【サイン入りグッズをプレゼント!】声だけでなく、表情や口の開き方も収録! リアルな3DCG表現とロボットと人間の心温まるドラマに注目のアニメ「エデン」、サラ役・高野麻里佳インタビュー!

2021年05月27日 18:150

※本コンテンツはアキバ総研が制作した独自コンテンツです。また本コンテンツでは掲載するECサイト等から購入実績などに基づいて手数料をいただくことがあります。

Netflixオリジナルアニメシリーズ「エデン」が、2021年5月27日(木)より全世界独占配信されている。

「エデン」は、何千年もの未来を描いたSFファンタジーシリーズ。

人間が姿を消した、緑豊かな、ロボットだけが生活する世界「エデン3」に暮らす2体の農業用ロボットは、禁じられた古代神話の存在である「人間」の女の子の赤ちゃんと出会う。そこからロボットの教義に疑問を抱き始めた2体のロボットは、エデンの外で「サラ」と名付けられた女の子をひそかに育て始める。

やがて、サラは「エデン3」の謎に迫っていく……。

SFファンタジーでありつつ家族の愛が描かれる本作は、非常に見ごたえのある作品に仕上がっている。そんな本作について、主人公・サラを演じる高野麻里佳さんにいろいろと語っていただいた!

 

 

氷上恭子演じたA37は、「本当のお母さんみたいだった!」

ーー本作の収録は、かなり前に行われたそうですね。

 

高野 2017年くらいにガイドとなるプレスコでの収録をしたあと、2018年くらいに改めて全4話のアフレコをしたので、今は「やっと世に出るのか!」と楽しみな気持ちです。

 

ーーストーリーの第一印象は、いかがでしたか?

 

高野 最初にあらすじを知ったときは、ロボットアニメでSFモノということだったので、難しい言葉がどんどん出てきたらどうしようと思っていたのですが、そんなにSF的に難しいお話ではなくて、人間の心情に寄り添った温かくてハートフルな世界観だったので親近感が湧きました。テーマは大きいのですが、親しみやすい作品だなと思いました。

 

ーー確かに、そこまで「SF作品!」という感じはしませんでした。

 

高野 そうなんですよ。子供でも見やすい、温かな作品になっていると思いますし、ロボットってかわいいなと思いました(笑)。いろいろなロボットが出てきますけど、サラの周りにいるロボットは愛着が湧きますよね! お父さんとお母さんもそうですけど、やさしくて発言も面白いんですよ!

 

 

ーー今回の収録はほかのキャストと一緒に録ったのでしょうか?

 

高野 最初の収録がコロナ禍前の2017年なので揃って収録ができたんですけど、普通の収録ではなくプレスコで、画がない中で収録をしました。しかも私の顔の前にカメラを置いて、口の形や表情を撮っていて、それを映像の参考にするということだったので、特殊な収録だと思いました。

 

ーー少し恥ずかしいですよね(笑)。

 

高野 そうなんですよー!! でも最終的な画になったとき、(サラが)すごく表情豊かで細かな演技をしてくれていたので、そのどこかに私の表情が生かされているのかな?と思いました(笑)。

 

ーー役者同士のかけ合いはいかがでしたか?

 

高野 朗読劇やドラマCDを録るような感覚でかけ合いはできたのですが、私だけ人間ということもあって、ロボットとの距離感を図るのが難しかったです。

 

唯一の人間であるサラだけは、ほかのキャラクターとの距離感を意識して、セリフのトーンが下がったり上がったりするんです。でもロボットのキャラって、大多数に向けて一定のテンポで話す感じなので、自分の距離感は合っているのかな?って不安に思う時がありました。ただ、ロボットのキャストの皆さんは頼もしい方ばかりなので、自分も感情はしっかり入れて演じることはできたかなと思います。

 

 

ーーサラはロボットに育てられますが、本当のお母さんみたいな感じでしたね。

 

高野 そうなんですよ! A37(CV.氷上恭子)は私の実際のお母さんを想起させるようなロボットでした(笑)。おっちょこちょいで心配性で、あたふたしているシーンは、お母さんにそっくりだなと思いました。

 

最終的にいろいろなことが起こるし、ロボットなので感情というものは全部プログラムなんだろうか……って思うんですけど、サラに宿っている感情は本当だし、ロボットの表情もすごく生き生きとしていたので、視聴者としては寂しさを感じないような作りになっていたのかなと思います。

 

ーー人間がひとりとは思えない世界でしたよね。

 

高野 サラは、孤独も感じていたみたいなんですけどね。

 



「エデン」は何度見ても楽しめる作品!

ーー今回は、赤ちゃんから大人まで、さまざまな年代のサラを演じられましたが、どんなことを心がけられましたか?

 

高野 ロボットに育てられたというのがわからないほど、サラって普通の女の子なんです。喜怒哀楽ははっきりしているし、お父さんお母さんに対して怒ったりイライラしたりもするし、家族だからこそ見せる表情というものをちゃんと見せてくれるんです。だから普通の少女として演じることができたと思っています。

 

ーー赤ちゃん時代から大人の時代まで、時間が一気に過ぎていきますが、この間にどういうことがあった……というような説明はありましたか?

