【Steam】外出を控えながらおでかけ気分が楽しめるPCゲーム3選!

2020年04月26日 13:000
【Steam】外出を控えながらおでかけ気分が楽しめるPCゲーム3選!

アキバ総研をご覧のみなさま、いかがお過ごしでしょうか。ゲーム買い過ぎちゃう系ライターの百壁ネロでございます。「バイオハザード RE::3」や「FINAL FANTASY VII REMAKE」など、大型タイトルが続々とリリースされている今日この頃ですが、筆者はあいも変わらず延々「あつまれ どうぶつの森」にハマり続けています。島の推し住民はビンタです。4月11日、ビンタの誕生日会に行けて僕は最高に幸せでした……。

さて、そんな感じで面白いゲームがあれこれリリースされている昨今ですが、世間では不要不急の外出を控えるということで気軽に遊びに出かけることができない日々が続いています。筆者は、こんなときだからこそ、家にいながらさまざまな世界をバーチャルに旅することができる「ゲーム」という娯楽は特にオススメなのではないかなと感じています。

というわけで今回は、外出を控えながらも、まるでおでかけをしているような気分が楽しめてしまうSteamのゲームをご紹介していきます。



1.実在の絵画を自由に展示できる美術館シミュレーター「Occupy White Walls


  • メーカー名:StikiPixels
  • 発売日:2018年11月14日
  • 価格:無料(2020年4月14日現在)

美術館はお好きでしょうか?  絵画やアートにそんなに興味がないという人はあまり行くことがない場所かも知れませんが、誰でも気軽に芸術や文化に触れることができ、想像力が養われ心が豊かになる、生活になくてはならない施設です。 本作「Occupy White Walls」は、そんな美術館を自由に作ることができるという、珍しいコンセプトのシミュレーターゲームです。


(C) STIKIPIXELS 2018


最初に言っておくと、本作にはゲーム的な要素はほとんどありません。


入館料を調整してお金を儲けたり、集客のための目玉となるコンテンツを作ったりといったいわゆるシミュレーションゲーム的な要素はなく、やることはただひたすらに「自分だけの美術館を作る」ということ。

壁や床を設置して美術館のいわゆる「箱」部分を作り、ゲーム内通貨で好きな絵画を購入して壁に展示していく、というのが本作の基本的なアクションとなりますが、ここで特筆すべきは、本作に登場する絵画は「すべて実在の作品である」ということです。



少しわかりにくい表現なので改めて説明をしましょう。 「すべて実在の作品である」というのはつまり、本作に登場する絵画がゲーム用にオリジナルで作られたものではなく、実際に現実世界でアーティストが作成した作品であるということです。


もちろん世界には、数多くの絵画作品が存在します。ゲーム内で初めて見ることになる作品が多いですが、中には美術の教科書で見たことがあるような有名な絵画もあり、そういったものを購入して自分の美術館に展示すると、「おお……なんか本物っぽいじゃん、うちの美術館……」という気持ちになって、ちょっとテンションが上がります。


展示されている絵画は、近寄ってキーを押すことで詳細に鑑賞することが可能。英語ではありますが、作品名や作者名、作品の実寸などさまざまな情報が表示されるので、本格的に美術館で絵画鑑賞をしているような気分が味わえます。



自由に建物を作り、好きな絵画を思うままに飾っていくという、これだけでもかなり面白く、「あつまれ どうぶつの森」で島づくりや自分の家のレイアウトが好きな人ならハマってしまうと思われる本作ですが、実は最大の目玉は、オンライン機能にあります。

この「Occupy White Walls」はオンラインゲームであり、自分の美術館にリアルタイムにほかのプレイヤーが来訪してくれたり、逆に、ほかのプレイヤーの美術館に遊びに行くことができるのです。「あつ森」のたとえばかりになってしまって恐縮ですが、このあたりのオンラインによる他プレイヤーとの交流要素も、「あつ森」の島の行き来に近いものがあるように筆者は感じました。



自分の美術館に人が来てくれるというのもうれしいですが、筆者はとにかくほかのプレイヤーの美術館に遊びに行くのが楽しかったです。とんでもなく広くて立派なところや、ところ狭しと作品が飾られ、巨大な庭園を有するゴージャスな建物など、ゲームだからこそ実現可能な趣向を凝らした美術館の数々は、それ自体もまたプレイヤーによる美術作品のよう。

さらに、ほかのプレイヤーの美術館にある絵画は、ゲーム内通貨で購入することで自分の美術館にも展示ができるシステムなので、ビビッとくる絵画に出会いたいがために、ついつい美術館めぐりをする手が止まりません。


しかも本作、2020年4月16日時点で、なんと無料です。無料で無限に時間が溶けていくという、なんてありがたくも恐ろしいゲーム……。


美術館や絵画に興味がないという人も、ぜひだまされたと思ってプレイしていただきたい本作。これをきっかけにアートに興味が湧き、本物の美術館に足を運んでみたくなる人も多いのではないかと筆者は思いました。



