「妖怪人間ベム」50周年記念の完全新作アニメ「BEM」の映画化が決定！ 制作はProduction I.G。ティザーポスター＆特報映像公開！

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「妖怪人間ベム」50周年を記念して、2019年に放送された完全新作TVアニメ「BEM」の映画化が決定した。タイトルは「劇場版 BEM ～BECOME HUMAN～」で、2020年秋に全国公開される予定だ。

1968年にTVアニメ第1作が放映され、ダークで不思議な世界観と個性的なキャラクターで圧倒的なインパクトを残した「妖怪人間ベム」。正義を為しても醜いせいで決して受け入れられることはなく、「はやく人間になりたい」と切に願う妖怪人間が主人公の本作は、最高視聴率20％を超えるヒットを記録した、怪奇アニメの金字塔だ。

2019年に放送された完全新作TVアニメ「BEM」では、原作の持つ設定やメッセージ性を残しつつも、全く新しい解釈を施し、舞台設定やキャラクターが大胆に変更され、人気を博した。

このたび映画化が決定した「劇場版 BEM ～BECOME HUMAN～」の制作は、「BEM」プロジェクトの立ち上げから関わり、「攻殻機動隊」「PSYCHO-PASS サイコパス」シリーズをはじめとするハイクオリティなアニメーションをつくり続けているProduction I.Gが担当する。

メインスタッフも一新。監督は博史池畠さん（「魔法陣グルグル」「宇宙戦艦ティラミス」など）、脚本は冨岡淳広さん（「ポケットモンスター」「ONE PIECE STAMPEDE」など）、キャラクター原案は村田蓮爾さん（「LAST EXILE」「ID-0」など）、キャラクターデザインは松本美乃さん（「純潔のマリア」「進撃！巨人中学校」など）という布陣で制作される。

メインキャストは、TVアニメ「BEM」に引き続き、ベム役を小西克幸さん、ベラ役をM・A・Oさん、ベロ役を小野賢章さんが担当する。なお、追加キャストは後日発表される予定だ。
 

また、この発表にあわせてティザーポスターと特報映像が公開された。赤と黒を基調としたティザーポスターでは、顔を隠したベムと見られる人物の足元から妖怪形態を想像させる黒い影が縦横に伸び、妖怪人間の苦悩を表すようなシルエットが描かれている。特報映像では、BGMとして流れるショパンの「24の前奏曲第4番」とともに真紅の細胞がうごめき、3人の妖怪人間“ベム・ベラ・ベロ”が生まれる様子が描かれ、人間になれなかった妖怪人間たちの「はやく人間になりたい」という悲痛なささやきで締めくくられている。

・特報映像

【劇場版アニメ概要】
■「劇場版 BEM ～BECOME HUMAN～」

＜公開＞
2020年秋全国ロードショー

＜スタッフ＞
監督：博史池畠
脚本：冨岡淳広
キャラクター原案：村田蓮爾
キャラクターデザイン：松本美乃
アニメーション制作：Production I.G
製作：劇場版BEM製作委員会

＜キャスト＞
ベム：小西克幸
ベラ：M・A・O
ベロ：小野賢章

＜ストーリー＞
壮麗と退廃、繁栄と貧窮が運河を隔てて共存する都市「リブラシティ」。
若き女性刑事・ソニアは、街で頻発する不可思議な事件を追う中で、“ベム・ベラ・ベロ”と呼ばれる3人と出会う。
醜い姿に変身する彼らは、やがて妖怪人間と名付けられ、事件の容疑者として追われることとなるが、彼らこそが事件を解決し人々を助けているのだった。
すべては「人間になりたい」という願いを叶えるため。
リブラシティを裏で操る「見えざる議会」が事件の黒幕であることを突き止めたベムたちは、その首魁であるもう1人の妖怪人間・ベガと対峙する。運河をつなぐ橋を破壊するほどの激闘の結果、ベムたちは姿を消したのだった。
それから2年。ベムの行方を探し続けていたソニアは、目撃情報を元に「ドラコ・ケミカル」という製薬会社を訪れる。そこで出会ったのはベムに瓜ふたつの人間“ベルム・アイズバーグ”だった……。

（C）ADK EM／BEM製作委員会