【インタビュー＆チェキプレゼントもあるよ！】増田里紅、相良茉優、本郷里実が若女将姿で登場！　アニメ「プラオレ！～PRIDE OF ORANGE～」最終話先行上映会イベント in 志季大瀞渋谷別館”イベントレポート

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“TVアニメ「プラオレ！～PRIDE OF ORANGE～」最終話先行上映会イベント in 志季大瀞渋谷別館”が2021年12月18日、東京・渋谷のAbema Towersにて開催され、水沢愛佳役の増田里紅さん、水沢彩佳役の相良茉優さん、清瀬優役の本郷里実さんが参加した。

「プラオレ！～PRIDE OF ORANGE～」はアイスホッケーに青春をかける少女たちを描くクロスメディアコンテンツで、2021年10月よりTVアニメ「プラオレ！～PRIDE OF ORANGE～」が放送されたほか、2022年3月15日にPC/iOS/Android用ゲーム「プラオレ！～SMILE PRINCESS～」のリリースが決定している。今回のイベントではTVアニメ第11話＆第12話（最終話）の上映と、キャストによるトークショーが行われた。

イベントタイトルにある「志季大瀞（しきおおとろ）」とは、本作中に水沢愛佳と彩佳の実家として登場する旅館で、栃木県日光市に実在する「きぬの宿 志季大瀞」をモデルとしている。今回のイベントはその“渋谷別館”として、集まったファンをキャストたちがおもてなしするという趣向だ。登場した増田里紅さん、相良茉優さん、本郷里実さんの衣装は「きぬの宿 志季大瀞」で実際に着用されている作務衣（さむえ）で、初めて着用した3人からは動きやすくて過ごしやすいと大好評だ。

上映前のトークは、ファンからの事前質問に3人が答える形で進行。“愛佳とりっくん（増田さん）が成長したと思うところは？”という質問に増田さんは、「愛佳が真ん中にいながらみんなを支えるところにシンクロしながら一緒に成長できたと思う」と解答。「声優さんになって成長したのは人前で話せるようになったところかなと思います」と話していた。事務所の先輩として増田さんを見てきた相良さんは「最初はガチガチに緊張していて大丈夫かなと思ったけど、だんだん肩の力が抜けてお芝居を楽しんでいるのかなと思いました」と、増田さんのこれからにエールを送った。本郷さんは「りっくんがもともと持っていた明るさをいい意味で出せるようになって、魅力的になったと思います」。

増田里紅さん

“この場所でのこれ（食べ物など）が最高というものは？”という質問には、相良さんは質問で例としてあげられていた寒い場所でのカップラーメンに大いに共感した様子で、「冬に屋台でおでんを食べてみたい」と解答。増田さんは「ダイエット中の深夜に食べるカップラーメンのなんとも言えない背徳感が……（好き）。味噌が好きです」。本郷さんが少し目線を変えて「高いところが好きで、展望台で下が透明の床に近づいてヒュッとなるのが好き」と語ると、増田さんも「（透明な床の上で）飛び跳ねたい」と共感した様子。高いところなどでスリルのある動画企画も楽しいかも？と会話が広がっていた。

そして盛り上がったのが、本作の舞台である日光の名所・名物に関する質問だ。3人はYouTube企画などで、本作の聖地である日光を何度も訪れている。

“日光でもう一度行きたいのは？”という質問に相良さんは「中禅寺湖をゆっくり楽しみたい」、本郷さんは「私は作品に登場する場所以外の観光名所に行けていないので、エンドカードに登場するような名所を巡りたいです」、増田さんは「足尾銅山がすごく好きで、もう一度行きたいです。暗くて狭い場所が好きなんです」と語った。

相良茉優さん

“日光で一番おいしかった食べものは？”という質問には、本郷さんは“ゆばむすび”をあげ、「できたてが一番おいしいです、いち押しです」とおすすめする。相良さんは「志季大瀞は自家製の食べ物が多くて、おつまみの自家製チーズやヨーグルトがすごくおいしかったです。志季大瀞のご飯が一番おいしい！」と実家孝行？なところを見せた。増田さんは「ゆばむすびのお店の通りにあるクレープ屋さんの湯葉クレープ。パリパリですごくおいしいので食べてみてほしいです」と語り、本郷さんをうらやましがらせた。

本郷里実さん

さらにアニメ本編の上映前には、特別ゲストとして「きぬの宿 志季大瀞」の“本物”の若女将である塚原佳子さんが登場。現実の志季大瀞では宿泊するファンと宿の関係者が一緒になって、TVアニメ「プラオレ！～PRIDE OF ORANGE～」の鑑賞会をしているとのこと。塚原さんは3人の作務衣姿を見て「本当にすごくお似合いでびっくりしています。このまま働いてもらいたいぐらい」と語った。

塚原佳子さん

キャスト陣と本物の若女将が一緒に見守る上映会では、第11話と放送前の第12話（最終話）が続けて上映された。

上映を見届けた増田さんは「台詞でみんなの気持ちをひとつにしてつないでいくシーンで泣きそうになりました。第11話で愛佳ちゃんと彩佳ちゃんがお互いに感謝を伝えていて、姉妹っていいなと思いました」とコメント。相良さんは「面白かったですね！　絵がついて完成したものを今日はじめて見て、アイスホッケーを初めて観戦した時の面白さや、夢中になった気持ちがまた湧いてきました」と語り、最終話での彩佳の成長を喜んでいた。本郷さんは「11話で薫子ちゃんが優ちゃんの（釧路時代の）ストイックさも間違いじゃなかったよと言ってくれたシーンで優ちゃんが救われたようで、あのシーンがあったから第12話で依里ちゃんとも向き合えたと思います」と語っていた。リアル若女将の塚原さんも「オープニングから泣きそうになりました。私の子供もアイスホッケーをやっているのですが、試合にすごく臨場感がありました」と感極まった様子でコメント。

トーク後にはキャストとのじゃんけん大会が行われたが、こちらは最後まで勝ち残った人と同じ客室（座席エリア）の人全員に、キャスト陣のチェキがプレゼントされるというとても豪華な内容。クライマックスで登場した相良さんは「グーを出すよ！」という予告をいい笑顔であざやかに裏切って、実際に出したのは「チョキ」！ 信じたファンを大量アウトにして高笑いしていたのがハイライトだった。

ラストの挨拶では、今日集まってくれた、そして応援してくれたファンへの感謝が伝えられた。

「12話あっという間だったなと感じています。まだまだゲームもありますし、年明けにはライブもあって、みなさんを楽しませることができるようにがんばっております。今日はたくさんの方の熱意のこもった作品だと改めて感じました。これから直接感謝を伝えられる機会も増えていくと思いますので、『プラオレ！』をよろしくお願いします（本郷里実さん）」

「最後（じゃんけんで）いじわるしちゃってごめんね。みんなあんなに私のことを信じてくれて嬉しくなりました。信じてくれたみんなには何かいいことあると思います（笑）。12話をはじめて観ましたが、やっぱりいいですね！　アイスホッケーへの愛情や熱い想いがこもった作品なので、何度もじっくり見てほしいです（相良茉優さん）」

「みなさん、楽しんでいただけましたか？　すごく楽しかったですし、大勢の方と一緒に観られたことが嬉しかったです。ライブやゲームでこれからも活動していくので、よろしくお願いします！（増田里紅さん）」。

最後は会場を後にするファンたちを3人が若女将としてお見送りして、イベントは終了となった。

（取材・文：中里キリ）

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