今夜狩猟解禁!「モンハン」シリーズ最新作「モンスターハンターライズ」の事前情報をおさらい!

2021年03月25日 12:000

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2004年に第1作が発売されて以来、日本屈指のアクションゲームとして不動の地位を築いているカプコンの「モンスターハンター」シリーズ。その最新作の「モンスターハンターライズ」(以下、MHRise)が、明日2021年3月26日(金)に発売される。今回は、期待のビッグタイトルの事前情報をおさらい。世界観やモンスター、バトルシステムなどを解説していく。

本作の舞台「カムラの里」


 

物語の舞台となるのは、自然に恵まれた山間の集落「カムラの里」。たたら製鉄が盛んで、狩りを生業とするハンターたちに欠かせない、武具や防具の加工屋を始めとする各種施設が充実している。「集会所クエスト」や「闘技大会クエスト」といったマルチプレイも可能なクエストを受注できる「集会所」、クエストに備えて装備の生産や強化ができる「準備エリア」など、その種類はさまざまだ。


 

プレイヤーに同行する「オトモ」たちの関連施設が集まる「オトモ広場」。オトモの特訓ができるほか、アイルー頭領のコガラシが「オトモ隠密隊」を送り出す出発口もある

 
 

クエストのおもな舞台となるフィールドは、灼熱の洞窟や不毛の原野、極寒の群島などさまざま


モンスターの群れが里を襲う災禍「百竜夜行」

 

そんなカムラの里は、「百竜夜行」と呼ばれる現象にたびたび見まわれている。狂騒するモンスターたちが大挙して人里を襲う災禍で、古くから続いているが、原因はいまだにわかっていない。五十年前の百竜夜行では、カムラの里は壊滅寸前まで追い込まれた。


 

百竜夜行は、物語の要素としてだけでなく、「MHRise」の新クエストでもある。「大物」が率いる大量のモンスターの群れを迎え撃つのが目的で、プレイヤーは武器で挑むだけでなく、災禍のために造られた「狩猟設備」を利用することができる。設備には、「バリスタ」や「大砲」などのプレイヤーが操作可能な「搭乗型」、近づくモンスターを自動で攻撃する「里守バリスタ」を筆頭に、特定の条件に応じて発動する「自動型」、里の受付嬢が助太刀してくれる「ヒノエ&ミノエ」など、使用回数に制限がある「制限型」の3つが存在する。モンスターの群れが到達するまでは準備時間があるため、プレイヤーはモンスターや自身の装備の構成を考慮しつつ、3つの狩猟設備を使い分け、フィールド各所の設置台に置いていく。


 

「撃龍槍」や「破龍砲」といった強力な装備も存在。再使用には時間がかかるが、一撃で大ダメージを与えられる


「反撃の狼煙」が上がると、プレイヤーたちの攻撃力が大幅に上昇し、武器による攻撃チャンス。反撃の狼煙(のろし)は百竜夜行の途中で発動するほか、フィールドに置かれた「反撃のドラ」を鳴らすことでも使える



本作に登場するモンスターたち


 

「モンスターハンター」シリーズに欠かせない要素であり、プレイヤーにとっては最大の脅威となるモンスターたち。ナルガクルガやジンオウガといったシリーズおなじみのモンスターから、「MHRise」で新登場のメインモンスター「マガイマガド」など、多彩なタイプが登場。


 

「怨虎竜」という別名を持つマガイマガド。恐ろしい面構えと禍々しい甲殻は、圧倒的な威圧感を放っている。ほかのモンスターを捕食したことで体から立ち上る紫色のガス「鬼火」をまとっており、宿主の破壊力を増大させるとも


   

「MHRise」には「ヌシ」と呼ばれる個体が登場する。これまでの情報では、百竜夜行で出現すること、「ヌシ・アオアシラ」とその外見が判明したのみにとどまっているが、ヌシが出てくるクエストがかなりの難易度であることは想像に難くない。


 

ヌシ・アオアシラの全身。赤く光った目や、血管のように浮かび上がった傷跡が目を引く


より遊びやすく、さらにアクション性が増した狩り


 

「いつでも、どこでも、誰とでも、気軽に楽しめるモンスターハンター」をコンセプトに掲げる本作。家でも外でも手軽に遊べるSwitchで発売されることも大きな特徴だが、作中のアクション面でもさまざまな要素が実装されている。

