TVアニメ「Fairy gone」、市ノ瀬加那、前野智昭、福原綾香らが2クール目を語る、オフィシャルインタビュー到着

2019年10月29日 11:500

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オリジナルTVアニメーション「Fairy gone フェアリーゴーン」。TOKYO MXほかにて第2クールが好評放送中だ。その見どころを、メインキャストの市ノ瀬加那さん、前野智昭さん、福原綾香さん、諏訪彩花さん、中島ヨシキさん、そして鈴木健一監督に聞いたオフィシャルインタビューが到着した。

TVアニメ「Fairy gone フェアリーゴーン」は、「ジョジョの奇妙な冒険」「はたらく細胞」などを手がけた鈴木健一さんが監督を務める新作オリジナルアニメ。シリーズ構成・脚本は「灰と幻想のグリムガル」「薔薇のマリア」(原作)の十文字青さん、キャラクター原案・妖精原案はウルトラジャンプで「Levius/est(レビウスエスト)」を連載中の中田春彌さん、キャラクターデザインは「ジョジョの奇妙な冒険」の清水貴子さん、音楽プロデュースは「灰と幻想のグリムガル」の主題歌・挿入歌・劇中BGMなど作中の音楽をすべて手がけた(K)NoW_NAME(ノウネイム)。アニメーション制作は「SHIROBAKO」「さよならの朝に約束の花をかざろう」のP.A.WORKSが担当する。


第1クールは、2019年春アニメとしてスタートし、好評を得たが、その続編となる第2クールが、2019年10月6日(日)よりTOKYO MXほかにて放送中。いよいよ物語は佳境に入ってきた。


このほど、メインキャスト&鈴木健一監督に、2クール目に突入した「Fairy gone フェアリーゴーン」の見どころについて聞いたオフィシャルインタビューが届いたので、ご紹介する。


■オフィシャルインタビュー
(以下、原文ママ)


――いよいよ2クール目がスタートしましたが、今のお気持ちをお願い致します。
市ノ瀬加那:私たちは基本的に台本を1話ごとにいただいているので、物語の結末を知ったのはアフレコ最終日の直前だったのですが、演じている身としては、先の展開を知らずによかったと思いました。


前野智昭:1クールと2クールで間をあけずにアフレコができたので、気持ちも切れることがなくて演じやすかったです。僕らは毎週台本を読むたびにドキドキ感を味わっていましたので、今度はみなさんにそのドキドキ感を味わってほしいですね。


福原綾香:いよいよ、といった感じですね。ヴェロニカは1クール目はほかのキャラクターとの絡みがほとんどなかったので、ようやく本番という気持ちが強いです。


諏訪彩花:誰が死んでもおかしくないですし、毎回ハラハラしています(笑)。


中島ヨシキ:期待感がすごく高まっています。ファンのみなさんに楽しんでもらえているかどうか、気になります!


鈴木健一監督:キャスト陣の演技に負けない画ができたと思いますし、早くみなさんに見てもらいたい気持ちでいっぱいです。

 


――2クール目の見どころもしくは注目してほしいキャラを教えて下さい。
市ノ瀬:1クール目は、ドロテアのメンバーの苦難、彼らにとって苦いエピソードが描かれてきましたが、マーリヤたちがこれからどう反撃していくのかを見てもらいたいです。

前野:物語が進むにつれて、マーリヤとヴェロニカのやりとりが昔に戻ってきている感じがしますので、最終的にどのような関係に落ち着くのか、楽しみにしていただきたいです。

福原:1クール目のヴェロニカは、独りひたすら影に隠れて「私は絶対に復讐を遂げる」と言っていたのですが、2クール目ではいよいよその本質に迫っていくシーンが描かれているので、ご注目ください。


諏訪:クラーラとセルジュですね。個人的にはもっとふたりのやりとりを見たいです! それと、マーリヤとクラーラとの絆の深まりも感じていただきたいですね。


中島:ネタバレになってしまうので具体的なお話はできませんが、2クール目でも個性豊かな新キャラクターがたくさん登場しますので、ぜひ楽しんでください。

 

