【Steam】異世界ハーレムからセクシーアンドロイドまで!? ちょっと(?)えっちなPCゲーム特集 パート4

2020年12月22日 19:000

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アキバ総研をご覧の皆さま、いかがおすごしでしょうか。ゲーム買いすぎちゃう系ライターの百壁ネロでございます。12月に入って寒さも本格的になり、「人肌恋しい」なんて言われるような季節になって参りました。というわけで、今回は長い前置きはナシにして、今年最後の「ちょっと(?)えっちなゲーム特集」をお送りしようと思います。苦手な人は回れ右で! そしてお好きな人は、ようこそ、いらっしゃいませ秘密の花園へ!

目次
ハーレム恋愛アドベンチャー「異世界酒場のセクステット ~Vol.1 New World Days~」
麻雀ソリティアパズル「Pretty Girls Mahjong Solitaire [BLUE]」
セクシーな高難易度アクションゲーム「Haydee」
寒い季節にはバラエティ豊かな「えっちなサムシング」を!

1.ファンタジーな異世界が舞台のちょっとえっちなハーレム恋愛アドベンチャー「異世界酒場のセクステット ~Vol.1 New World Days~」

ライトノベルや深夜アニメで人気の一大ジャンルと言えば「異世界転生もの」です。ファンタジーRPG風の世界や中華風の世界、はたまた妖怪たちが暮らす世界など、転生する異世界の種類はさまざまですが、小説投稿サイトなどでも常に根強い人気を誇るジャンルです。


ご紹介する「異世界酒場のセクステット ~Vol.1 New World Days~」は、そんな異世界を舞台にした恋愛アドベンチャーゲームです。



本作は、過去の「ちょっとえっちなゲーム特集」でご紹介した「NinNinDays」や「くっころでいず」と同じqureateが開発を手がける作品です。登場する女の子のかわいらしさはもちろんのこと、qureateのアドベンチャーゲームではおなじみの「E-mote」によってイキイキとなめらかに動くアニメーションも健在で、安定のクオリティでゲームを楽しむことができます。

というわけで、まずはストーリーをご紹介していきましょう。


本作の主人公は、秋葉原のメイドカフェで働くひとりの青年。お店では、料理はメイドさんたちが作ったということになっているのですが、実はすべて裏で彼が作っており、そのため料理の腕前はなかなかのもの。

ちなみに主人公、ともに働くお店のナンバーワンメイドである杏に、なにかとからまれたりしています。

なんだかうらやましいですね……!



さて、そんなある日のこと。お店の営業が終わり、帰り支度をしようとロッカールームに主人公が入ると、なにやら謎の光を放つロッカーを発見します。あやしく思って、おそるおそるそのロッカーを開くと、突如、光に包まれて次の瞬間、見たこともない原っぱに立っているではありませんか!

しかも、そばにはゲームでしか見たことがないようなスライムの姿も。そう、つまり、主人公はファンタジー風の異世界へとやってきてしまったのです。突然の非現実的な出来事にとまどい、あやうくスライムに襲われかけてしまう主人公でしたが、そこを通りかかった酒場の女店主である少女・ルピナスの鉄拳によって救われます。



こうして、命の恩人であるルピナスに連れられて街の酒場「ストレイシープ」へとやってきた主人公。しかし、そこは閑古鳥が鳴くようなさびれた酒場。ルピナスに料理の腕を見込まれた主人公は、この酒場「ストレイシープ」を繁盛させれば、元の世界に戻る方法を知る者が来店するかもしれないという考えを抱き、彼女に協力して、酒場の住み込み料理人として働くことを決めるのでした。はてさて、主人公と「ストレイシープ」の運命やいかに……!



「異世界」「美少女」「ハーレム」「ひとつ屋根の下で同居」という、ラブコメ的なおいしい要素がたっぷりと詰まった本作ですが、その大きな魅力は、登場するヒロインたちの多彩さにあります。


メインヒロインである酒場の女店主・ルピナスは、やさしくて世話好きな女の子。亡き父が残した酒場をかつてのように活気であふれた場所にしたいという想いを胸に日々がんばっているのですが、実は料理が壊滅的に下手!

