【特集】ボイたまプロジェクト朗読劇vol.2 「white Swan+」開催記念連載! 第5回「堀内まり菜」インタビュー!

2019年10月30日 12:000

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新人声優たちが、世界に羽ばたく声優アーティストを目指し、さまざまなことにチャレンジしていくプロジェクト「ボイたまプロジェクト」が、2019年11月2日、3日に朗読劇vol.2「white Swan+」を開催する。

ボイたまプロジェクト朗読劇vol.2 「white Swan+」は、2019年3月27日に恵比寿天窓.switchで開催された朗読劇イベント「whiteSwan」の再演であり、前回と同じ配役の「ver.デネヴ」と、配役をシャッフルした「ver.アルビレオ」の2バージョンが上演される。

出演するのは、ボイたまプロジェクトに所属する新人女性声優の荒井瑠里さん、熊田茜音さん、後本萌葉さん、堀内まり菜さん、吉武千颯さんの5名。壁にぶつかりながらも夢に向かって日々努力する彼女たちが、自分たちと同じ新人声優を演じるというこの朗読劇は、演技あり歌ありでエンターテインメント要素が満載!

そんな、今まさに本番に向けて絶賛稽古中の5人にアキバ総研がインタビューを敢行! 本番に向けての思いや、普段考えていること。また声優を志した理由やエピソードを聞いてみた。

 

第5回に登場するのは、アイドルグループ「さくら学院」の元メンバーにして、近年は「ライブレボルト」時音ひなた役、「IDOL舞SHOW」明瀬亜美役など話題作へのキャスティングが続くほか、キッズ番組「きんだーてれび」にて歌唱&出演、舞台活動もするなどさまざまなメディアで活躍を見せる堀内まり菜さん。

メンバーの中で、もっとも芸歴の長い彼女が考える声優・アーティストへの思いを、たっぷりと語っていただいた。

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──昨年、「ライブレボルト」で一度インタビューを掲載させていただいて以来となりますね。改めて自己紹介をお願いいたします!
1stアルバムリリース&3rdライブツアー開催記念「ライブレボルト」インタビュー連載! 第7回は時音ひなた役・堀内まり菜!

 

堀内 堀内まり菜です。趣味はチーズナン巡りとモノレールに乗ることです。

 

──モノレールですか!?

 

堀内 そうなんです。特に、ゆりかもめと東京モノレールが好きです!

 

──ありがとうございます(笑)。どういった経緯で声優を志すようになったのでしょうか?

 

堀内 小学生の頃から「さくら学院」というグループで活動させていただいたんですが、中学生になって進路を考えなきゃいけない時期が来たんですね。そんな中学2年生の時に「You have a dream」という曲で水樹奈々さんを知りまして「水樹奈々さんのこのきらめきって何なんだ!」って衝撃を受けたんです。当時はアイドル活動をしていたし、アイドル自体が好きでいろいろな方を観ていたんですが、私の中では水樹さんが一番輝いて見えたんです。「この輝きはすごいぞ」って、それから水樹さんにどハマりしましたね。水樹さんのアニメの世界観を表現する歌に惹かれ、声優・アニソンアーティストとして歌いたいと思い、声優を目指したのがきっかけです。

 

 

──そこから舞台での活動などを経て、今は声優として活動をされているわけですが、最近だと「ライブレボルト」での活躍が印象的ですね。「ライブレボルト」のステージはいかがですか?

 

堀内 ステージに立っているのは自分じゃなくて、時音ひなただと思いますし、表現されているのはひなたが歌っている歌詞や思いなんですよね。ライブ中お客さんの顔を見ている時に思うのは、ただ楽しいだけじゃなくて、自分の中に湧き上がる感情はひなたが感じたことだし、ひなたがライブをするとこういう光景を作り出せるんだっていうことです。キャラクターの感情を、間近で感じることができるのはやりがいがあることだと思います。

 

──歌を歌うだけでなく、まさにその役を演じているんですね。

 

堀内 そうですね。特にひなたは本当に深い人物で、彼女の叫び、嘆きをお客さんに聴いてもらって感動していただきたいんです。作品と現実がリンクする感じも楽しいですね。

 

──そして、先日発表された音楽バトルプロジェクト「IDOL舞SHOW」では、NO PRINCESS・明瀬亜美役として参加され、早くも10月26日には1stイベントが開催されました。こちらはいかがですか?