2.自作のジェットコースターに乗れちゃう遊園地経営シミュレーション「Planet Coaster


  • メーカー名:Frontier Developments
  • 発売日:2016年11月18日発売
  • 価格:4,580円(2020年4月14日現在)

おでかけスポットの鉄板と言えば、やはりなんと言っても遊園地。子どもも大人も遊園地に行くとその非日常感でテンションが上がってしまうものですが、とは言え、筆者はあまり乗り物が得意なほうではなく、特にコーヒーカップが大の苦手だったりします。その昔、一緒に乗った友人が親の仇かぐらいの猛烈な勢いでハンドルをぐるんぐるんと回しだしたときは、その日その時の園内で5本の指に入るレベルのボリュームで絶叫しました。絶叫マシンでもないのに。
さて、これからご紹介する「Planet Coaster」は、そんな楽しさと絶叫であふれる遊園地を自在に作ることができるシミュレーションゲームです。


(C) 2016 Frontier Developments


本作は、名作「テーマパーク」や「ローラーコースタータイクーン」を彷彿とさせる手触りの、王道遊園地経営シミュレーションゲームです。アトラクションを建ててお客さんを増やし、収入を増やしていくというのが基本的な目的。その中で、「待ち時間が長い」「飲み物が欲しい」などなど、お客さんが出す要望に応えるべく、ショップを建てたり設備を充実させたりと東奔西走していきます。
シミュレーションゲームとしては非常にオーソドックスであり、特筆すべき目新しさといったものはありませんが、全体的にていねいで安定感のある作りとなっており、ゲームとして遊びやすいという点が本作の大きな魅力と言えるでしょう。



本作には、さまざまなモードが用意されています。「キャリアモード」は決められたステージをプレイし目標をクリアしていくモード。「サンドボックスモード」は資金の制限やミッションといった目標などがなく、自由に遊園地づくりを楽しめるモード。「チャレンジモード」は限られたスタート資金を元手に、なにもない更地にイチから遊園地を作っていく上級者向けのモードです。
最初は「キャリアモード」から始めて、本作でできることを少しずつ、コツをつかんでいくのがオススメです。「800人のお客さんを誘致する」「4基のライドを建てる」など、だんだんと難易度が上がっていく目標をクリアしながら、本作の操作や遊び方に慣れていくことができます。



さて、遊園地シミュレーションゲームの目玉といえば、やはりなんと言ってもアトラクションの建設でしょう。本作のタイトルにもなっているコースターはもちろん、パイレーツシップやフリーフォール、そして筆者が大の苦手なコーヒーカップなど、さまざまな種類のアトラクションが用意されています。

建設に複雑な操作は必要なく、アトラクションを置く→入口と出口を決める→通路とつなぐ→アトラクションをオープンする、というシンプルな流れで作成可能です。

ただし、アトラクションの入口と通路をつなぐ待機用の列には注意が必要です。短すぎるとお客さんが大勢並べないので、蛇行させたりしながらある程度の長さを確保しつつ、さらにお客さんのストレス緩和のために待機列そばに観葉植物などを設置するという心配りも重要です。この、「お客さんの満足度を考えて頭を悩ませる」という部分こそが、経営シミュレーションゲームの醍醐味だなと筆者は感じます。



経営にあくせくしたあとの息抜きには、自由気ままに遊園地づくりができる「サンドボックスモード」がオススメです。

「実在する有名テーマパークにそっくりな遊園地」「ドキッ! ジェットコースターだらけの大遊園地」「コーヒーカップだけしか存在しない(筆者にとって)恐怖の遊園地」など、想像力のおもむくままにクリエイトを楽しめます。むしろ好きな人にとってはこのモードが一番のメインになるかもしれません。

というわけで、筆者も山より高いジェットコースターを作ってみました。まあ作りたくなりますよね、こういうの! 



筆者が作ったこの山超えコースター、最大垂直方向Gが13.99Gをマークしており、おそらく人間の体では乗りこなせない乗り物になっています。この鉄の悪魔に乗った人間は、もはや絶叫すら口から出ないでしょう。富士急ハイランドの人気コースター「ド・ドドンパ」の最大加速度が3.75Gという点から考えると、ゲーム内だからこそ作れるコースターのハチャメチャっぷりをなんとなく察していただけるのではないでしょうか。

なお、本作は乗り物に乗客視点カメラが実装されており、本当に乗っているような気分が画面上で味わえます。グラフィックの美麗さも相まって、これがなかなかのリアリティ! おうち時間で自分の乗りたいジェットコースターを作って、実際に乗り込み、ドキドキの遊園地気分を体験してみてはいかがでしょうか。


