「ガンダムSEED」の名場面をリアルに再現できちゃう「Realistic Model Series 機動戦士ガンダムSEED 1/144 HGシリーズ用 アークエンジェルカタパルトデッキ」受注締め切り間近! メガハウスに開発裏話を聞いてみた!

2021年06月14日 18:120

※本コンテンツはアキバ総研が制作した独自コンテンツです。また本コンテンツでは掲載するECサイト等から購入実績などに基づいて手数料をいただくことがあります。

劇場版新作の制作継続のニュースや新作ガンプラの発売など、TV放送開始20周年を来年に控え、ますます盛り上がる「機動戦艦ガンダムSEED」。

この熱気をさらに盛りあげるような、強力アイテムが発売決定した!

その名も、「Realistic Model Series 機動戦士ガンダムSEED 1/144 HGシリーズ用 アークエンジェルカタパルトデッキ」。主人公キラ・ヤマトらが乗り込む強襲機動特装艦「アークエンジェル」のカタパルトデッキを、1/144スケールでリアルに再現した本製品は、プラモデルのHGシリーズなど、同スケールのアイテムでジオラマ遊びが可能。アニメの名場面をさまざまな角度から再現できるということで、全ガンダムファン注目のビッグアイテムと言える。

 

そこで、今回は開発を手がけた株式会社メガハウスの安彦一民さんに、本商品の開発裏話やアピールポイントをたっぷり語っていただいた。

 

受注締め切りは6月25日23時59分ということで、残り時間はわずか。記事を読んで少しでも「ほしい!」と思った方は、迷わずポチっていただきたい。

 

 

──実物を見ると、大きさにもディテールの細かさにも圧倒されますね。これが完成品としてユーザーのもとに届くのですか?

 

安彦 塗装済み半完成キットで、最初からウェザリング彩色も入っています。届いたらちょっと組み立てるだけで簡単に仕上がります。自身で手を加えていただく所は、デカールを貼るところくらいです。MSデッキの両サイドや天井、後ろの壁などすべてのパーツを取り外せます。

 

 

 

──1パーツが大きいですね! 電力供給のケーブルもちゃんとありますね。

 

安彦 ガンプラの腰の下のジョイントのところに接続できるようになっています。

 

──出撃時のリニアカタパルトもちゃんと光りますね。

 

安彦 電飾も自分でできるという方は限られるので、これも組み立て済みのユニットの形でセットされています。スイッチで全点灯、リレー形式の発光を切り替えられます。

 

 

──これは、自分のキットを置くだけで雰囲気が出てきますね。

 

安彦 そうですね。あとは「アークエンジェル」の置く場所だけですね(笑)。

 

──今回アークエンジェルを商品化するに至った経緯を教えていただけますか。

 

安彦 このシリーズでは、最初、2016年に「ホワイトベース」を出しています。ただその時の商品はまだここまでの塗装派入っていない、プラモデル然とした仕様だったんですが、2019年のガンダム40周年の時に、リニューアルエディションとして一部金型を修正したり、塗装やマーキングを見直してホワイトベースを再発売したところ非常に評判がよかったんです。引き続き昨年には「アーガマ」を出しまして、それも非常によく売れたことや、「アークエンジェルがあったらいいな」という声がおのずと社内外からあがってきたこともありまして、開発を始めました。

ちょうど「ガンダムSEED」が20周年目前ですし、上海のららぽーとに18mのフリーダムガンダムが立ったり、G-BASEがオープンしたりと、これからも「SEED」に関するノイズが上がってくるということで、第3弾として出すタイミングとしてもいいかなと。

正確には第4弾なんですけどね。昔、「ガンダム00」放送当時に「プトレマイオス」が出てるんです。

 

──あー! 出てましたね。

 

安彦 その頃は、まだ私は在籍していなくて、いったんシリーズが途切れてしまったんですが、ガンダム40周年を機に再始動したという感じです。

 

──今回の商品は、アニメ放送当時の設定画を参考されたのでしょうか?