鈴木監督:やっぱり、キャラクターの行く末ですよね。どの人物も怪しく見えてしまうと思いますが、彼らがどのような結末を迎えるのかに注目していただきたいです。

 


――伏線や謎の多い本作ですが、1クール目のあのシーンが実は2クール目に重要な意味を持っていたり……という注目のシーンはありますか? 
鈴木監督:1クール目ではあえて説明されていなかったワードなどがありまして、それを含めて1クール目に張った伏線が回収されていきます。もう一度最初からご覧になっていただくと、物語をより楽しむことができるのではないでしょうか。また、本線を描くために泣く泣くカットした、これまで拾いきれなかった各キャラクターのエピソードもあるので、機会があればぜひ描きたいと思っています。

 


――9月29日に行われたプレミアム上映会のご感想をお聞かせ下さい。
市ノ瀬:朝早くから多くのファンの方に来場いただき、私たちのトークに耳を傾けてくださったので、とてもありがたかったです。


前野:脱線もしましたが(笑)、アットホームなイベントで楽しかったです。なにより13話~15話をいち早くご覧いただけたのがうれしかったですね。


福原:たくさんの方に来ていただき、イベント自体もすごい盛り上がりでした。私も作品の魅力について少しでもお伝えできていたらいいな、と。


諏訪:3話分上映できたのはうれしかったですが、16話以降も「ここからまた面白くなるんだぞ」という気持ちでイベントに臨みました。早く続きを観てもらいたいです!


中島:(ウルフラン役の)細谷佳正さんから面白い話がたくさん飛び出していました(笑)。バラエティコーナーも楽しく、みなさんもイベントを堪能してくれていたみたいで何よりです。

 


――2クール目のアフレコも終わっているとのことですが、演じているキャラの1クール目の時からの成長や、他のキャラとの関係値の変化など、注目してほしいポイントをお教え下さい。
市ノ瀬:マーリヤはドロテアのメンバーのおかげで精神的な面でも技術的な面でも成長できたと思います。「自分ひとりで背負わなくてもいいんだ」と思えるようになったのが、演じる側としてもうれしいです。


前野:フリーは元々すごくまっすぐな人間で、不器用だと思うんです。「最近、傷の直りが悪くなってきたんだよ」という、齢相応の反応も人間味があっていいですよね。2クール目でも彼のそんな姿を楽しみたいです。


福原:1クール目のヴェロニカに対しては「こういうときにどういう感情を持っているのだろう?」とか色々と考えながら演じていたのですが、マーリヤとのやりとりが増えるにつれて「ヴェロニカってこういう風に思っていたんだ」というのが分かりはじめたんです。彼女の成長というよりは、彼女の内に秘めた想いが明らかになってくるところがいいな、と思います。


諏訪:セルジュと一緒にマーリヤを食事に誘うところはグッときました。先ほども少し言いましたが、セルジュとは1クール目は一緒に行動するにしても、そこまでのつながりは描かれていなかったので、今回はふたりの関係性の変化にもご注目ください。


中島:同じくマーリヤとクラーラと一緒に食事をするシーンで、彼のカッコよさを感じることができました。マーリヤの成長を促す立場の人物として、あのようなシーンがあったのはとてもうれしかったですね。

 


――最後に2クール目をお楽しみいただいているファンの皆様へメッセージをお願いします。
市ノ瀬:『Fairy gone フェアリーゴーン』は、画面の前でじっくりと見たい作品で、みなさんにもそういう作品になって欲しいですし、何気なく見ていたシーンが後々大事だということも分かることがあるかも知れませんので、腰を据えてご覧いただきたいです。


前野:1クール目で殺されてしまったドロテアの仲間であるオズの死をどのようにとらえるのか? どのようにけじめをつけるのかにも注目いただきつつ、物語の結末を楽しみにしてください。


福原:目に見えにくい感情や人間の深い部分と、目で見てすぐにわかるカッコいい部分、そのどちらも楽しめるのが『Fairy gone フェアリーゴーン』だと思います。戦争によって人生を狂わされてしまった人たちの描き方に注目して欲しいですね。


