今年はアニメで「Go To」しよう! 旅好きライターが写真とともに振り返る「聖地巡礼アニメ5選」!【アキバ総研ライターが選ぶ、アニメ三昧セレクション 第5回】

2020年08月07日 13:510
今年はアニメで「Go To」しよう! 旅好きライターが写真とともに振り返る「聖地巡礼アニメ5選」!【アキバ総研ライターが選ぶ、アニメ三昧セレクション 第5回】

政府が打ち出した「Go Toキャンペーン」の一環である、「Go To Travelキャンペーン」がいよいよ始まりました。国内観光需要喚起を目的とし、利用者は宿泊費の割引きなど、さまざまな恩恵を受けられるという施策です。

いまだ収まる気配のないコロナ禍の中、いろいろと物議をかもしながらの船出となりましたが、年に数回は飛行機や新幹線(もちろん鈍行も!)を使って遠出をしている旅行好きの私としては、各地の観光地、宿泊施設が疲弊しているのを見ると胸が痛くなります。

 

いつの日か、誰もが心置きなく旅行をできるようになることを信じつつ、今回は、アニメ作品に登場した「聖地」の見どころを、私の旅行記とともにお届けします!

 

 

ゾンビランドサガ


アイドルのオーディションを受けに行くため、家を飛び出した瞬間、トラックに撥ねられてしまい、不慮の死を遂げてしまった高校2年生の源さくら。

 

気がつくと、そこは不思議な洋館。みずからゾンビとなったことに気づいたさくらは、サングラスをかけた謎の青年・巽(たつみ)幸太郎と出会います。

幸太郎が佐賀の知名度をゾンビアイドルでアップする、という目的で立ち上げた「ゾンビランドサガプロジェクト」に巻き込まれ、生まれた時代も場所もバラバラの女の子たち(ただし全員ゾンビ)と、アイドルグループ・フランシュシュを結成し、幸太郎の目標達成のために活動を開始。さまざまな困難に立ち向かう、笑いあり、涙ありの正当派(?)アイドルストーリーの本作。

 

舞台となっているのはタイトルどおり「佐賀県」です。

筆者は昨年2019年7月27日に、唐津市ふるさと会館アルピノで開催された凱旋ライブ「ゾンビランドサガLIVE~フランシュシュみんなでおらぼう!inSAGA~」の取材で佐賀市を訪問。そして同年11月には、嬉野市にある嬉野温泉を訪れました。

 

唐津市ふるさと会館アルピノは、物語の重要なシーンで登場していることもあり、建物を前にした際には、ストーリーを思い返しながら胸がいっぱいになったのを思い出します。

もちろんライブ当日は多くのファンでにぎわい、作品の人気を改めて知るところとなりました。

 

周囲には「唐津市歴史民俗資料館」や「唐津城」、「鏡山展望台」など、作中に登場する名所もたくさんあるので、レンタカーを借りれば1日でほとんどの聖地を回ることができます。さらにもう少し足を伸ばせば、フランシュシュがCMに起用された「ドライブイン鳥 伊万里本店」まで網羅することも可能!

唐津は名勝・虹ノ松原も美しく、博多からのアクセスも抜群なので、作品のことを知らない方にもぜひ訪れてもらいたいです。

 

嬉野市にある嬉野温泉は、全国的にも有名な温泉地。せっかくなので、フランシュシュのメンバーが営業ライブを行うために宿泊し、ドタバタ劇を繰り広げた「ホテル華翠苑(かすいえん)」に宿泊してきました。

 

カフェモカにて


ホテルの担当者に取材を申し込んだところ、ご快諾いただき、こちらも作中に登場した「カフェモカ」さんにまで話を持っていってくださりました。コラボ企画が行なわれるようになったきっかけを熱弁していただいたり、嬉野温泉名物「温泉湯豆腐」のおいしいお店を教えていただいたり、激ウマハンバーグをごちそうになったり……。地元の温かさに触れられるのも、旅行の醍醐味です。

 

幸太郎が店内で食べていたイチゴパフェは残念ながらオフシーズン(シーズンは12月~5月)で食べられませんでしたが、コロナ禍が落ち着いたらぜひ再訪して、堪能したいです。これが自分流の「ゾンビランドサガ リベンジ」だ!