 

堀内 (インタビュー時点では)レコーディングが無事に済んだ感じです。歌詞が攻めてるなと思いましたね。楽曲の雰囲気や歌詞の意味から、亜美ちゃんたちの奮闘している感じや「絶対に天下を取るぞ」という思いをひしひしと感じています。みんなも前のめりになって楽しんでもらえるようにがんばりたいですね。

 

──歌と演技の両輪が、次の仕事を呼び込んでいる感じがありますね。

 

堀内 最近は「ライブレボルトがんばってるね」とか「きんだーてれび応援してます」と言ってもらえることが多くて、頑張ってるといろんな方が見てくれるんだなと感じることが多いですね。なので、亜美ちゃんもいい意味でクールなスイッチを入れて、演じていきたいと思います。

たくさん人間観察をして、こんな子がいたら魅力だと思える要素を詰め込んで、大切にキャラを作っていきたいです。

 

──そして、11月2日、3日にはボイたまプロジェクト朗読劇vol.2 「white Swan+」が開催されます。改めて、どういった内容の朗読劇になるのでしょうか。

 

堀内 「ボイたまプロジェクト」という実際の私たちに似た状況の、新人声優の女の子たちのお話です。その5人がぶつかって、殻を破っていくというストーリーになっています。

 

──vol.1で、堀内さんが演じられたるいは一番年上の先輩キャラですが、演じてみた感想はいかがですか?

 

堀内 結構しっくりきた感じがありますね。みんなをまとめなきゃいけない、るいちゃんの環境と、今の私の立場が似てるなって思ったりもしたんですが、両者を近づけすぎるのは違うなと思って、1から役作りをするよう心がけました。るいちゃんは周りの子の成長が自分の喜びという人柄なんですけど、そこは私の感情とリンクするところがあって、実際に瑠里とも一緒にやっている「ライブレボルト」や、ボイたまプロジェクトメンバーとSTOLABOでの配信番組を作り上げていく中で、みんなのいろんな面を知れたり、達成感を得る感覚はリンクしていると思っています。

 

 

──今回上演されるvol2で、ver.デネヴでは前回と同じくるい役を演じられますが、ver.アルビレオではひまり役を演じられます。リーダー役から、一転して一番かわいがられる立場のキャラを演じるわけですが。

 

堀内 そうなんです。ひまりちゃんはるいちゃんとは、だいぶ違うキャラなんです。ひまりちゃんって、いろいろとこだわりが強い役だと思っていて、アヒルの鳴き声がすごく上手だったり、すでにアニメに出演しているという設定だったりするので、ものすごくマイペースだけど「これだけは譲れない!」みたいな、ほんわかした中での熱意をお客さんに楽しんでもらえるように演じたいなと思います。

 

──演技だけでなく、歌も披露されますね。

 

堀内 やっぱり歌ってセリフと同じというか、感情を伝えるために歌があると感じたので、よりその役の内面に秘めている感情に寄り添っていけるような歌を歌いたいと思います。

ミュージカルが好きなこともあって、私には「歌詞が命!」みたいな意識があるんです。一度自分の中で歌詞もセリフも消化して、思わず出ちゃった……みたいなところまで持っていきたいと思うんですよね。

 

──そんな堀内さんから見て、共演者の4人の魅力を教えてください。

 

堀内 瑠里は近くにいて、いつも声の表現にすごいこだわりがあると感じています。(ver.デネヴで演じる)ゆきちゃんは、最初はやりたいようにやるけど最後はめちゃくちゃうまくなる、というギャップが見どころなんですが、下手にも上手にも演じられる瑠里の表現力がすごいと思います。それと、ゆきちゃんの無邪気な感じは「本当に無邪気だな」と思えます。役の持ってる元気な感じは瑠里にぴったりだと思うので、自然でパワフルなゆきちゃんを感じていただきたいなと思います。