 

安彦 アニメのメカって作画によって解釈が変わったりして、どれが正解か決めづらいということもあり、基本設定画だけでなく、過去にモデル化された立体物なども参考にさせてもらいつつ、落とし込みをしています。また、設定画にはディテールが細かく入っていません。かと言って、これだけ大きい商品で設定画通りに作ると間延びして重厚感もなく、寂しくしまうなってしまうので、ディテールは全面的にアレンジを加えています。

 

 

──劇中だと、ストライク出撃時にストライカーパックや武器が出てきたりしましたが。

 

安彦 おまけで、ストライカーパックシステムやアクセサリーを飾れるようなホルダーがついています。

 

──劇中でやっていたシチュエーションがほぼ再現できると。

 

安彦 はい。OPで毎回流れてたストライクの出撃シーンは再現できます。アークエンジェルからの発進シーン最大の魅力というのが、光を浴びながら長いトンネルのようなリニアカタパルト間を、チューブを付けながら出撃していくというところだと思います。ここが一番のポイントなので、足元のカタパルトシャトルはスライドしますし、発光は必ず入れようと思っていました。

 

前作のアーガマやホワイトベースはカットモデルのような仕様になっていまして、外壁の片側を外して、屋根もなくして、ディスプレイモデルのようにして遊んでいただく形だったんですが、アークエンジェルの場合は、やはり暗いデッキ内で光が浮かび上がるというアニメの演出を再現したいだろうということで、両サイドの壁も屋根も作ることにしました。

 

 

企画の初期段階から、これは相当巨大なものになると予想できたので、当初は今回も右舷だけの、カットモデルのような作りにして、電飾も片側はオミットしようかなと思っていたんです。でもそうすると面白味も半減するということで、大きくなることは覚悟したうえでやってみようということになりました。やるからには、いろんなプレイバリューで楽しめるようにしようとね。

そのため、最初は1万円台くらいの価格設定だったんですが、最終的に21,780円(税込)に落ち着きました。

 

 

──大人のごっこ遊びのために、妥協をしてない感じですね。

 

安彦 おかげ様で、ようやくゴールデンウィークから受注を開始しまして、いい反響をいただいております。

普通のプラモデルって、作って飾って……で終わりなんですが、この商品は漢のロマンであるブンドド遊びの要素も入れたいという所と、あわせて視覚的な楽しみ方もできるように、外装パネルや壁、屋根なども用途に応じて外せる仕様にしています。それにあわせて、飾るガンプラを変えていただいてもいいですよね。

今はコロナの巣ごもり需要というのもあって、ガンプラ自体も非常に好調ですし、まだまだお客さんが外に遊びに行けない分、家の中でたくさん遊んでもらえたらと思います。

 

──外装の仕上がりも素晴らしいので、アークエンジェルを絡めたアニメの名場面を再現したりもできそうですね。

 

安彦 実は、本来の設定だとデッキの下のほうはもっと長くなっていますし、上部ももう少し厚みがあるんです。「ゴッドフリート」が出てきたり、「ローエングリン」がせり出してきたりもする設定なのですが、本商品はカタパルトデッキシリーズという所で、発進シークエンス遊びできるというところにフィーチャーしているということで、今回はこういう仕様になりました。お客さんからは「ここまできたら丸ごと作ってみたら」とか「もう1個買って、アークエンジェルの両舷を再現してみよう」とか、いろんなSNS上の声が聞こえてきてます。

 

 

──今後もカタパルトシリーズは続けていく?

 

安彦 そうですね。ありがたいことにこれまでに4つシリーズが出せているので、リクエストなどをうかがいつつ、続けていきたいですね。

 

──個人的には「Vガンダム」の戦艦を出してもらいたいです。

 

安彦 「リーンホースjr.」ですか?

 

──そうです! ビームラムも再現してもらいたいですね~。ちなみに、ユーザーからはどんなリクエストが届いていますか?