一見完璧に見えるタイプのキャラクターが弱点を持っているというのは、人間らしさやリアリティを感じられて、より好きになってしまうポイントです。



ルピナスとともに酒場「ストレイシープ」を営むデイジーは、ルピナスを実の姉のように慕う、猫耳が特徴的な獣人の少女。ルピナスを慕うあまり、彼女に近づく主人公に嫉妬心を抱いて何かと突っかかってくるデイジーですが、ルピナスと仲むつまじくしている様子はまるで本物の姉妹のようで、そのかわいさに思わずにやけてしまうこと必至です。そして、序盤に何かとちょっとえっちなハプニングが巻き起こってしまうのも、このデイジーだったりします。



酒場の常連客である魔法使いのベロニカと女騎士のダリアは、いわゆる凸凹コンビ的な関係。お酒が大好きでいつも飲んだくれているベロニカはボケ担当、クールな女剣士のダリアはツッコミ担当。物語をにぎやかにしてくれると共に、魔法使い&女剣士という職業によって、「舞台がファンタジー風の異世界である」という実感をプレイヤーに与えてくれます。ハーレムものには不可欠とも言える大人のお姉さん的ポジションの2人ですが、「フランクなセクシー系お姉さん」と「クールビューティー系お姉さん」という、まさに非の打ちどころがない布陣と言えるのではないでしょうか!



これまでアキバ総研でご紹介してきたqureateの恋愛アドベンチャーは「主人公が暮らす現代日本に異世界(異文化)から女の子がやってくる」というパターンが多めでしたが、本作は「主人公が異世界に行って女の子たちと暮らす」という、いわば逆のパターン。筆者のような、qureate製のちょっとえっちなゲームファンの方々も、新鮮な気持ちで楽しめそうです。


また、タイトルに「Vol.1」と銘打たれているとおり、本作はシリーズとしての継続展開が予定されているため、続きもののアニメを見るようなワクワクした気持ちで楽しめるのもうれしいポイント。ライトノベルファンや深夜アニメファンの人にはぜひ遊んでいただきたい、オススメの作品です。

2.美少女がキュートなコスプレに生着替え!カジュアルな麻雀ソリティアパズル「Pretty Girls Mahjong Solitaire [BLUE]」

  • Pretty Girls Mahjong Solitaire [BLUE]」(Zoo Corporation)
  • ジャンル:パズル
  • 2020年10月9日発売
  • 価格:498円(2020年12月16日現在)
  • コピーライト:(C) 2020 Zoo Corporation

「麻雀ソリティア」というゲームをごぞんじでしょうか? Switchの「世界のアソビ大全51」にも収録されている、麻雀牌を使ったシンプルなパズルゲームです。アソビ大全の豆知識によると、ヨーロッパでは「麻雀」と言えばこのアソビを指すというぐらいメジャーなゲームだそうですが、ご紹介する「Pretty Girls Mahjong Solitaire [BLUE]」は、Steamで遊べる麻雀ソリティアゲームです。



本作は、美少女キャラクターが登場する麻雀ソリティアゲーム、「Pretty Girls Mahjong Solitaire」シリーズの第3弾です。ライトノベルや深夜アニメを彷彿とさせるかわいらしいデザインの美少女たちがゲーム画面に華を添えるのが最大の特徴。学園の生徒会長、女神、魔王など、現代風からファンタジー風まで、個性豊かな女の子たちがフルボイスで登場します。



はじめに、麻雀ソリティアをご存知ない方のために、基本的な遊び方をご紹介しましょう。


基本的なルールは、とてもシンプル。積み上げられた牌の中から同じ図柄の牌2個1組を選んで次々に消していき、すべての牌を消せばクリアとなります。ただし、消せる牌には「牌の左右どちらかが空いていて、上に牌が乗っていない」もののみ、という制約があるため、消していく順番をしっかり考えなければ牌が残ってしまい、クリア失敗となってしまいます。このプレイ感が、トランプを使ったひとりゲームの定番であるソリティアと近いため、麻雀“ソリティア”と呼ばれているわけです。



