【インタビュー】石原夏織らしさが詰まったドラマティックな楽曲、「Against.」!

2020年10月31日 12:000

※本コンテンツはアキバ総研が制作した独自コンテンツです。また本コンテンツでは掲載するECサイト等から購入実績などに基づいて手数料をいただくことがあります。

本番では、よくあんなにシリアスな表情を作れるなって、自分でも思います(笑)


── 石原さんは「キミ戦」に、音々(ネネ)・アルカストーネ役で出演もされているので、作品世界をよく理解して歌うことができたんじゃないですか?

石原 「Against.」をレコーディングした段階では、オーディションを受けただけで、まだ役は決まっていなかったんですけど、小説とコミックスの両方を読んでいたので、「キミ戦」のことはしっかり理解できていました。

── 設定などに難しさがある作品ですよね。

石原 はい、設定は理解するのに少し時間がかかったんですけど、一度わかれば、おもしろく読むことができました。

── その後に音々役が決まったんですね。音々というキャラクターについては、どう捉えていますか?

石原 音々ちゃんはイスカと同じN07部隊に所属している子です。頭身が高くて、見かけは大人っぽいんですけど、部隊の中では最年少で、イスカをすごく慕っていて距離感が近いんですよね。演じていて一番意識しているのは、チームのムードメーカーだということで、音々のひと言でみんなが前に進めるようなことがよくあるんです。スタッフさんからも、重要そうには見えないけれど、実は重要な役割を果たしていると言われたので、音々の明るくポジティブな面を大事にしています。みんながシリアスに悩んでいる場面でも、ひとりだけ前向きだったりするので、私も悩んだときに音々ちゃんみたいに考えられたら、すごく素敵だなと思いました。

── 重要そうには見えない、とおっしゃいましたが、機工士としては超一流なんですよね。

石原 そうなんです、機械にすごく強いんです。実は非常に頭がいいんじゃないかと思っています(笑)。

── 「Against.」は、ミュージックビデオ(MV)もかっこよかったです。

石原 ありがとうございます!

── YouTubeにはメイキングもアップされていて、MV本編のシリアスな表情とは全然違う、明るい石原さんが映っていました。

石原 いつも撮影現場ではあんな感じのテンションなんです(笑)。本番ではよくあんなにシリアスな表情を作れるなって、自分でも思います(笑)。


── 赤、青、白と3色の衣装を身にまとっていましたが、それぞれイメージするものがあるんですよね?

石原 赤と青は敵対するアリスとイスカのイメージで、2人のキャラデザインと配色を合わせました。白の衣装は中立というか、2人を見守っている第三者というイメージです。

── 改めて、MVの見どころを教えていただけますか。

石原 今回はシーンごとに振りを付けていただいているので、演技とダンスが一体になっているのが見どころです。そういう撮影は初めてだったので、事前に振り付けの先生と一緒に練習しました。そのときはひとりだったので、ダンサーさんと合わせるとどうなるか想像するしかなかったんですけど、本番で一緒に踊ってみて、「私のここの振り付けは、相手がいるとこうなるんだ」とパズルがハマるようにわかるシーンが多くて、楽しかったです。現場で映像をチェックさせていただいたときから、すごくいい感じに踊れていたので、いいMVになりそうだとワクワクしました。

── シーンによっては、カメラがかなり近くまで顔に寄っていたらしいですね。

石原 そうなんです。MVでは実感できないかもしれませんが、もし現場で撮影風景を見てくださったら、アップのシーンはここまでカメラが顔に近寄るんだって、びっくりされるんじゃないかなって思います。

画像一覧

関連作品

キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦

キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦

放送日: 2020年10月7日~2020年12月23日   制作会社: SILVER LINK.
キャスト: 小林裕介、白城なお、笠間淳、雨宮天、石原夏織、土岐隼一、竹達彩奈、花守ゆみり、和氣あず未、久川綾
(C) 2020 細音啓・猫鍋蒼/KADOKAWA/キミ戦製作委員会

関連声優

ログイン/会員登録をしてこのニュースにコメントしよう!

※記事中に記載の税込価格については記事掲載時のものとなります。税率の変更にともない、変更される場合がありますのでご注意ください。