 

茜音ちゃんとの出会いは、私にとって多くの刺激を与えてくれています。さやかちゃんも思ったことをズバズバ言うタイプなんですが、茜音ちゃんも練習の時には意見をみんなの前でズバッと言ってくれたり、いいものにしようという思いを周りに発信してくれる存在です。なので、そのガッツがある感じというか、グングン飛び出していくパワーのリンク具合は観ている側も勇気をもらえると思います。

 

そして萌葉ちゃん。作品の中ではちひろちゃんとして、トラウマがあったり、ちょっと前に出づらかったりする性格なんですけど、実はvol.1の時、一番緊張してなかったのが萌葉ちゃんなんですよ。ひとりだけドーンと構えてて、だからこそちひろちゃんの魅力も伝わるのかな。自然体のお芝居とか、歌とか、まさしくちひろちゃんの言葉だと思ったので、今回も萌葉ちゃんの役に対する思いや感情を感じていただけたらと思います。

 

千颯ちゃんは同い年なので、よき戦友という感覚です。私、千颯ちゃんの歌がすごく好きで「プリキュア」の歌もずっと聴いてるんですよ。ひまりちゃんを演じている時の千颯ちゃんはほんわかしていて、彼女の性格そのまんまって感じなんですけど、芯がちゃんとあったり、歌っている時は彼女にしかない響きがあったりキラキラしていると感じるので、劇でも千颯ちゃんの歌に注目してもらいたいです。

 

──みなさん演じるキャラと、本人の中身が微妙にリンクしている部分がありますよね。

 

堀内 そうですね。リンクするところとしないところがそれぞれあるんですが、そこを掘り下げていくのも楽しかったです。ver.アルビレオでは、また配役が変わってくるんですが、どういう感じで新しい役が決まったんでしょうね。私も本番が楽しみです。

 

──そんな堀内さんは、将来、どんな役者になっていきたいですか?

 

堀内 観てくださる人にワクワクしてもらいたいという思いがあって、今回の朗読劇ではみんなが成長していく姿を観ていただきたいと思うし、前回観てくださった方にもより成長した私たちを観ていただきたいと思います。前回は1回きりの公演だったので「このステージにすべてを込めるぞ!」という感じだったんですが、今回は3回も演じることができるので、それぞれの個性を広げて各ステージを楽しんでいきたいなと思っています。観てくださる皆さんには、冒険しているような気持ちになってもらいたいというのが、自分の表現者の軸としてあるので、たくさん練習して全力の成果を見せられるようにがんばりたいです。

 

──楽しみにしています! 最後に読者の皆さんへのメッセージをお願いいたします。

 

 

【プロフィール】

堀内 まり菜 Horiuchi Marina

・生年月日:1998年4月29日

・出身地:東京都

・趣味:アニメ鑑賞、ギター

・特技:ブラインドタッチ、短距離走

「ライブレボルト」FIREVOLT 時音ひなた役

「IDOL舞SHOW」NO PRINCESS 明瀬亜美役
舞台「地図から」

 

【イベント情報】

■ボイたまプロジェクト朗読劇vol.2 「white Swan+」

<開催日時>

2019/11/2(土) 18:45 OPEN/ 19:30 START ver.アルビレオ

2019/11/3(日) 12:45 OPEN/ 13:30 START ver.デネヴ

2019/11/3(日) 16:45 OPEN/ 17:30 START ver.アルビレオ

 

・会場:アミューズカフェシアター

・作、演出:天真みちる

・出演:荒井瑠里、熊田茜音、後本萌葉、堀内まり菜、吉武千颯

・チケット料金

ボイたま席:6,500円(税込)(ソフトドリンク 1ドリンク込)

       ※直筆サイン入りブロマイド付き+前方正面席

 一般席:4,500円(税込)(ソフトドリンク 1ドリンク込)

 

<チケット購入方法>

ラインチケット一般発売(https://ticket.line.me/events/3388

 

その他、詳細、諸注意事項等はこちらでご確認ください。

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