アニメスケールの「1/460 古代ロボ ゴダイガー」(アオシマ)を知っているか? 連載初、アニメ未放映のオリジナルロボを決死の覚悟で組み立てろ!【80年代B級アニメプラモ博物誌】第12回
「いつ終わるのか?」「次こそ終わりか?」と危ぶまれつづけた当連載も、おかげさまで1年もちました。さて、そんな記念すべき連載1周年だというのに、今回のアイテムはアオシマ(青島文化教材社)さんのオリジナルデザインのロボット、「古代ロボ ゴダイガー」。300円ガンダムと同じ箱サイズ、当時価格も300円です。
一応、当連載のタイトルは「B級アニメプラモ」となっていますが、コイツは「アニメ」ではないんですよね。だって、テレビ放送も劇場公開も、ましてOVAで発売されてるわけではないからね。では、どうして取り上げたかというと、箱に「アニメスケール 130mmシリーズ」って書いてあるから。
でも、「アニメスケール」って一体どういう意味なんだろう? アニメに出てくる架空のメカではあるけど、スケールモデルのように忠実につくりましたよ……的な、メーカーの宣言のようにも聞こえる。まあ、勢いというかノリなんだろうけど、アオシマの300円サイズを代表する言葉だよね。
そして、ちゃんと「ゴダイガー」にはストーリー設定があるんだよ。箱の横にギッシリと刷られているので、落ち着いてじっくり読んでみよう。
天然ではなくて、ネタというかウケ狙いした痕跡があるよね、このストーリー設定は。この300円の「ゴダイガー」の発売は1982年3月。テレビでは「戦闘メカ ザブングル」が放送されはじめた頃だけど、まだロボットアニメに対するイメージが洗練されてなかったのかな。
あのね、ストーリー設定なんかより俺が驚いたのは、箱の横の完成画像なんですよ。普通ここには、テストショットを組み立てて塗装した写真が載るじゃないですか。不自然なポーズをとらせてまで、キットの可動スペックをアピールしますよね? ところが、写真じゃなくて絵なのよ。
▲ 次に、武器パーツ周辺。この、ガンダム的・大河原的なリアルとは明らかに異なる銃の未来感、青龍刀みたいなスーパーロボット風の剣とかねえ。80年代前半のロボットアニメ文化の混沌を、そのまま形にしたような武器類ですね
画像一覧
ログイン/会員登録をしてこのニュースにコメントしよう!
- コメント(1)
ソウキ2021/06/28 16:47
今までの連載の、キットを手に取っているかのような臨場感の高さが、今回あだになってしまわないか?とはいえ”どのくらいのモノなのか“が知れたのは有益。
関連商品
※記事中に記載の税込価格については記事掲載時のものとなります。税率の変更にともない、変更される場合がありますのでご注意ください。
- 【2023】編集部1月オススメスマホゲーム
-
カバラの伝説
12月14日配信開始!ミニゲームも充実したやり込み要素満載の自然系ファンタジーRPG
-
放置少女 for ブラウザ
操作は超簡単、フルオートバトルで放置プレイ。絆を紡いで物語を進めよう! 三国志の世界観を踏襲!
-
陰の実力者になりたくて!マスターオブガーデン
12月2日配信開始!TVアニメ「陰の実力者になりたくて!」の完全新作3DアニメーションRPG
-
Echocalypse -緋紅の神約-
獣娘×終末世界をテーマとした策略系RPG。あなたと共に戦う獣娘を集めよう!
-
ドラゴンクエストけしケシ!
「ドラけし」たちを「なぞって・そろえて・けす」お手軽パズル!「ドラけし」を集めて、育てて、冒険の書の世界の人々を助けよう!