「マクロスF」武道館ライブレポート! シェリルとランカ、日本音楽界の聖地に立つ

アキバ総研 | 2008年11月11日 21:00

20081111210000s.jpg2008年11月5日(水)、TVアニメ「マクロスF(フロンティア)」のライブイベント「マクロスF ギャラクシーツアー FINAL こんなサービスめったにしないんだからね in ブドーカン☆」が、日本武道館で開催された。



「マクロスF ギャラクシーツアー FINAL こんなサービスめったにしないんだからね in ブドーカン☆」は、2008年4月から9月まで放送され、CD/DVD/ブルーレイなど関連グッズが爆発的なヒットとなったTVアニメ「マクロスF(フロンティア)」のライブイベント。

同作の音楽関連は、CM、映画音楽、アーティストプロデュースなど各方面で活躍する人気サウンドクリエイター・菅野よう子さんが手掛けていることもあってか、今回のライブも菅野さんが全てを取り仕切る。そして主役は、劇中で大活躍する二人の歌姫、ランカ・リー、シェリル・ノームの歌を歌う、中島愛(めぐみ)さんとMay’n(メイン)さんの二人。いずれも19歳、新進のアーティストである。

「マクロスF」のライブは今回で早くも5回目。異常なまでのハイペースで公演を重ねているが、いずれの回も会場は超満員、チケットは毎回プラチナチケットとなる。この武道館ライブも例に漏れず、平日開催にも関わらず先行予約受付に対する応募総数は実に23万件。その倍率は軽く20倍を上回ったという。


「マクロスF ギャラクシーツアー FINAL こんなサービスめったにしないんだからね in ブドーカン☆



20081111210000d.jpg ついに、シェリルとランカが日本武道館に立つ日がやって来た。八角形の客席がステージを取り巻き、開演時間が迫ると1万人超の観客で、用意された座席が全て埋め尽くされる。

 ライブのプロローグは、ジェフリー艦長のナレーション。「我々は兵隊からバンドマンに鞍替えする!」「PAスタンバイせよ!」「客電落とせ!」と、ライブの準備が、艦長の号令とともに進められていく。続いて観客に向かって、「復唱せよ、『キラッ☆』」「復唱せよ、『私の歌を聴けー!』」「復唱せよ、『抱きしめて、銀河の果てまで!』」と号令が下されると、場内に1万人の復唱が響き渡った。

 巨大スクリーンにフォールド空間の映像が浮かび上がり、艦長の「いくぜ、野郎ども!」のかけ声とともにフォールド開始。それに合わせて、カンノヨーコの指揮による「Frontier2059」が鳴り始める。約3時間におよぶライブがいよいよスタートした。

 プロローグの「Frontier2059」が演奏されている間、シェリルとランカは、ステージ上段にひっそりと立っていた。客席に背を向けて、手を繋いでいる。「Frontier2059」が終わると響いてきたのは、アカペラのデュエットによる「ダイアモンド クレバス」。二人の歌姫の第一声に、歓声が上がる。

 バックバンドは、カンノヨーコのピアノ、そしてギター、ベース、ドラム、マニピュレーターという前回のメンバーに12人のストリングスと2人のホルン、2人のトランペットが加わった大編成。より厚く豪華になった演奏が、シェリルとランカを後押しする。

 2曲目の「What'bout My Star?@Formo武道館バージョン」で一気に加速し、そこから、横浜パシフィコのライブではアンコール前のクライマックスに披露された「トライアングラー」ベースのライブオリジナル・メドレーへ。CDで聴くよりも格段にテンポアップされた楽曲を、二人は息を揃えて歌いこなしていく。

 やがて、ランカのソロ・パートへ。「ニンジーン loves you yeah!」「アナタノオト」「私の彼はパイロット」を披露した後、ステージに現れたのは、アルト役の中村悠一とミシェル役の神谷浩史。となれば、7月のライブ同様、「超時空飯店娘々CMソング」のキュートなダンス大会が始まる。そこにボビー役の三宅健太が乱入し、劇中と変わらないオカマ演技に、会場は一気に和むのだった。

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 続くシェリルのソロ・パートは、ランカがワンコーラス目を歌った「射手座☆午後九時 Don't be late」からバトンタッチして始まり、「Welcome to My FanClub's Night」「ノーザンクロス」と激しい曲を連発。その迫力に、観客は息を飲んだ。

 二人それぞれのアカペラによる「アイモ」から、ライブはしっとりとした流れに転換。「蒼のエーテル」が、ランカがアルトに別れを告げた21話の映像と、 「ダイアモンド クレバス」が、ミシェルの死とシェリルのシンガーとしての復活が同時に描かれた20話の映像とともに歌われ、観客の心を切なさで満たした。そしてインス トゥルメンタルの「シンクウハイスイ」を挟んで、クライマックスの「娘々サービスメドレー」へと突入。ステージサイドから花道まで駆けめぐってシェリルと ランカが躍動し、華麗なフィニッシュを決めた。

