【夏の終わりの特別企画!】やっぱり大トリはあの曲! アニソン大好きライターが「俺が考えた最強の脳内アニサマ2020」を妄想してみた! 大感動のフィナーレを迎えた3日目レポート

2020年08月29日 16:000

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アニメソングイベントとして世界最大規模を誇る夏の祭典「Animelo Summer Live」(以下、アニサマ)。すでに発表されている通り、通算16回目の開催となる予定だった本年は、先般の事情を踏まえて来年度まで延期されることに。それでも「毎年の楽しみにしているセットリスト予想だけは作りたい!」との想いから始まったのが、“俺なりのアニサマ2020”企画である。なお、本稿の選曲基準などはすべて、先駆けて公開した「初日公演」の予想記事を参照いただきたい。
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この夏、この3日間の集大成となる最終日──。この日はもうストレートに、“歌”の力だけで勝負できるシンガーたちを揃えたうえで、可能な限り盤石な体制を考えてみた。また、現段階で13組の出演が発表されていることを受けて、事前発表で追加されたアーティストとして、蒼井翔太さん、Aqours、fripSide、水瀬いのりさん、Run Girls, Run!の5組を予想。ほかの日程と比べて、発表アーティストが若干少ないため、追加枠の選出にはかなりの時間を要したが、だからこそ、“何が何でも盛り上がるステージ”を絶対条件に熟考している。あくまで想像上のセットリストだが、いつまでも忘れられない一夜になってくれることだろう。

 

◆ 8月30日(日)公演 予想セットリスト

01:Crow Song(Girls Dead Monster)

02:Alchemy(Girls Dead Monster)

03:Thousand Enemies(Girls Dead Monster)

04:サウンドスケープ(TRUE)

05:WILL(TRUE)

06:White ambitions(茅原実里&TRUE)

07:エイミー(茅原実里)

08:優しい忘却(茅原実里)

09:Rainbow(内田雄馬)

10:Over(内田雄馬)

11:Edel Lilie(Assault Lily[一柳隊])

12:Share the light(Run Girls, Run!)

13:Plunderer(伊藤美来)

14:PEARL(伊藤美来)

15:Here comes The SUN(仲村宗悟)

16:夜空(鈴木みのり)

17:PARADOX(雨宮天)

18:Regeneration(雨宮天)

19:Theater of Life(鈴木このみ)

20:Realize(鈴木このみ)

21:DAYS of DASH(鈴木みのり×鈴木このみ)

──途中休憩

22:ヒロメネス〜移動手段はバイクです〜REIJINGSIGNAL(SHOW BY ROCK!!)

23:青春はNon-Stop! (SHOW BY ROCK!!)

24:×旋律-Schlehit Melodie-(SHOW BY ROCK!!)

25:MOON NIGHTのせいにして(仲村宗悟×内田雄馬×蒼井翔太)

26:♡桃色片想い♡(えりぴよ&舞菜 from 推し武道)

27:五等分の気持ち(南條愛乃×雨宮天×伊藤美来×鈴木みのり×水瀬いのり)

28:ANIMA(ReoNa)

29:水の星へ愛をこめて(森口博子)

30:ETERNAL WIND ~ほほえみは光る風の中~(森口博子)

31:BAD END(蒼井翔太)

32:Harmony(蒼井翔太)

33:ココロソマリ(水瀬いのり)

34:Well Wishing Word(水瀬いのり)

35:アイマイモコ(水瀬いのり×伊藤美来)

36:未体験HORIZON(Aqours)

37:“MY LIST” to you!(Aqours)

38:未来の僕らは知ってるよ(Aqours)

39:final phase(fripSide)

40:dual existence(fripSide)

41:LEVEL5-judgelight-〜sister's noise〜only my railgun(fripSide feat.motsu)

42:crossing field(LiSA)

43:ROCK-mode'18(LiSA)

44:unlasting(LiSA)

45:紅蓮華(LiSA)

46:なんてカラフルな世界!(アニサマ2020出演アーティスト)

 

アニサマ3日目、いよいよ開幕! ここで冒頭からいきなり度肝を抜いてくるのが、あのGirls Dead Monsterだ。marinaさんとLiSAさんによる同ユニットといえば、2016年開催のアニサマに特別出演し、当時にして6年ぶりの復活を遂げたステージが記憶に刻まれている。そして何と言っても、今年は「Angel Beats!」放送から10周年。シークレットゲストとして登場する可能性は大いにあるだろう。

 

また、前回は「Crow Song」のみを披露したが、今回は「Alchemy」「Thousand Enemies」の2曲を大胆に追加。開幕曲を「Crow Song」にすることで、この4年間で流れた時間に想いを馳せつつ、残りの2曲でも客席のファンと一体となって、アニメ放送当時から胸に宿り続けている情熱を存分に発散させてくれるに違いない(それこそ、2016年におけるアニサマのテーマが“刻”だったことにも、運命的な繋がりを感じられるはずだ)。

 

