【PCエンジン miniで大検証! 伝説の裏技チャレンジ! Vol.7】これで難ゲーも怖くない! 「スターパロジャー」「スプラッターハウス」など名作ゲームの裏技に挑戦

2020年05月16日 14:000

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昭和のゲームの花形でもあった「裏技」を令和になった今だからこそ、あえて再現・挑戦してみよう! というこの連載企画。今回は、2020年3月19日にKONAMIより発売となった「PCエンジン mini」に収録されているタイトル(海外版を含め全58タイトル収録)の中から、筆者が思い出深く、特に衝撃を受けた裏技を紹介していきます。

裏技を使って、新しい楽しみ方を!

裏技にもいろいろなジャンルのものがあります。プログラムであらかじめ仕込まれた隠しコマンド(デバッグモード)や隠しキャラ。そしてプレイヤーのテクニックありきで発生させることができるものなど、裏技の種類は多岐に渡ります。

いずれもその裏技を知ることによって通常のプレイとはひと味違った楽しみ方ができるものばかり! 通常プレイのお供にぜひとも裏技を試してみてください。

 

というわけで、PCエンジン miniでの裏技を大検証!

 

主人公が無敵に!?「THE 功夫」(1987/KONAMI)


ファミコンでは表現不可能な巨大キャラが画面狭しと暴れ回る、PCエンジン立ち上げの時期に発売された「THE 功夫」。一見シンプルな格闘アクションゲームなのですが、これ、実際にプレイしてみるとボスまでの道中がとにかく難しい……。

体力回復アイテムは登場するものの、連続して飛んでくる岩や、いきなり「礼」のような動作をする雑魚敵のラッシュに四苦八苦。どうにかこうにかボスに到達した時には、すでに体力は残りわずか……ということもしばしば。

そこで今回は、とにかくエンディングを見たい!という方のために、主人公が完全無敵になってしまう裏技を公開します。

タイトル画面でSELECTボタンを押しつつRUNボタンを押します。するとリセットがかかりますが、そのまま2つのボタンを押し続け、再びタイトル画面になったら

RUNボタンだけを離します。次に、SELECTボタンを押したまま、上を1回押す。

そしてSELECTボタンを離し、十字キーの上3回、右6回、下2回、左2回を押す。

これで、いわゆる「デバッグモード」に入ることができます。入力タイミングが結構シビアなので、失敗したらリセットして再挑戦してみてください。

  

  

これがデバッグモード画面。「ステージセレクト」「無敵」「残機数を増やす」も可能。無敵にするには、「PLAYER」の項目を「INVINCIBLE」にします。ちなみに、「ENEMY」を「INVINCIBLE」にすると各ステージ最後に登場するボスが無敵になります。

お互いの体力を気にしなくてよいので、ボス敵の動きを研究する際にはいいかもしれませんね。

 

 

石だろうが、雑魚にもガンガン当たっても大丈夫っス。左上の体力ゲージはダメージを受けると減りますが、ゼロになるとまた満タンになるのでご安心を。

 

 

邪道感はありますが、やっぱり無敵っていいものですね……。日頃苦しめられてきたボスたちにお返しをしてやりましょう!

  

 

ステージセレクトでボスも怖くない!「スプラッターハウス」(1990/バンダイナムコエンターテインメント)


アーケードゲームとして1988年にナムコよりリリースされ、PCエンジンには1990年に移植された本作は、ホラー映画好きなゲームファンの間でカルト的人気を誇っていました。

ホラー映画ファンなら思わず「ニヤリ」としてしまう演出や、「あるある」演出、名場面へのオマージュが詰め込まれていたからです。

 

そんな本作ですが、PCエンジン版は多少難易度が下がったものの、それでもやはり簡単にクリアできるレベルではありませんでした。そこで、ラウンドセレクトの裏技を紹介します。

 

タイトル画面でRUNボタンを押すと、嵐の中の館のデモ画面が始まります。この間に、セレクトを3回、十字キーの左とⅠを同時に押します。

 

するとこのステージセレクト画面に。上下でステージを決定したらRUNボタンで指定したステージへ。

 

 

ステージ3のボスとして登場する、強敵ピギーマンにもすぐに会えます。こいつを攻略するポイントは、ステージ中に落ちている銃2つを使わずにピギーマンまで運んでくることです。もし銃を運ぶのに失敗したなら、根気強くスライディングで攻撃しましょう!