「翔蟲(かけりむし)」でフィールドを縦横無尽に駆けまわる


 

「MHRise」のアクションを象徴するのが「翔蟲(かけりむし)」。「鉄蟲糸(てっちゅうし)」という、ワイヤーのようなものと組み合わせた本作独自の要素で、空中の移動や回避を行う「疾翔(はやが)け」、崖などを走る「壁走り」、尻もちをついたときや、吹き飛ばされた際に体勢を立て直す「翔蟲受け身」、全14種の武器それぞれと組み合わせることで専用の技をくり出す「鉄蟲糸技」といった、4つの行動が可能。各アクションは「翔蟲ゲージ」を消費して発動するほか、種類によって必要なゲージの数や回復にかかる時間が異なる。高速の移動や回避が可能になったことで狩猟のスピードも大幅に増しており、爽快感もかなりのものだ。

 

通常攻撃や鉄蟲糸技の一部は、別の技と入れ換えられる。入れ換え可能な技は各武器種に3つ存在し、自身のプレイスタイルに応じて組み合わせることが可能だ


鉄蟲糸でモンスターを操る「操竜」


鉄蟲糸を使えば、大型モンスターを操ることもできる。「操竜」という新要素で、暴れるモンスターを誘導し、隙が少ない弱攻撃や大振りだが高威力の強攻撃をくり出せる。種類は2つとシンプルだが、コンボをつないだりスティック入力したりすると技が変化する。また、操竜中は「緊急回避」が可能。相手の攻撃をかわせるだけでなく、こちらの攻撃や怯み(ひるみ)をキャンセルすることもできる。モンスターの攻撃に合わせて緊急回避をすると「受け流し」が発動し、相手を怯ませつつ回避できるため、反撃の大きなチャンスとなる。操竜中のモンスターを前方に突進させて離脱する「突進離脱」も強力。突進中にほかのモンスターや壁にぶつけることで、操っている対象に大ダメージを与え、さらにダウンさせられる。


 

操竜中にほかのモンスターを攻撃すると「操竜ゲージ」がたまり、最大になると強力な「操竜大技」が発動可能に。操っているモンスターによって攻撃の方法は大きく異なる


プレイヤーをサポートする「オトモ」

 

狩猟では、プレイヤーだけでなく「オトモ」がともに攻撃してくれる。シリーズではおなじみのオトモアイルーはもちろん、本作からは新たにオトモガルクが登場。プレイヤーと協力した攻撃や、プレイヤー自身を背中に乗せた移動など、さまざまな場面でサポートしてくれる。騎乗中であればガルクを自由に操作できるほか、プレイヤーはスタミナを消費しないので、フィールドを好きに移動可能。乗りながら一部アイテムも使えるため、モンスターから逃げつつ体勢を立て直したいときにも最適だ。

オトモアイルーとオトモガルク


 

各フィールドには環境生物が生息している。プレイヤーのステータスを一部強化してくれる「持続強化生物」のヒトダマドリや、煙のようなフェロモンを放って付近のモンスターを誘導する「猟具生物」のエンエンクなど、バリエーションは多岐にわたる


 

「罠型生物」のキガニア。生肉を設置すると周囲のモンスターだけでなくプレイヤーにもかみつきダメージを与える


 

「瞬間強化生物」のイッタンモンシロ。振り撒く鱗粉で、プレイヤーの防御力を高めてくれる


「MHRise」は、携帯ゲーム機PSP向けに発売された「モンスターハンターポータブル 3rd」の和風テイストも感じられ、当時の懐かしさも匂わせるいっぽうで、百竜夜行などのクエスト、翔蟲と鉄蟲糸を用いたアクションなどの新要素も多く盛り込まれている。アキバ総研では本作のレビュー記事も後日掲載する予定なので、興味があればそちらもぜひチェックしてほしい。


【作品情報】
■モンスターハンターライズ
ジャンル:ハンティングアクション
対応機種:Nintendo Switch
プレイ人数:1人(通信プレイ時:最大4人)
価格:8,789円(税込)
発売日:2021年3月26日(金)
CERO:C(15才以上対象)

※画面写真は開発中のもの。

※インターネットに接続して遠くのプレイヤーと協力プレイを行う場合は、Nintendo Switch Online(有料)への加入が必要。

※Nintendo Switchは任天堂の商標。


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