 

高野 説明は特にありませんでしたが、台本を読むと普通の家族の会話をしていたので、その行間から受けた印象のままに演じました。ただ、第1話の中で、赤ちゃん、12歳くらい、そして大人と3段階の年代が描かれるので、そこは明確に変化を付けるよう意識してくださいというお話はありました。

 

 

ーー台本からの印象だけだった、というのは意外です。

 

高野 演出的なディレクションはありましたが、キャラクター作りという点では、大きなディレクションはありませんでした。お父さん(E92)お母さん(A37)が、私たちの思い描くロボット像からはかけ離れた、すごく人間らしい表情を全体の動きでたくさん見せてくれるロボットだったので、ああいう風にすくすく真っ直ぐに育ったんだなと思っています。

 

ーー赤ちゃんを演じる機会も、あまりないですよね?

 

高野 赤ちゃんを演じるのは初めてでした。だから親戚の赤ちゃんを観察しながら、いろいろ試行錯誤したんですよ!

 

お気に入りのシーンは、赤ちゃんがゲップできなくて吐いちゃうところなんですけど、普通のアニメだったらもうちょっとかわいい音にするかもしれないですが、この作品は3DCGアニメということだったので、リアルさが求められていると思ったんです。

 

赤ちゃんを観察していて、意外と吐いている音ってかわいくないんだと思ったので、そこはうまくアウトプットできたかなって思いました。逆にそこがちょっとかわいい!みたいな、ギャップ萌えみたいな感じは出せたかなって(笑)。

 

ーー12歳の頃の反抗期みたいなシーンは身に覚えがあったり?

 

高野 そうですね(笑)。確かにあったかもしれません。プチ家出みたいなことをしましたから。12歳くらいの頃はおばあちゃんの家に住んでいたんですけど、倉庫や蔵などいろいろな建物があったので、蔵の2階の隅っこに隠れていたりしました(笑)。「誰も自分のことなんてわかってくれないんだ!」みたいな、独りよがりな気持ちはあった気がします。

 

でも、なんでそんなにイライラしているんだろうって思うんですけどね。お父さんが「サラは壊れてしまったのだろうか?」みたいなことを言うシーンがありましたけど、確かにその年代の子の、どこからともなくやってくる負のエネルギーみたいなものは、大人でも理解できない瞬間はあるなぁと思いました。

 

 

ーー実際に映像を見た感想を教えてください。 

 

高野 完成版を見たのはつい最近なのですが、「こんなに細かく動けるんだ!」って驚きました。表情とか、怒っているシーンの動きも細かくてリアルだなと。アフレコの時は、息遣いを多めにしたほうが(リアリティが出て)この作品には合うのかなという印象でやっていたのですが、実際にできあがったものを見てみるとリアルな動きになっていたので、すごく感動しました。

 

ーーメッセージ性もすごくあると思ったのですが、いかがでしたか?

 

高野 台本を読んでいた時は壮大なテーマだなと思ったんですけど、完成したものを見た時は家族愛を感じる作品だと思いました。サラの家族だけでなく、この作品にはもうひとつの家族が出てきます。2つの家族にある伏線や「この要素がここに関係してくるのか」というつながり、家族の愛がどのようにストーリーとして関わってくるのかというのを、何度も見返して確認してほしいです。

 

ーー家族愛要素は、心にグッときますよね。しかも1回観ただけではわからないことが、2回目ですんなりと入ってきたりして、何度も観る面白さがあると思いました。

 

高野 そうなんです! ロボットが人間の言葉を聞いた瞬間に、言語を理解して、すごく感情豊かなしゃべり方をするようになるんですけど、あれは「(ロボットを)笑ったり、しゃべるようにしてほしい」というもうひとつの家族の娘の願いが関係しているのかな?とか……。見直した瞬間に、いろいろと発見するところがあると思うので、何度見ても面白い作品だと思います。

 

 

(取材・文/塚越淳一)

プレゼントキャンペーン概要

<賞品>

■高野麻里佳サイン入り「エデン」リングノートを抽選で5名様にプレゼント!

<応募要項>
・応募期間:2021年5月27日(木)~2021年6月3日(木)23:59
・当選人数:5名様
・当選発表:賞品の発送をもって発表にかえさせていただきます。
・賞品発送:順次発送予定
・応募方法:以下の専用応募フォームにて受付

<注意事項>

・応募には会員登録(無料)が必要です。
・応募はひとり1回に限らせていただきます。
・抽選結果・発送状況に関するお問い合わせには応じられません。
・当選された賞品もしくは権利を第三者に譲渡・転売することを禁じます。
・カカクコムグループ社員、および関係者は参加できません。
・賞品の発送は国内に限らせていただきます。
・梱包には細心の注意を払いますが、万が一運送中の事故により破損等した場合でも、返品・交換等は受け付けられませんので、あらかじめご了承ください。
・下記の場合は、当選を無効とさせていただきますので、ご注意ください。
 同一住所または同一世帯で複数回ご当選されている場合
 不正なアカウント(同一人物の複数アカウントなど)を利用して応募した場合
 ご当選者の住所、転居先不明・長期不在などにより、賞品をお届けできない場合
 ご登録いただいたご連絡先・お届け先情報の不備により、賞品がお届けできない場合
 賞品お届け先ご連絡締切日までに、ご連絡いただけなかった場合
 ご応募に関して不正な行為があった場合

画像一覧

関連作品

エデン

エデン

配信日: 2021年5月27日   制作会社: CGCGスタジオ
キャスト: 高野麻里佳、伊藤健太郎、氷上恭子、山寺宏一

関連声優

ログイン/会員登録をしてこのニュースにコメントしよう!

関連リンク

※記事中に記載の税込価格については記事掲載時のものとなります。税率の変更にともない、変更される場合がありますのでご注意ください。