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コラボアルバム「シスターシティーズ」を現在、制作中です
── さらに2020年3月25日にミニアルバム「シスターシティーズ」がリリースされることが発表になりました。5曲入りで、それぞれの楽曲を手がけたサウンドプロデューサーと早見さんのコラボが楽しめる1枚だそうですね。 早見 はい、「コラボレーションアルバム」と銘打った、5曲入りの作品になります。コラボさせていただくお相手は田淵智也さん、NARASAKIさん、西原健一郎さん、堀込泰行さん、横山克さんという、魅力的でバリエーション豊かな方々になりました。
── そのラインアップをうかがっただけで、ワクワクします。おひとりずつ、人選の理由と楽曲の印象を教えていただけますか? 早見 田淵智也さんは、私が知っている声優さんやアニソンシンガーさんの曲をたくさん手がけていらっしゃるマルチな方で、早見チームでの打ち合わせの際にも早い段階でお名前が挙がりまして、ぜひ参加していただきたいということになりました。楽曲はまだ絶賛制作中ですが、華やかで楽しい曲になるのではないかと思っています。
── NARASAKIさんは、ヘヴィメタル、ハードコアのイメージがあります。 早見 それ以外にも多彩な音楽性を持った方だと思います。NARASAKIさんとはTVアニメ「覆面系ノイズ」(2017年)でご一緒させていただいて、今回の曲は、「覆面系ノイズ」のキャストやスタッフさんの飲み会で見た私の普段の姿をイメージして書いてくださったということでした。やさしい曲でありつつ、NARASAKIさんの持ち味がふんだんに盛り込まれた曲になっています。
── 西原健一郎さんは、失礼ながら、今回の資料で初めてお名前を拝見しました。 早見 ファッション系などさまざまな音楽の分野で活躍されている方で、私の中ではジャジーなピアノというイメージがあります。私は、個人で楽しむために、その年によく聴いた楽曲のプレイリストを作っているんですが、その2019年上半期版に西原さんの曲が入っていたんです。それを聴いた早見チームのディレクターが、「コンセプトアルバムに西原さんも参加していただけたらどうですか?」と提案してくれて、私としては願ったりかなったりというか、引き受けてくださるのなら、ぜひ! という思いでした。
── クラブ系の洗練されたジャズという感じなのでしょうか? 早見 そうですね。とてもオシャレな曲を作っていただけて、自分の新たな扉を開く機会になるように思いました。これから歌詞を書くので、曲の雰囲気に合わせられるのかどうかドキドキしています(笑)。
── 堀込泰行さんは元キリンジの方で、現在はソロとして活躍されているシンガーソングライターです。 早見 私はキリンジが大好きで、昔から聴いていたんです。それで今回、私からコラボのお相手として提案させていただいたんですけど、「まさか実現するなんて!」という、今でも信じられない気持ちでいます。こちらも楽曲はすでに完成していて、堀込さん節が満開です。
── 独特のメロディラインを作り出す方ですよね。都会的で、早見さんのボーカルで堀込さんの曲が聴けるのはすごく楽しみです。 早見 私も歌えるのが本当に楽しみです!
── そして、横山克さん。ももいろクローバーZのようなアイドルから、アニメや映画のサウンドトラックまで、数多くの作品を手がけている気鋭の作曲家です。 早見 私にはサウンドトラックの作り手というイメージが強くて、物語性のある楽曲を作られる方だと感じていました。横山さんとは直接打ち合わせさせていただくことができて、楽曲の内容からたわいのない話題まで、たくさんお話しさせていただいたんです。そのときの内容が盛り込まれた曲になりました。
── 言葉で表現すると、どんな曲になったのでしょうか? 早見 想像していたように物語性があって、水彩画のようなイメージがあって。さらに幻想性や神秘性も感じられる、すごくステキな曲です。
── 「シスターシティーズ」のジャケットは、イラストレーターのITSUMOさんが手がけるそうですね。 早見 はい。ジャケットでもクリエーターの方とコラボさせていただきました。ISTUMOさんはすごくやさしくてやわらかいイラストを描く方で、ずっとインスタグラムをチェックしていたんです。ジャケットのでき上がりも、すごく楽しみです。