アトランジャー、シャイアード、レッドホークヤマト──ロマンあふれる合体ロボット&マシンの原画が大集合! 「アオシマ 合体ロボット&マシン ボックスアート展」レポート!

2020年03月23日 14:590

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ロボットでも、宇宙戦艦でも、スーパーカーでも、とにかく何でもかんでも4つのマシンに分解! そんな自由すぎる発想で一世を風靡した青島文化教材社のプラモデル「合体ロボット&マシン」シリーズのボックスアートの原画を一堂に集めた「アオシマ 合体ロボット&マシン ボックスアート展」が2020年3月22日から28日にかけて、東京は神保町にある文房堂ギャラリーにて開催中だ。

文房堂。ギャラリーはこのビルの4階にある




「合体ロボット&マシン」シリーズは1970年代前半から1980年代半ばまで発売されたプラモデルシリーズで、1体のロボットやメカを4体に分割し、各マシン形態と合体形態の組み換え遊びできるということでヒット商品となった。

当初は特撮やアニメに登場するロボットを題材にしたものが多かったが、徐々にオリジナルのロボットやメカを中心にしたラインアップにシフト。オリジナルロボットの「アトランジャー」「レイガード」「シャイアード」や、オリジナルメカの「合体戦艦レッドホークヤマト」「巨大マシン タイガーシャーク」などが登場。

さらには青島文化教材社自ら、オリジナルロボットやメカをコミカライズした漫画単行本を「アオシマコミックス」として発刊。全国の模型店などで販売していたということから、ホビー史においてかなり早い段階でメーカー発信のメディアミックス展開を行ったシリーズともいえる。

 

そんな「合体ロボット&マシン」シリーズのボックスアートを、間近でじっくり堪能できるのが今回取材にうかがった「アオシマ 合体ロボット&マシン ボックスアート展」である。

会場には69点の貴重な原画が展示されている。
ポイントは、すべての画稿に制作者の名前が添えられている点である。
どのイラストレーターがどの作品を手がけたのか、が明確になったのは今回が初ではないだろうか。

 

 

 

 




「合体ロボット&マシン」ボックスアートのみならず、「おやこマシン」など同時期に展開した商品のボックスアートや、チラシなどに使われた画稿。さらに漫画家・今道英治先生による「アオシマコミックス」の原稿までも展示。

 

 

嬉しいことにほぼすべての画像が写真撮影可なのである。

 

 

 

そして驚くべきは、「アオシマコミックス」として発売された漫画「レッドホークヤマトII」の企画書、ネーム、設定資料(しかも原本!)が手に取れる形で展示されていることだ。

「個性化・多様化ニーズに対応する」と作品のコンセプトをうたった企画書や、今道先生のものと思われるラフ画はマニア必見!

 

 

 

 

 


そのほか、重厚感あふれる作例の展示もたまらない。すべての展示に、愛があふれている。

 

物販も見逃せない。

 

やはり展示されている原画をすべて収録した図録はマストバイ!

ポストカード、アクリルスタンドやキーホルダーのほかに、複製原画も販売! 額縁に入れて飾りたい!

 

 

またSDアトランジャーなどがゲットできるガチャも嬉しいところ。物欲が激しく刺激される商品ばかりである!

 

アキバ総研で「泰勇気の週末プラモ」を連載中の声優・泰勇気さんも来場。一番お気に入りという「タイガーシャーク」と記念撮影!

楽しい時間を過ごすことができました! 

というわで、皆さんもぜひ足を運んでみてはいかがだろうか?


【イベント概要】

■アオシマ 合体ロボット&マシン ボックスアート展
・会期:2020年3月22日(日)~28日(土)
・協力:株式会社青島文化教材社
・企画・運営:合同会社はるばる
・展示会趣旨
弊社はこれまでに多くのプラモデルを世に送り出し、時代を超えて多くのファンの心をつかんできました。本展示会ではその数多あるプラモデルから「合体ロボット&マシン」にスポットをあて、普段目にすることのない、ボックスアートの原画を一堂に集めて展示。その独創的な魅力を再評価してもらおうという企画です。
・展示概要
合体ロボット&マシンのボックスアート原画 約70点展示予定
キットの完成品展示、図録・複製原画などの販売も予定



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