諏訪:人間の感情をさらけ出すようなシーンがたくさんあり、それを見ている私もすごく感情を動かされています。どの人物にも注目してご覧いただきたいですね。


中島:毎回盛り上がりどころがあるので見逃して欲しくないですし、視聴者のみなさんのリアクションが楽しみです。


鈴木監督:もしお時間が許されるなら、一度1クール目からご覧いただき、その世界観にどっぷりと浸かっていただきたいです。令和に生まれた子供たちが成長してからも観てもらいたい作品です。よろしくお願いします!

 


(左から鈴木監督、福原さん、市ノ瀬さん、前野さん、諏訪さん、中島さん)

 

【作品情報】
■「Fairy gone フェアリーゴーン」
・放送情報:
 TOKYO MX 毎週日曜24時から
 BS11 毎週日曜24時から
 MBS 毎週火曜26時30分から
 AT-X 毎週日曜24時から
 ※リピート放送:毎週(火)21時30分/毎週(木)13時30分/毎週(土)29時30分


・配信情報:
 dTV:毎週日曜24時から
 Amazonプライム・ビデオ:毎週日曜24時から
 AbemaTV:毎週水曜22時30分から
 ニコニコ生放送:毎週水曜23時30分から
 ニコニコチャンネル ほか:毎週水曜24時から


・スタッフ:
 原作:Five fairy scholars
 監督:鈴木健一
 シリーズ構成・脚本:十文字青
 キャラクター原案・妖精原案:中田春彌
 キャラクターデザイン:清水貴子
 美術監督:東潤一
 色彩設計:中野尚美
 撮影監督:江間常高
 3D監督: 宍戸光太郎・市川元成
 編集:廣瀬清志
 音響監督:明田川仁
 音響効果:上野励
 音楽プロデュース:(K)NoW_NAME
 アニメーション制作:P.A.WORKS


・キャスト:
 マーリヤ・ノエル:市ノ瀬加那
 フリー・アンダーバー:前野智昭
 ヴェロニカ・ソーン:福原綾香
 ウルフラン・ロウ:細谷佳正
 クラーラ・キセナリア:諏訪彩花
 セルジュ・トーヴァ:中島ヨシキ
 ネイン・アウラー:園崎未恵
 ダミアン・カルメ:子安武人
 マルコ・ベルウッド:大塚芳忠
 レイ・ドーン:津田英三
 リリー・ハイネマン:種﨑敦美
 ロバート・チェイス:沖野晃司
 エレノア・ニード:小松未可子
 オズ・メア:間宮康弘
 グリフ・マーサー:津田健次郎
 カイン・ディスタロル:麦人
 アクセル・ラブー:川田紳司
 “スウィーティー”ビター・スウィート:寿美菜子
 パトリシア・パール:井口裕香
 ジョナサン・パスピエール:興津和幸
 ビーヴィー・リスカ―:江川央生
 ソフィー:伊藤静
 シュヴァルツ・ディーゼ:土師孝也
 ジェット・グレイブ:東地宏樹
 ユアン・ブリーズ:乃村健次
 チマ:古賀葵
 イージェイ・ダーヴェン・ソー:安元洋貴


・オープニングテーマ:
 (K)NoW_NAME「STILL STANDING」(TOHO animation RECORDS)
・エンディングテーマ:
 (K)NoW_NAME「Stay Gold」(TOHO animation RECORDS)

  


(C)2019 Five fairy scholars / フェアリーゴーン製作委員会

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キャスト: 市ノ瀬加那、前野智昭、福原綾香、細谷佳正、諏訪彩花、中島ヨシキ、園崎未恵、子安武人、大塚芳忠、津田英三、種﨑敦美、沖野晃司、小松未可子、間宮康弘、津田健次郎、麦人、川田紳司、寿美菜子、井口裕香、興津和幸、江川央生、伊藤静、土師孝也、東地宏樹、乃村健次
(C) 2019 Five fairy scholars / フェアリーゴーン製作委員会

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