本作はステージクリア型となっており、1ステージは全3ラウンドで構成されています。ステージにはすべてタイムリミットが設けられていて、のんびりしすぎて画面右側のタイムゲージがなくなると、クリア失敗になってしまいます。牌を消すことでタイムリミットが回復するのですが、残り時間が少なくなってくると焦ってしまって、消せる牌を見落としがち。簡単なようで手に汗握るスリルが味わえるゲームとなっています。



さて、ここまで本作の基本的なシステムについてご紹介しましたが、忘れてはならないのは、この特集は「ちょっとえっちなゲーム特集」であるということ。例外なく、この「Pretty Girls Mahjong Solitaire」にも、ドキドキの要素が含まれているのです。


本作における“ちょっとえっちなサムシング”は、各ステージの最終ラウンドである3ラウンド目に現れます。ここでは、本作のマスコットキャラクター的存在である西遊記風のサルが、やたらと長い如意棒を持って女の子の隣りに出現します。なんとこの如意棒、牌を消せば消すほど下へと下がっていき、それに合わせて女の子がどんどんコスプレ姿に変化していくのです! 全年齢向けのゲームなので脱衣要素があるわけではありませんが、とは言え、女の子が目の前で徐々にコスプレ姿になっていく様子は、なんだかドキドキソワソワしてしまいます。



各ステージのラウンド3をクリアして、見事に着替えを成功させたら、「DRESSING ROOM」からいつでもコスプレ姿を鑑賞可能となります。拡大・縮小も可能で、心ゆくまでじっくり堪能できるというハッピーなご褒美なのですが、実は本作、なかなかゲームとしての難易度が高めなんです。特にコスプレ姿が拝めるラウンド3はかなりの難しさ。消す順番を見誤るとあっさり失敗してしまうため、時間切れにならないように気をつけながらも、じっくり慎重に消していく必要があり、歯ごたえのあるプレイが楽しめます。



「脱衣麻雀」ならぬ「着替え麻雀ソリティア」という、独創的なシステムが特徴的な本作。えっちな要素は控えめですが、シンプルにパズルゲームとしての面白さも十分にあり、隙間時間に繰り返し遊びたくなる魅力があります。ひとりで遊べるカジュアルなゲームを探している人はぜひ、プレイしてみてください。

3.魅惑のお尻に気を取られるな! セクシーな高難易度アクションゲーム「Haydee」

  • Haydee」(Haydee Interactive)
  • ジャンル:アクション
  • 2016年9月27日発売
  • 価格:1,480円(2020年12月16日現在)
  • コピーライト:(C) 2016 Haydee Interactive

「メトロイドヴァニア」というジャンルを聞いたことがあるでしょうか?ファミコンの名作として知られる「メトロイド」と、悪魔城ドラキュラの英語名である「キャッスルヴァニア」を足したネーミングで、その2つの作品のような、広大なマップを探索してアイテムやスキルを身につけて行動範囲を広げていくタイプのゲームのことを呼びます。

これからご紹介する「Haydee」は、セクシーなアンドロイドが活躍するメトロイドヴァニア系のゲームです。



本作は、半分機械半分人間のキャラクター「Haydee」が主人公の、TPS(サードパーソンシューティング)視点のアクションゲーム。

白を基調とした近未来感が漂うデザインが目を引く本作ですが、それよりなにより真っ先に目が行ってしまうのは、プレイヤーキャラであるHaydeeのビジュアルでしょう。

身にまとった白いレオタード風のボディスーツのデザインは、思わず目のやり場に困ってしまうほど大胆かつセクシー。本作はTPS視点なので、基本的にゲーム中はHaydeeの後ろ姿がほぼずっと見えており、そのため、どうあがいてもそのダイナミックなお尻が視界に入ってしまいます。これは気にするなというほうが難しいでしょう。さらにHaydeeさん、お尻だけではなく胸もかなりダイナミック。もう一度言いますが、これは気にするなというほうが難しいでしょう……!