 アンコールでは、とにかくサプライズがいっぱい。まずはインストゥルメンタルの「Private Army」でカンノヨーコがアコーディオンを抱えて登場。続く「トライアングラー」では、舞台のせりから坂本真綾が飛び出し、場内を驚かせる。アンコール 3曲目にして登場したシェリルとランカは、デュエットで「ライオン」「射手座☆午後九時 Don't be late」、メンバー紹介を含めた「星間飛行」を続けて熱唱。そして、最後の曲となったのが「アナタノオト」。会場一体となって「ドクンドクンドクン」の ジェスチャーを繰り返した。

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 スクリーンに映された歌詞とともに「SMS小隊の歌~あの娘はエイリアン」が1万人で大合唱された後、May’n、中島愛(めぐみ)として、武道館に立 てた感動を語り、観客にメッセージを伝える二人。河森正治総監督らメインスタッフや、メインキャスト陣がステージに現れて花束贈呈し、歌姫たちを祝福し た。

 だが、まだまだライブは終わらない。予告BGMの「High School Life」の演奏に乗って、キャシーのナレーションが「みなさん、まだいけますか~?」と観客を煽る。すると、ピアノの音色が響き出し、スライドした花道 の下からアリーナの中央に、ピアノを弾くカンノヨーコと、その両脇に立つシェリル&ランカがみたび現れる。

この日の本当の最後の曲は、しっとりとしたデュ エットによる「ダイアモンド クレバス」。そして、歌姫二人が退場した後、カンノヨーコの美しいピアノソロが奇跡的な夜を締めたのだった。



※ライブ直後の出演者公式コメント

<中島 愛(めぐみ)コメント>

①お疲れ様でした!ほっとしたところで一言。
最高!!一生忘れられないステージになりました。
②本日のコンサートに出演しての感想を簡単に…
武道館にいる一万人のみんながすごく近くて感動しました。包まれている感じ。歌で、体全部で伝えたいことがたくさんあって、無我夢中で歌いました。楽しかった!楽しくて、うれしかった!!
③何が一番大変でしたか?
一万人に届くよう、いつも以上に大きく大きく表現すること。
④今日はどのようなところを意識してパフォーマンスをしましたか?
大きく・可愛く・丁寧に。
⑤ギャラクシーツアーFINAL横浜、大阪公演と武道館での追加公演、心境に違いはありましたか?
心境というか…ライブをする毎に、強くなれたと思います。パワーが倍増していった感じ。
⑥菅野さんからは今日にあたって何か具体的なオーダーはありましたか?
丁寧に、楽しんで。そして、「音になる」こと。
⑦最後に一言!
みんなの声がすごく心に響いて、勇気をもらいました。歌は一人じゃ歌えない、愛がなくちゃ歌えない。すべての人に感謝しています。本当に、ありがとうございました!!

<May’n(メイン)コメント>

①お疲れ様でした!ほっとしたところで一言。
一万人みーんなと目が合ったよっっ!!
②本日のコンサートに出演しての感想を簡単に…
マクロスFと出逢えたこと、そして何よりもたくさんのファンのみんなに出遭えたことが幸せで幸せでたまりません(´;ω;`)ゥゥ
③何が一番大変でしたか?
当日、お客さんのパワーをもらえたので大変なんて何1つなかった!! ただ、リハとかでは~やはり~高い所が・・・・・(苦笑)
④今日はどのようなところを意識してパフォーマンスをしましたか?
シェリルっぽく!!悲しみも自信も全て表現できたと思います。みんながシェリルにさせてくれたんだよ!!
⑤ギャラクシーツアーFINAL横浜、大阪公演と武道館での追加公演、心境に違いはありましたか?
武道館は1万人もの人と!!っていう喜びはあったけど、どの会場も1人1人の声や表情を感じられて、歌うことが大好きっっ!!という想いでいっぱいです!!
⑥菅野さんからは今日にあたって何か具体的なオーダーはありましたか?
君は大きな舞台向きだから何も心配いらない!!と(´;ω;`) 菅野さんが始まる前も終わった後もギュッってしてくれました。
⑦最後に一言!
本当に気持ちよかった!!みんなの声援をこれからのMay'nのパワーにして、つっぱしって行くから、これからもついてきてね!!!



SANKYO presents マクロスF ギャラクシーツアーFINAL
「マクロスF ギャラクシーツアー FINAL こんなサービスめったにしないんだからね in ブドーカン☆」
2008年11月5日(水)
場所:日本武道館(東京・九段下)
出演:中島愛(めぐみ)、May'n(メイン)、菅野よう子、 他

(C)2007 ビックウエスト/マクロスF製作委員会・MBS



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