 

 

最終ステージ7のラスボス・ヘルカオスもすぐに対面できます。が、最終ステージは道中の仕掛けに慣れないと、いざボスにたどり着いても体力がほぼ残ってないということもしばしば。

こういった難関ステージだけを何度も練習できるので、ステージセレクトの裏技はありがたい限りですね!

 

ちょっとエッチな(?)隠しキャラが登場!「スターパロジャー」(1992/ KONAMI)

 

PCエンジンCD-ROM2オリジナル作品として1992年に登場した本作。「パロジャー」というタイトルの意味するところは、つまり「パロディ」なのです。「スターソルジャー」の続編的位置づけということで、前作のパロディ要素はもちろん、ボンバーマンやPCエンジン本体そのものが自機として登場。どことなくKONAMIの「パロディウス」シリーズの影響が大きいような……?

そんな本作ですが、シューティングゲームとしての完成度は実に高く、ゲーム本編のほかに2分、5分の限られた制限時間内でスコアを争う「BATTLE STAGE」モードもあり、ボリューム満点です。

さて、今回は通常のプレイではなかなか見つけることのできないボーナスステージへ行き方をお教えします。

 

 

その隠しボーナスステージが存在するのは「ステージ7」です。まずはボス(「スーパースターソルジャー」ステージ5のボスのパロディキャラ)まで進みます。ここまでは自力でがんばってください!

 

 

このボスの倒し方には、実は秘密が隠されているのです。普通はボス本体の青い部分を集中的に狙ってしまいがちですが、「先に両腕を破壊」しましょう。が、このボスの攻撃はかなり激しく、相当練習しないと先に腕を破壊するのは不可能なレベル。ここは、こまめに「セーブ」「ロード」機能を使って少しずつダメージを与えていくのがいいでしょう。

 


そして両腕を破壊すると、ボスの中央部分から「BONUS STAGE」と書かれたアイテムが放出されますので、それをキャッチ! その後は普通にトドメを刺してしまいましょう。すると……?

ここから先は、自分の目で確かめてみましょう! 背後に奥様やお子様がいない状況でプレイしてくださいね。

 

壁も通り抜けるスーパーキャラで遊ぼう!「ダンジョンエクスプローラー」(1989/KONAMI)


本作はマルチタップを使用することによってなんと5人同時にプレイすることもできるのです。とはいえ、なかなかその環境でプレイした方は少ないとは思いますが……。

PCエンジン miniでもマルチタップが発売されていますので、ぜひこの機会にお試しあれ。

 

このゲームでプレイヤーキャラを成長させるには、ステージのラストに登場するボスを倒す必要があります。つまり、雑魚敵をいくら倒してもキャラクターが成長することはないのです。しかも本作の難易度は決して低いとは言えず、それこそが本作の醍醐味でもあるのですが、1人プレイだと敵の配置、マップ構成を覚え、しかもそこそこの腕がないと最初のボスに到達するのも難しい……。

  

そこで今回は最初から無敵に近いスーパーキャラで遊ぶ方法を公開します! 本作では複雑に入り組んだダンジョンの探索、美麗なグラフィックで描かれたボスキャラたちを見るのもまた楽しみの要素のひとつなのです。

 

 

まずはタイトル画面でRUNボタンを押します。すると、キャラクター選択画面になりますので、「PASSWORD」を選択します。

「DEBDE DEBDA」と入力した後、RUN→Iの順に押します。すると「エラー」と表示されますが、構わずIIを押してからキャラクター選択(どの職業でも大丈夫です)をします。しかし、この「デブで、デブだ」とは一体……。

 

 

そしてお待ちかね、スーパーキャラが登場します。このキャラ、障害物でもなんでもすり抜けます。

 

 

このように、壁にめり込みながら攻撃することも可能なスーパーキャラです。が、壁もすり抜けてどんどん進んでしまうと、ストーリーの時系列がめちゃくちゃになってしまいますのでそこはご注意を……。

体力も攻撃力もほぼMAX!ですが、無敵ではなくしっかりダメージは受けますのでご注意ください。

 

いかがでしたか? ゲームって、ちょっと角度を変えるだけで実にいろいろな遊び方ができるものなんですね。次回も懐かしくて衝撃的な裏技を紹介していきます。お楽しみに!

 
(文/sukesan)

©Konami Digital Entertainment

©BANDAI NAMCO Entertainment Inc.

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