3.今はなき伝説のスラム街・九龍城砦が舞台のホラーアドベンチャー「港詭實録 ParanormalHK


  • メーカー名:GHOST PIE Studio
  • 発売日:2020年1月6日
  • 価格:1,320円(2020年4月14日現在)

九龍城砦。日本では「九龍城」という呼び名で知られるそれは、かつて香港に存在した巨大なスラム街です。一時は小さな区画に5万人もの人が住み、地球上で最も人口密度が高い場所と称されていた九龍城砦は、無計画な建設を繰り返したことで内部が迷路状態となり、「一度入ると二度と出てこられない」とまで言われていました。その一度見たら忘れられない異様な風貌と、法の手が及ばない地帯であったというアンダーグラウンド性が多くの人々を魅了し、映画やゲームの舞台としてもたびたび登場しています。

これからご紹介する「港詭實録 ParanormalHK」も、そんな九龍城を舞台としたゲームのひとつです。



プレイヤーは、テレビ番組のカメラクルー。スタッフによってあらかじめ仕込まれたパズルを解いて脱出を目指すという企画の肝だめし番組「霊界脱出ゲーム」の撮影のために、女性キャスターのキャシーとともに九龍城にやってきました。ホラー映画さながらの、ガンガンにフラグが立ちまくっている導入部です。古来よりホラーものには「肝試し×ロケ=最悪の結果」という方程式があるわけですが……。



結局、まんまと……と言ってしまっていいかわかりませんが、まんまとキャスターのキャシーが心霊現象の餌食となり、見るも恐ろしい姿へと変貌を遂げてしまいます。いやほんとに、めちゃくちゃ恐ろしい姿ですよ……何があったらこんなになっちゃうの……。



はい、というわけで、ここからがゲームの本番です。

本作は、1人称視点の3Dアドベンチャーゲーム。プレイヤーを捕まえるべく追ってくるキャシーから逃げ、時に隠れながら、九龍城の奥へ奥へと進んでいくのが本作の主なゲームスタイルとなります。攻撃手段は存在せず、ただひたすらに走って逃げ、ロッカーに隠れてキャシーをやり過ごすしかありません。

さらに、道中には謎解き要素やアイテム探し要素も多数あるため、簡単には先に進めず、恐怖におびえながら九龍城内を探索することとなります。ホラーゲームのお約束ではありますが、曲がり角を曲がるときは特にビクビクします。筆者は、曲がり角では毎回、マウスをチョコチョコ動かして、カメラを微調整しまくりながら角の向こう側の安全を確認しつつ進むというビビリっぷりを炸裂させてしまいました。



走って逃げるだけではなく、本作にはステルスアクション的な要素もあります。しゃがんで物陰に隠れながら、足音に注意しつつ、相手に見つからないようにこっそりと進む緊張感は、プレイしながら思わず息を潜めてしまうほど。

それもそのはず、相手に見つかってしまうと問答無用で一発アウトとなってしまうのです。そういった意味では、本作はアドベンチャーゲームでありながら、死んで覚える高難易度ゲーム、いわゆる「死にゲー」的な側面も備えている作品だと言えるでしょう。



さて、本作の基本的な遊び方やプレイ感をご紹介しましたが、忘れちゃいけません。この記事は「おでかけ気分が楽しめるゲーム特集」です。

「九龍城」を舞台にしているという点が大きな特徴である本作は、壁のシミや置かれた小物の汚れ具合、張り紙の破れ方など細部までグラフィックが作り込まれており、実際に行ったことこそないものの、巨大スラム街たる「九龍城」の怪しげな雰囲気が臨場感とともにたっぷりと楽しめます。惜しむらくは、ゲーム中はだいたい逃げているかおびえているかの二択であるため、立ち止まって九龍城の作り込みをじっくりと味わえないことでしょうか。いや、まあ味わってもいいんですが、そしたらやられちゃいますからね……。



ひとことで言えば、さながら「九龍城を舞台にしたホラーアトラクション」のような遊び心地が楽しめる本作。ぜひ、遊園地に行ったような気分で楽しんでいただきたいゲームです。

おうち時間は、ゲームでバーチャルなおでかけを!


というわけで、おでかけ気分が楽しめるSteamのゲーム3作をご紹介しました。 昨今は、不要不急の外出自粛ということで、実際の美術館や遊園地には行くことがかなわない日々が続いています。いつか必ず気軽におでかけを楽しめる日が戻って来ることを信じながら、おでかけ欲は自宅で楽しくゲームをして発散していきましょう!


筆者:百壁ネロ
ゲーム買いすぎちゃう系フリーライター。現在積みゲー300本以上。小説家でもあります。著作は「ごあけん アンレイテッド・エディション」(講談社)、「母の嘘(「悪意怪談」所収)」(竹書房)。

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