【TGS2020】バンダイナムコエンターテインメント×バンダイナムコスタジオの完全新作「スカーレットネクサス」の番組配信レポート!

2020年09月28日 00:300
【TGS2020】「スカーレットネクサス」ステージ

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2020年9月24日(木)~9月27日(日)の4日間、史上初のオンライン上で開催されている「東京ゲームショウ2020 ONLINE」(以下、TGS2020)。その4日目 18時から配信された、バンダイナムコエンターテインメント「スカーレットネクサス(SCARLET NEXUS)」のステージについてレポートする。


「スカーレットネクサス」は、「ブレインパンク」を銘打たれたアクションRPG。ニューヒムカと呼ばれる国を舞台に、人の脳を食らう「怪異」と戦うユイト・スメラギたち怪異討伐軍を描く。本作は完全新作となっており、現在までにいくつかトレイラーも公開されている。

 

 

 

右から、本作のプロデューサーの飯塚啓太さん、ディレクターの穴吹健児さん、ユイト・スメラギ役の榎木淳弥さん、カサネ・ランドール役の瀬戸麻沙美さん

 

まずは、完全新作である「スカーレットネクサス」について、飯塚さんが説明。画像を交えながら、PS4やXbox Oneといった現行機はもちろん、Steamのほか、PS5、Xbox Series Xといった次世代機にも対応していることが判明した。

 


さらに、世界観についても言及。本作の舞台は、脳科学が極めて発達した近未来の世界「ニューヒムカ」であることや、すぐれた脳を持つ者たちは「超脳力者」と呼ばれていて、考えるだけでさまざまな現象を引き起こせることも明らかとなった。

 

本作の敵となる「怪異」。古来から存在し、空から降ってきて人々の脳を喰らう。怪異は人間の重大な脅威であり、世界を荒廃させている原因でもある。デザインは、山代政一さんが担当


女性的な足と花瓶を組み合わせた不気味な「怪異」について瀬戸さんが尋ねると、穴吹さんがデザインの意図について説明。人の手と蛇口の組み合わせのような、有機物と無機物を合わせた異質さを出すのがコンセプトとなっており、その怪異を倒すのが、主人公とカサネが所属する「怪異討伐軍」になるとのこと。

 


斬新な世界観の成り立ちについて聞かれた穴吹さんは、「『サイボーグ009』など、メンバーが固有の能力を持つという設定は普遍的で今も愛されており、そこに着目した。これをゲームで再構築したいと思ったのがきっかけで、そこから詰めていった結果、超脳力という要素が出てきた」と語った。榎木さんは実機を少し遊んだようで、加速装置のようなものもあったという。


続いて、本作の最新トレイラーが公開。主人公が怪異討伐軍に入るところや、腕を硬化させて敵の攻撃を受け止める隊員など、討伐軍の個性的な面々が確認できた。ここから、飯塚さんによるキャラクターの紹介へ。主人公のユイト・スメラギを始め、物語に関わる人物たちについて語りながら、バトル映像なども交えて戦い方についても言及した。

 

本作の主人公。かつて怪異討伐軍に命を救われたことがあり、自身もまた討伐軍に入隊する


主人公を演じることに関して聞かれると、ユイト・スメラギが新人隊員であるからか、榎木さんは「あまり強い雰囲気を出さず、落ち着かない感じで」と言われたという。穴吹さんいわく、ユイトは名家の御曹司という経歴を持つが、それを笠に着ることなく、自然な演技をしてくれたとのこと。また、オーディション時に使われた「人が死ぬのを黙って見ていられないだろ」というセリフを、榎木さんだけは「死ぬのを」と言い終えたところで溜めており、ユイトの気持ちを汲んでくれたことが印象に残っているとも。榎木さん自身、そこは意識していたようだ。

 

ユイトのバトルシーン。刀による斬撃と、念力を用いた特殊技などが軸になる。仲間の能力を一時的に借りることもできるようだ

 

カサネ・ランドール。訓練学校を首席で卒業したエリートで、突出した超脳力を買われ、怪異討伐軍にスカウトされた。これまでヒロインと考えられていた彼女だが、今回、ユイトと並んで本作の主人公を務めることが判明した


カサネの話題になると、「あまり感情を出さないように意識した」と語る瀬戸さん。穴吹さんは、「クールな演技が自然で、等身大の女の子が出ていたのが決め手」とコメント。カサネはあたりの強いセリフが多いものの瀬戸さんの声質に助けられ、セリフの作成も順調だったと話した。その後、カサネに関する新映像が公開。カサネ視点でのユイトとの出会いが描かれ、物語の二面性を強く感じさせる内容となっていた。

 


さらに、今回の物語は、「テイルズ オブ シンフォニア」や「テイルズ オブ ジ アビス」を手掛けた実弥島巧さんが担当しており、ご本人からのコメントも公開された。

 

 

今回の番組の直前で完成したというキービジュアルも公開


発売日などはまだ明かされなかったものの、完全新作である本作の内容を堪能できる濃い配信となっていた。詳細は、以下でチェックしてほしい。

 

画像一覧

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