 

嬉野温泉の「ホテル華翠苑」には、ロビーにファンの憩いの場が用意されていました

 

足湯

 

足湯

 

ふらいんぐうぃっち

見習い魔女の木幡真琴は、「15歳になると一人立ちし、社会に出る」というしきたりに従い、地元・横浜から遠く離れた親戚のもとへと引っ越します。

 

一人前の魔女になるため、相棒の黒猫・チトとともに新生活を始めた真琴。熱心に魔法修行に明け暮れる……と思いきや、愛にあふれた仲間たちに囲まれて、幸せに満ちた日々を送るというハートフルストーリーです。

 

 

本作の舞台は青森県弘前市。筆者が訪れた日は「弘前ねぷたまつり」真っただ中。

ちょうどアニメが放送された年ということもあり、本作のキャラクターが描かれた山車や、真琴のコスプレイヤーも見られました。

筆者は弘前駅前のスーパーでお酒とつまみを買い、次々やってくる山車を、時折り吹く涼しい風を受けつつ眺め、真夏の夜を楽しく過ごしました。

今年のねぷたまつりは残念ながら中止となってしまいましたが、こちらもいつかリベンジしたいです。

 

豆知識ですが、弘前は「ね『ぷ』たまつり」、青森市で行なわれる祭りは「ね『ぶ』たまつり」と呼ばれています。間違えてしまうと、地元民から怒られてしまうかも?

 

道中訪れた五所川原市では、「五所川原佞武多祭り」の準備中。「文豪ストレイドッグス」の山車も飾ってありました

 

くまみこ

熊出神社に巫女として仕える中学3年生・雨宿まち。都会に憧れているものの、機械オンチなうえに、極度の田舎コンプレックスを持っている彼女。

まちの後見人で、なぜかしゃべることができるヒグマのナツ(タブレットPCを使いこなすことができる)から心配されつつも、アーバンライフを夢みて、今日も巫女としての責務を全うするのでした。

 

 

本作の舞台は秋田県の山奥にある熊出村。正確な聖地は明記されていませんが、2016年8月に開催された「熊出村村おこしプロジェクト in 北秋田市くまくま園」に取材を兼ねて訪れたので、そのときの話をさせていただきます。

 

同施設は、秋田内陸縦貫鉄道「阿仁マタギ駅」から歩いて5キロほどの山奥にあります。くまくま園ということで、園内にはたくさんのクマがおり、エサをあげることもできます。

 

ちょっと自慢ですが、当日は関係者しか入れない、凶暴なヒグマが入っている檻に案内していただきました。真正面から見たヒグマは迫力満点! 作中で、ナツがいかにかわいく描かれているのがわかりました……。

 

 

 

炎天下で行なわれたイベントも大盛況で、原作者の吉元ますめ先生、まち役の日岡なつみさん、小松園長のトークが弾みに弾みまくっていました。

 

クマと言えば、「くま クマ 熊 ベアー」が10月から放送開始予定。「北秋田市くまくま園」とコラボすることがあれば、また訪れてみたいです。

 

秋田と言えばクマとマタギ! 『またき』ます(ダジャレ)

 

波よ聞いてくれ

街のスープカレー屋「VOYAGER」で働く鼓田ミナレは、偶然知り合った地元ラジオ局のディレクター・麻藤兼嗣に見初められ、ラジオパーソナリティとして活躍するようになります。

 

途中、奇妙な事件に遭遇したり、クセのありすぎる人物と出会ったり、元カレとの壮絶なバトルがあったりと、息をつかせぬ展開の連続。実際に起こった大地震を題材に描かれた最終話は、多くの視聴者に衝撃と感動を与えました。

 

本作の舞台は北海道の札幌市。

ミナレがウィットに富んだおしゃべりを視聴者にお届けする藻岩山ラジオ局は、その名のとおり、市の外れにある藻岩山の中腹にあります。

山頂には本作でミナレと元カレが訪れた展望台もあり、連日多くのカップルでにぎわうとかにぎわわないとか。

 

藻岩山の山頂。登った当日はあいにくの曇り模様でしたが、市内が一望できて開放的な気持ちになりました

 

もいわ山ロープウェイの中から

 

頂上まで行くには、「もいわ山ロープウェイ」と「もーりすカー」と呼ばれる乗り物に乗る必要があるのですが、そこから見える景色も素晴らしいです。

札幌の中心部からそう離れていないこともあり、比較的簡単に行くことができます。

筆者が訪れたときはちょうどグッズ売り場が改装中で、作中でミナレが買っていた「もーりす」グッズをゲットすることができませんでした……。リベンジ案件です。

 

今回筆者が取材した、杉山里穂さんがDJを務めた生放送ラジオ「波よ聞いてくれ ~Wave,Listen to me!~」(エフエム北海道)の最終回は、何と深夜3時~3時半までオンエアされ、番組が終わる頃には東の空が白んでいて、「いい最終回だった!」と思わせるようなシチュエーションが期せずしてできあがっていました。さすが杉山さん、持ってますね!