 

安彦 いろいろ来てるんですが、世代によって推してる作品が異なっているんですよね。でもアークエンジェルは、比較的広い世代からの支持がありましたね。登場の時のインパクトも大きかったんだと思います。

 

──だとすると、次はミネルバですかね。インパルスの分離形態を並べてみたり。

 

安彦 それもいいですね。そのほかにもいろいろ言われてます。たとえばアルビオンとか、よく聞きます。下からMSがせり上がってくる感じになるでしょうね。あとはアーガマをやったので「ネェル・アーガマ」とか。こちらは「ガンダムUC」で出てきた影響ともあると思います。

 

──ネタはまだまだ尽きなさそうですね。

 

安彦 そうですね。最近は新型コロナウイルスの影響でイベント展示ができないので、そこが残念ですね。イベント展示できると、きっと映えると思うんです。実物を見ると、きっと誰もが「おっ」と思うはずです(笑)。

 

 

──これは余談なんですが、「ガンダム」以外の戦艦ものの可能性はありますか?

 

安彦 商売ベースにさえ乗ればありだと思いますよ。SF戦艦でいうと「ナデシコ」や「Yユニット」のプラモデルは前職時代に開発した事がありますが、大きな空母や戦艦は男の子のグッとくる要素がたくさん詰まっていますよね~。

 

──戦艦ものがお好きなんですか?

 

安彦 好きというか、たまたまそういうめぐりあわせだと思うんですが。25年以上この業界にいますから、やっぱり作る機会は多いですね。男の人はいくつになってもどこかにワクワクした少年の心を持っているものだと思っています。

 

【商品情報】

■Realistic Model Series 機動戦士ガンダムSEED 1/144 HGシリーズ用 アークエンジェルカタパルトデッキ

・販売価格:21,780円(税込)

・お届け日:2021年10月発送予定

  

<商品サイズ>

リニアカタパルト格納時参考サイズ:高さ300×幅690×奥行250(約/㎜)

リニアカタパルト展開時参考サイズ:高さ300×幅760×奥行250(約/㎜)

 

<セット内容>

アークエンジェルカタパルトデッキ本体

付属品各種(MSメンテナンスベッド、補助動力ケーブル、カタパルトシャトル、ストライカーパック装備用アクセサリーほか)

専用マーキングデカール(水転写)、取扱い説明書

※単3乾電池×2本使用(別売り)

 

<商品素材>

PS 他

 

<対象年齢>

15才以上

 

<注文受付数>

おひとり様3個まで

※ご注文1回につき、1個購入可。3個購入時は3回分の手続きが必要。

 

<商品の取り扱い>

メガトレショップ、プレミアムバンダイ、ボークス、イエローサブマリン(一部店舗を除く) 限定

 

<作品名>

機動戦士ガンダムSEED

 

<発売元>

株式会社メガハウス

  

※本商品に「HGUC 1/144 GAT-X105+AQM/E-X01 エールストライクガンダム」「HG 1/144 ZGMF-X10A フリーダムガンダム」は付属いたしません。

※写真は開発中のものです。

デザイン・仕様は変更になる場合がございますのであらかじめご了承下さいませ。

※本商品は、他商品と同時にご購入いただくことはできません。

※ご注文後のキャンセルは、一切お受けできません。

※生産上の都合により、お届け日が変更となることがございます。あらかじめご了承下さい。

※本商品は準備数に限りがございます。準備数に達した場合、早期にご注文の受付を終了させていただくことがございます。

※ご要望多数の場合、お届け時期を変更し、再度受注を行うことがございます。

※本商品は海外で販売する場合がございます。 

※最新の情報・詳細は商品販売ページをご確認ください。

※準備数に達した場合、販売を終了させていただくことがあります。

※ページにアクセスした時点で販売が終了している場合があります。

※商品仕様等は予告なく変更になる場合があります。

※掲載している写真は開発中のため、実際の商品とは多少異なる場合があります。

 

(C)創通・サンライズ

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