そして、彼女たちの伸びやかで開放感ある歌声に心を滾らせながらも、来たる“ポイント”では「Alchemy!?こんな序盤で!?」と、劇中のあのワンシーンを“理解した”笑顔で驚き、叫んでみよう。アニサマの舞台だからこそ、ここはしっかりとチェックしておきたい。なぜなら、我々はアニソンが大好きだから。

 

 

開幕からロケットスタートとなったが、続く茅原実里&TRUE名義で2018年1月に発表されたコラボ曲「White ambitions」などにも、その勢いは続いていく。前半は、2日目に結成された鈴木雅之さん、鈴木愛理さん、鈴木愛奈さんによる“鈴木トリオ”のステージを受けて、鈴木みのりさんと鈴木このみさんの“SUZUKI'S”による「DAYS of DASH」で前半を駆け抜ける想定なのだが、改めて予想セットリストを見ると、とにかく強者揃いなラインアップだ。

 

そのなかで、内田雄馬さんと仲村宗悟さんは、当日のラインアップでも数少ない男性声優アーティストだ。そんな2人は、どちらも楽曲で奏でられるアコースティックギターのやわらかな旋律に溶け込むような、爽やかな歌声の持ち主。その清涼感に似合う、森林をモチーフにした背景映像などで、さいたまの地で即席の“声優森林浴”を楽しみたいとさえ願ってしまう。彼らの照明カラーは、グリーンに決定だろう。ちなみに、伊藤美来さん「PEARL」はアニメタイアップ曲ではないものの、シティポップテイストで清純なアレンジが、内田さんや仲村さんとも高い親和性を育むかと思ったため、あわせて今回は選曲している。

 

 

また、「SHOW BY ROCK!!」公式Twitterにて明かされていたが、当日はシアン(CV:稲川英里さん)とアイレーン(CV:野口瑠璃子さん)がシークレットで出演予定だったとのこと(参考:公式Twitter)。同情報を踏まえるに、今回のセットリストにおけるメドレー形式での5曲は手堅いのではないだろうか。

 

ライブ後半は、とにかくコラボステージのオンパレードに。追加発表陣より蒼井さんや水瀬さんを迎えて、「THE IDOLM@STER SideM」から「MOON NIGHTのせいにして」、「五等分の花嫁」からは「五等分の気持ち」をそれぞれ披露。冷静になれば、南條愛乃さんの所属するfripSideこそ、本当に追加出演が実現するのかさえ定かではないが、きっと南條さんにお姉さんキャラはマッチするはず。ということで、中野一花役には何としても南條さんのコラボレーションを希望したい。

 

ちなみに、fripSideはこの後に登場した際、もはやアニサマ恒例パートのひとつにも数えられる「超電磁砲」メドレーを披露するが、そのフットワークの軽さを生かし、初日に続けてmotsuさんが突如として降臨するかと思われる。

 

3日間のステージを見事に締めくくるのは、LiSAさん。彼女は前述した2016年以来、アニサマの舞台に登場していないが、昨年春には「鬼滅の刃」主題歌「紅蓮華」を通して、アニソンシンガーとしてさらなる飛躍を遂げた現行シーンの重要人物だ。

 

 

正直なところ、追加枠とシークレット枠のどちらなのか、そもそも彼女のステージを目撃できるのかすら、もちろん約束されていない。しかし、竈門炭治郎(CV:花江夏樹さん)らの勇姿を描いた映像に背に、腕を広げて客席全員の声援を一手に引き受けるLiSAさんの姿を見なければこの夏は終えられないし、むしろ冒頭に披露される「crossing field」の時点ですでに、その手応えに彼女自身も凛々しくもニヤリとしてしまうところまで想像できている(ここでは、ステージ下部から炎が吹き出す特殊効果がぴったりだと思う)。

 

アニサマでの最後のステージから4年間の歳月が経ったからこそ、我々ファンもさまざまな感情を胸に募らせてきている。この3日間の大トリとして、LiSAさんを観たい。

 

ここまで紹介した予想セットリストはいかがだっただろうか。冒頭に記した通り、今年度は残念ながら延期となってしまったが、8月30日には生配信イベント「Animelo Summer Night in Billboard Live」が開催される。同公演は、“大人な夜のアニサマ”をテーマとして、Billboard Live YOKOHAMAを舞台に選んでいるが、その会場名を聞いただけで、今から当日への期待感を抑えきれない。アーバンな楽曲を得意とする早見沙織さんや、プラネタリウムでのアコースティックライブ経験がある三森すずこさんなど、今回の出演ラインアップが、会場の落ち着いた気品のある雰囲気とのマリアージュを明らかに見越したものだからだ。

 

幸運なことに、例年と形は変われど、今年もアニサマで夏を締めくくることができる。本稿を通して、予定されていた3日間のセットリストを自身でも想像しつつ、来たるBillboard Live公演での内容にも想いを巡らせてみると、当日のライブを何倍にも楽しめることができるはずだ。その延長として、来年度にアニサマが開催された際にも、自分の“好き”(=カラー)を表現したオリジナルのセットリストを考え、たくさんの人に共有してみてほしい。


(文/一条皓太)

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