どうしても気になってしまいますが、ひとまずHaydeeさんのダイナマイトボディのことは置いておいて、ここからはゲーム内容をご紹介していきましょう。

本作は、先述のとおりメトロイドヴァニアスタイルのアクションゲームです。プレイヤーの目的は、たくさんの小部屋で構成された施設内を探索しながら、先へ先へと進んでいくこと。とは言え、ただやみくもに前進するだけではなく、新しいアイテムや鍵を手に入れたら、以前通った部屋に戻ることで新たなルートがひらけることもあります。この、くまなく探索を求められるプレイ感が、本作がメトロイドヴァニアスタイルと呼ばれるゆえんです。



Haydeeのメインとなるアクションは、ダッシュ、しゃがみ、ジャンプ、そして“つかまり”です。何を隠そうこの“つかまり”が、本作ではかなり重要。たとえば、Haydeeは高めの段差から落下するとダメージを受けてしまうため、いったん、足元の段差につかまってぶら下がったのちに、安全に降りる必要があります。ほかにも、ジャンプして足場につかまったり、壁につかまったまま壁づたいに移動したりと、探索の中で何かと使うことになります。なお、このつかまりアクション中のHaydeeさんは、その姿勢ゆえにお尻がかなり強調されるため、うっかり集中力を欠いてミスしてしまわないように注意が必要です!



Haydeeさんのダイナマイトボディが際立って特徴的な本作ですが、実は特筆すべきポイントはほかにもあるのです。それは、死にゲーライクな凶悪難易度。

本作には、1度のジャンプミスで即ゲームオーバーとなってしまうような、スリルあふれる局面が多数存在しています。

さらにジャンプやつかまりアクションには若干のクセもあるため、慣れないうちは何度もゲームオーバーになってしまうこと必至です。

しかも、たとえゲームオーバーになっても「やられる直前からやり直し」なんて生ぬるい救済措置はありません。「セーブデータをロードしてやり直し」するしかないのです。さらに凶悪なことに、本作のセーブ用アイテムは、初期の「バイオハザード」のインクリボンのように使用回数制限があるため、こまめにセーブすることができません。さらにさらに、セーブ用アイテムだけでなく、敵ロボットを撃破するためのピストルの銃弾にも限りがあるので、節約のために着実に狙いを定めて、できるだけ少ない弾数で仕留めなければなりません。おまけに、本作にはマップ機能がありません。にもかかわらず、部屋と部屋のつながりは複雑で、かつ鍵やスイッチなどの仕掛けも多いため、気を抜くとあっという間に路頭に迷ってしまいます。



しかし本作は、ただいたずらに難しいゲームというわけではありません。何度も何度もやられながらも、繰り返し挑戦することで上達を確かに感じられる、往年のレトロゲームのような作りになっていて、ついつい「もう一度!」とプレイしてしまう中毒性と面白さがあります。

また、最初はHaydeeさんのダイナマイトボディに目が行きがちだったのに、ゲームが進むにつれてどんどん探索とアクションに没頭し、胸やお尻が気にならなくなっていくのもおもしろいポイント。事実、筆者はプレイの中盤から、「ちょっとえっちなゲーム特集」用のタイトルとして本作を取り上げていることを忘れてしまうほどでした。



少しの操作ミスも許されない高難易度のアクション要素と、限られた資源でギリギリを生き抜かなければならない緊張感が入り混じった、手に汗握るプレイ感が楽しい本作。Haydeeさんのお尻に魅入られてしまった人はもちろん、やりごたえのある高難易度アクションゲームを探している人にもオススメできる作品です。


寒い季節にはバラエティ豊かな「えっちなサムシング」を!


というわけで、おすすめの3作をご紹介しました。


Steamの「ちょっとえっちなゲーム」は、アドベンチャーゲームが多めな印象ですが、今回はあえてパズルやアクションなど、アドベンチャー以外のジャンルの作品も多く取り上げてみました。 まだまだこれからもバラエティに富んだ「ちょっとえっちなゲーム」の情報をお届けしたいと思っていますので、ぜひ、いつかまた訪れるであろう特集第5弾にご期待ください。では、最後に筆者からひと言。えっちなゲームは節度を守って、健全に楽しんでいきましょう!

筆者:百壁ネロ
ゲーム買い過ぎちゃう系フリーライター。現在積みゲー300本以上。小説家でもあります。著作は「ごあけん アンレイテッド・エディション」(講談社)、「母の嘘(「悪意怪談」所収)」(竹書房)。
Twitter:https://www.twitter.com/KINGakiko
Twitch:https://www.twitch.tv/nero100kabe
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