 

そして、北の大地はとにかく食べ物がおいしい! 筆者が訪れたのは味噌ラーメンが絶品の「らーめん信玄」、野菜たっぷりのスープカレーでヘルシーさも追求した「SOUP CURRY KING」。エフエム北海道の社員さんに教えていただきました。地元民のオススメするお店は間違いありません! 次はジンギスカンを食べねば……。

 

なお現在、「波よ聞いてくれ」のモバイルスタンプラリーが好評開催中です(9月30日まで)。聖地巡礼するなら、一緒にスタンプラリーも楽しんでみては?

 

ミナレの故郷、釧路。大雨でした

 

ゴールデンかムイのお土産in釧路

 

もはや全国区となった、北海道の誇る大人気テレビ番組「水曜どうでしょう」のロケ地も行ってきました。やっぱココですよね(笑)

 

こちらも「水曜どうでしょう」でおなじみの場所

 

花咲くいろは

祖母の元で暮らすため、湯乃鷺温泉街にやってきた東京育ちの高校2年生、松前緒花。

温泉旅館・喜翆荘(きっすいそう)で従業員として働きながら高校に通うことになった緒花は、板前見習いとして働く鶴来民子(みんち)や仲居の押水菜子(なこち)、ライバル旅館の一人娘・和倉結名らとの出会いを通じ、人間として成長していきます。

 

舞台は石川県にある温泉街。金沢市にある湯涌温泉がモデルとされています。

緒花が降り立った「湯乃鷺駅」のモデルは、のと鉄道七尾線の「西岸駅」がとされており(実際には駅と湯涌温泉は、かなり離れています)、界隈で毎年秋に開催されている「湯涌ぼんぼり祭り」は本作に登場する架空の神事が元で始まったという歴史があります。

 

当駅にはいままで2度訪れましたが、昨年2019年4月に訪れたときの話をさせていただきます。

時刻はちょうど夕方、駅にはレンタカーで訪れたのですが、春から初夏へと向かうこの季節、海が近いこともあり、ときおり涼しい風が吹いていました。

駅の中は、ファンならずともワクワクするような「花咲くいろは」仕様となっており、緒花と一緒に記念撮影をすることも可能。無人駅なので、ほかのお客さんがいなければ贅沢な空間を独り占めできます!

 

西岸駅の中。あのころは太ってたなあ……。ちなみに緒花と筆者は同じ誕生日です

 

なお、駅の近くには「道の駅 なかじまロマン峠」があるので、お土産はこちらで買うこともできます。

 

今年の「ぼんぼり祭り」は中止が決まってしまいましたが、もちろんリベンジする気満々です!

 

西岸駅の中

 

<ライター紹介>

佐伯 敦史

さえき あつし

 

アニメ・声優・ゲーム・アイドルなどの情報をご紹介するポータルサイト「れポたま!」で編集・ライターを務める。

いわゆる「乗り鉄」で、沖縄の「ゆいレール」を含む、47都道府県の約8割を乗りつぶす。近年続く甚大な災害で、廃線になってしまう路線が続出してしまうのではないかと懸念している。

おすすめの鉄道路線は「JR五能線」(秋田~青森)、「JR大糸線」(長野~新潟)、「錦川鉄道 錦川清流線」(山口)。

画像一覧

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放送日: 2018年10月4日~2018年12月20日   制作会社: MAPPA
キャスト: 宮野真守、本渡楓、田野アサミ、種田梨沙、河瀬茉希、衣川里佳、田中美海、吉野裕行、高戸靖広
(C) ゾンビランドサガ製作委員会 (C) ZOMBIE LAND SAGA PARTNERS

ふらいんぐうぃっち

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放送日: 2016年4月10日~2016年6月25日   制作会社: J.C.STAFF
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(C) 石塚千尋・講談社/「ふらいんぐうぃっち」製作委員会

くまみこ

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放送日: 2016年4月3日~2016年6月19日   制作会社: キネマシトラス
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(C) 吉元ますめ・KADOKAWA刊/「くまみこ」製作委員会

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放送日: 2020年4月3日~2020年6月19日   制作会社: サンライズ
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(C) 沙村広明・講談社/藻岩山ラジオ編成局

花咲くいろは

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放送日: 2011年4月3日~2011年9月25日   制作会社: ピーエーワークス
キャスト: 伊藤かな恵、小見川千明、豊崎愛生、戸松遥、能登麻美子、梶裕貴、本田貴子、久保田民絵、浜田賢二、間島淳司、山口太郎、恒松あゆみ、諏訪部順一、チョー
(C) 花いろ旅館組合

劇場版 花咲くいろは HOME SWEET HOME

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上映開始日: 2013年3月30日   制作会社: ピーエーワークス
キャスト: 伊藤かな恵、小見川千明、豊崎愛生、戸松遥、能登麻美子、梶裕貴、本田貴子、久保田民絵、浜田賢二、間島淳司、山口太郎、恒松あゆみ、諏訪部順一、チョー
(C) 花いろ旅館組合

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