいたクレアのもとに、ある日調査依頼が届く。そこには、ここ最近発生している「光」の影響を調べるよう、ブラスの近郊にあるピラミッドへの調査を命じる旨が書かれていた。



仲間のスティール・フランクリンという青年を連れて現地に向かうと、クレアはそこで、冒険家のサンドラ・カサンドラと魔法学者のルーファス、妖精のルミナと出会う。サンドラとルーファスはピラミッドで発生した光によって、自分たちが住む世界からヴェルメリオ大陸にやって来たという。妖精のルミナは、クレアたち4人が大錬金術の啓示を受けたこと、世界を救う戦士に選ばれたことを伝え、彼女らを8つの希望を集めるための旅に導く。ここまでの流れが、本作のプロローグにあたる。



最初の舞台はヴェルメリオ大陸だが、本作のメインストーリーでは「ルクセンダルク」と「エクシラント」という2つの世界もからんでくる。両方とも過去の「ブレイブリー」作品で登場しており、第1作の主人公であるティズ・オーリアをはじめとする懐かしのキャラクターも、作品や時間軸の枠を超えて本作に実装されている。




「ブレイブリー」シリーズは、シナリオ面でも高い評価を得ており、アプリ版である本作にも同様の期待がかかっている。特に過去作との関連がただのクロスオーバーで終わっていないような描写が序盤から描かれ、さらにストーリーの根幹にも関わってきそうな雰囲気もある。



なお、具体的な入手方法は後ほど説明するが、本作に実装されているキャラクターたちには個別のストーリーがあるのも特徴だろう。配信されて間もないので一部のみを見ただけだが、本編の前日譚のような話もいくつか確認できた。世界観や物語をより深く理解するなら、メインストーリーを進めるかたわらでキャラストーリーにも触れていくのがオススメだ。


「ブレイブ」と「デフォルト」を用いたターン制バトル



本作のバトルはターン制。最大4人でパーティーを組み、順番が回ってくるごとに攻撃や回復といったアビリティを使って敵と戦う。さらにここに、「ブレイブ」と「デフォルト」という2つの要素が関わってくる。



ブレイブを使うと、「BP」を消費する代わりに最大3回まで追加で行動することができる。もともとの行動回数を加えれば計4回。2回ずつ攻撃と回復をしたり、4回とも攻撃を選んだりと、ブレイブを活用すれば多彩な戦術が取れるようになる。


BPをためるにはデフォルトを使う。デフォルトを選んだターン中はなにもできないが、代わりに敵から受けるダメージを抑えられる。敵の大技を受けるときなどに使えば、ブレイブへの布石と防御を同時にこなせるわけだ。


BPは前借りすることも可能で、ブレイブを使う際に必ずしもBPを1以上にする必要はない。BPがゼロでも、好きなタイミングでブレイブを3回使うことができる。ただし、その場合はBPがマイナスになってしまい、ゼロに戻るまで対象の味方は一切行動できなくなってしまう。マイナス分であればBPは毎ターンひとつずつ回復するので、仮にBPがマイナス3になった場合は3ターン動けない。



どのタイミングでブレイブやデフォルトを使うのか、BPを前借りした場合、動けないターンをどうカバーするかなどは、本作のバトルの醍醐味(だいごみ)だ。雑魚戦であればBPを前借りして畳みかけるのもいいが、ボス戦はそう早く終わるものでもないので、そこはプレイヤーの腕の見せどころとなる。


本作はオートバトルにも対応しているので、こうした駆け引きをAIにまかせることもできる。バトルスピードを上げればより快適だろう。おかげでゲームに不慣れな人でも遊びやすい。ただ、個人的にオートバトルは雑魚戦に限ったほうがいい。強敵やボスとのバトルでは1ターンの行動が勝敗を左右するため、AI任せでは不安が残る。よほど育てたキャラクターでもいないかぎり、ボス戦もオートで済ませるのは厳しいだろう。


ミスリルを使えば確実にキャラを仲間にできる



本作ではキャラクターを手に入れる方法は主に2種類ある。ひとつはガチャを回すこと、もうひとつは直接仲間にすることだ。どちらも「ミスリル」という専用のアイテムを使う。

 



特筆すべきは仲間を直接入手できる点。現状は、実装されているキャラクター全員がその対象になっている。ガチャによる運ではなく、確実にキャラクターが手に入るため、プレイヤーに対してかなりやさしい。交換レートは各2,000だが、本作を始めた際にもらえるミスリルが約4,000なので、2人までなら好きな仲間を必ず入手できるのだ。なお、この場合は対象が持っている専用武器を入手できない点は注意しておきたい。

 



ガチャは1回300、10連であれば3,000のミスリルが求められる。ここはほかのソーシャルゲームと似ているが、本作の最高レアリティである「R10」の排出率は10%と高い。ただ、キャラクターを開放できるもの以外の武器も対象なので、キャラ目当てで引くと確率の高さを実感しにくいかもしれない。



装備はガチャだけでなく、メインクエストでも手に入る。武器集めはそちらに頼り、ミスリルはキャラクターの交換用として割り切ることもできるだろう。特に、戦力に乏しい序盤で仲間を確実に手に入れられるのは大きい。

 

10周年作品と聞くとやや手が出しにくいかもしれないが、本作ではあくまでも新たな世界や主人公を中心に据えている。「ブレイブリー」シリーズを知らない人でも安心して楽しめるはずだ。


(文・夏無内好)

 

【ゲーム情報】

■ブレイブリーデフォルト ブリリアントライツ

BRAVELY DEFAULT BRILLIANT LIGHTS

対応機種:iOS / Android

ジャンル:RPG

配信日:未定

プレイ料金:基本プレイ無料(アイテム課金型)

公式Twitter:https://twitter.com/BDBL_OFFICIAL

 

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