壮絶なるボキャブラリーバトル勃発！？　ことばの連鎖が気持ちいい♪「ことばのパズル もじぴったんアンコール」の巻【つみゲ部！ 第10話】

うむ！　というわけで今日は、もじぴったんの気持ちよさと奥深さについて存分に語らせてもらいつつ、「ことばのパズル もじぴったんアンコール」で遊んでいくぞ♪

では語り始める前に、スイ、最後のトレーニングだ。「ん」で終わる６文字のことばはどうだ！

むむむ、それは盲点だった……！　しかしスイ、それしきではお前を“つみゲ部初代グランドことばマスター”に認定するワケにはいかんっ！　悔しかったら、もじぴったんで好成績をおさめてみせるんだなっ！

「ことばのパズル もじぴったんアンコール」について語る前に、まずは、「もじぴったん」シリーズの歴史から解説していくとしよう。

うむ、そのとおりだ。そんな「ことばのパズル もじぴったん」のシリーズ第1弾は、実はアーケード版なんだ。

その後、PlayStation 2で初の家庭用版が登場し、ゲームボーイアドバンス、PSP、ニンテンドーDS、Wiiと実にさまざまな機種で発売されていったんだ。

うむ！　今作は「ことばのパズル もじぴったん Wii デラックス」をベースに新たな収録語やステージが追加された作品となっているんだ。

「しんせき」か……。「シンセ」と「せき（席）」が含まれていて、連鎖が狙えることばだな！　やるじゃないか、スイっ！

おやすいご用だっ！　ちなみに「ルール」には「ルー」ということばが含まれているので連鎖が狙えるぞっ！

では話を戻そう。「もじぴったん」の基本ルールは、画面の左の「えらぶくん」の中から「もじブロック」を選んで空いているマスに置き、2文字以上のことばを作っていくというものだ。

そのとおり。ことばが成立しないマスにはもじブロックは置けないので要注意だ。

ナイス質問だっ！

連鎖は、「もじぴったん」を語るうえでは欠かせない要素だ。そして「ようそ」には「よう（用）」と「うそ（嘘）」が含まれているぞっ！

もじぴったんにおける連鎖とは、同時に複数のことばができることを指すんだ。たとえば「ゆうちよう」ということばがあったとする。その先頭のマスに「し」の文字を置くと、「しゆうちよう」となるな。

これによって「しゅ（種）」「しゅう（州）」「しゅうち（羞恥）」「しゅうちょう（酋長）」という4つのことばが一気に完成するわけだ！　これすなわち、大連鎖だっ！

ちなみに「やゆよ」や「つ」などの文字は、大文字だけではなく小文字としても扱うので覚えておこう。

うむ。自分の狙い通りに連鎖を起こしたり、はたまた予想外の連鎖が巻き起こったりという、ひらめきと偶然が生み出す気持ちよさが、「もじぴったん」の醍醐味だな！

うむうむ。なにせ「もじぴったんアンコール」には、なんと13万語以上のことばが収録されているからな！　遊びながら知らないことばに触れて、自然と語彙力アップにつながっていくという、ためになる側面もあるゲームと言えるだろう。

（むむむ、悔しいがスイの言う通り、私は新しいことばに若干疎い……。「もじぴったん」をプレイして早急に学ばなければ……！）

うむ！　ちなみに「みたい」には「みた（三田）」と「たい（鯛）」が含まれているな！　ゆま、2連鎖だっ！

「ことばのパズル もじぴったんアンコール」には「ひとりでパズル」と「対戦」という2つのプレイモードが用意されている。そこで、まずは「ひとりでパズル」で遊んでもらおう！

「ひとりでパズル」の目的は、「すべてのマスをうめろ」「3文字以上の言葉を10コ作れ」など、ステージごとに設定されたクリア条件を達成することだ。中には制限時間があるステージもあるぞ。

うむ。本作には、初心者向けから上級者向けまで幅広く、なんと800ステージ以上が収録されているんだ。なかには一般募集で採用された「ユーザーステージ」や、「アイドルマスター」や「塊魂」などの人気ゲームとのコラボステージもあるぞ♪

というわけで、さっそくゆまにプレイしてもらおう。ステージは、「練習ステージ」の「いちばん」だ！

初手から連鎖とは、やるな、ゆま……！

なっ！？　「おいき（老い木）」だとっ！？

おおっ、4分以上を残してのクリアか！　初プレイだというのに、偶然、見知らぬことばを作り出し、さらに時間も大きく残してクリアするとは……。“つみゲ部初代グランドことばマスター”の称号は、スイではなくゆまに決まりかもしれんな！

ふっふっふ、相変わらずの勘のよさだな、スイ♪　これはステージをクリアするともらえる、もじくんの自慢のアイテムだ。ゲットしたコレクションは、メニューにある「もじくんコレクション」から、いつでも閲覧することができるぞ♪

ちなみにステージクリア後は、プレイ中に作った言葉を見ることができるんだ！　じっくり見返してみると、自分でも思わぬことばができていた、というような発見があって、なかなか面白いぞ♪

うむ！　では次は、スイとゆまで「対戦」を遊んでもらうとしよう！　言わずもがな、勝負に勝った方が……。