【声優・泰勇気の週末プラモ!】第8回 食玩を超え、プラモを超え、そしていま神になる! それが究極のスーパーミニプラ「超獣機神ダンクーガ」!前編

2019年10月29日 19:100


3個セットの外箱の正面には大きく「断空我(ダンクーガ)」の文字が!
 

中には01~03の箱がそれぞれひとつずつ入っています。ナンバリング以外は3箱とも共通のデザイン。

 

 

「1. イーグルファイター、ランドクーガー、ビームランチャー」のランナー。実際は可動式の断空砲も含まれています。部分的に塗装済みのパーツがあります。このほかにシールと取扱説明書、そして食玩のメインとなるガムがひとつ付属しています。

 

組み立てたのがこちら。イーグルファイターに関しては3形態それぞれ別々に組み上げることになります。

  



「2.ランドライガー、飛行ブースター」のランナー。こちらもシール、取扱説明書、ガムが付属。そして一部塗装済み。

 

組み立てたのがこちら。飛行ブースターのボリュームがすごいですね。

 

 

「3.ビッグモス」のランナー。こちらにもシール、取扱説明書、ガムが付属。一部塗装済みです。

組み立てたのがこちら。内容物はビッグモスのみですが各形態を再現するためのパーツが多数付属。

 

今回はパッケージごとの紹介ではなく、各メカごとにご紹介していくことにします。

 
まずは、藤原忍が登場するAGT-1イーグルファイター。

全体は黒の成型色で、イーグルの目にあたる部分が塗装されています。細かっ! 変形をオミットした分、スタイルはばっちりですね。

 

下から見たところも昨今の立体物に負けず劣らず、しっかり形状が再現されております。

 

なんと全幅6cm未満! もしもこの大きさで変形させようとすると関節軸は髪の毛ほどの細さになってしまうところなのではないでしょうか……。

 

ヒューマノイド形態。
こちらも可動をオミットした固定モデル。頭部がシルバーに塗装済みです。足首がしっかりした大きさなので、翼が大きくても倒れにくくなっています。

 

翼の基部裏にはしっかりダンクーガの顔の一部が造形されています。これはダンクーガの玩具のいずれかに触れていなければ気付けないポイント。開発さんスゴイ!

 

右腕にはビームガンが造形されています。さすがに取り外しは不可能。では、ヒューマノイド形態の身長も確認してみましょう。

 

身長3.5cm!!? このサイズで変形させようとすると絶対に破綻する! その代わりにちゃんとファイター形態、ヒューマノイド形態、ダンクーガ頭部の3つの形態が入っています。ぬかりなし!

 

続いて結城沙羅の搭乗するAGT-2ランドクーガー。まずはタンク形態。劇中ではこの形態でもかなりスピーディーに戦闘をこなしていたような印象。形状は申し分なしの再現度。リアの赤い部分はアニメだとグレーの時もありました。成型色のおかげで、シールを貼らなければそちらも再現できます。

 

サイドから見たところ。変形メカの各パーツがキッチリまとまっていますね。

 

臨場感のあるこんな角度はいかがでしょう?

 

 

主武装である高収束ビーム速射砲は、旋回と仰角をつけることが可能。劇中のさまざまな活躍を再現できます。

 

下面。キャタピラがリアル。

 

こちらの全長はおよそ6cm。画像で見ているとそんなに小型とは思えない情報量で、感覚が麻痺してしまいそうです。

 
それでは「アグレッシブビーストチェンジ!」

砲塔を後方へ向けて脚部が展開。

 

手首足首を展開してクーガーの口周りを起こせば変形完了!

当時の超合金ですら再現していなかった口周りの変形を、この大きさで再現するとは!

 

後方から見た姿もほぼ劇中のまま。非常に高い再現度です!

 

キャノピーと顔が塗装済み。シールじゃなくて本当によかった…。

 

お腹はこんな感じ。肉抜き穴などもなく後ろ足に関しては肉球のようなモールドが!

 

こんなどうもうなポーズも似合います。

 

イーグルファイターとの大きさ比較。イーグルファイターの小ささがさらに強調されます。

さらに「チェンジ! ヒューマノイドモード!」

 

本体を立たせてクーガーの手首をたたみ、肩を展開。胸部のブロックを左右にスライドさせてクーガーの頭部をそこへ収めます。

 

ヒューマノイド形態の手首を取り付ければ完成! 赤いラインはシールになります。

四肢のバランスの異なる獣型から人型へと見事に変形しました。差し換えパーツが手首だけというのと、胸部のスライドギミックが驚きポイントです。

 

後姿。こちらも省略された部分はなく、大きさのわりに密度が高いです。

 

可動部はビースト形態と共通な部分も多く、この大きさとしてはかなり優秀です。肘は90°、手首は軸接続なので回転が可能。

 

肩も接続部で回転、変形の可動部分を使って跳ね上げも可能。

 

二の腕にロール軸もあり、さまざまな表情をつけることが可能です。

 

腰にも回転軸があるので、ひねりのきいたポージングも可能。ブラスターガンは「武器持ち手首」と組み合わせて持たせられます。

 

膝もしっかり曲がるのでこんなポーズも。

 

ブラスターガンも小さいながら歪みもなく、きっちりとした造形。もちろんダイガンへと合体させられます。

 

続きまして式部雅人の搭乗するAGT-3ランドライガー。タンク形態から。

 

構造はランドクーガーとほぼ同じためシルエットも同様です。コクピット前の装甲と、主武装である2門の105ミリライフル砲が特徴。

 

クーガーの前輪がタイヤになっていたのに対し、ライガーはすべてキャタピラになっています。

 

下面から見た印象はクーガーとほぼ同じ。

 

 

105ミリライフル砲もクーガーと同じく旋回と仰角をつけることができます。

それでは「アグレッシブビーストチェンジ!」

 

クーガーと同様に変形をこなします。前後の脚を展開、105ミリライフル砲を後方へ向けます。

 

コクピット前の装甲パーツを取り外し、

 

タテガミパーツを取り付ければ、ビーストモードの完成! このタテガミがライガーの特徴であり変形玩具における難所でもあります。今回は大きさの都合もあり差し換えにすることで、無理のない変形をこなしています。

やはり頭部とコクピット周辺は塗装済み。ありがたや。

 

パイロットの印象なのか、どことなくやさしさが感じられるのは僕だけでしょうか。

 

クーガーでシール処理だったお尻のパーツ、ライガーは成型色です。

 

雅人もたまにはローラにいいとこ見せようとがんばっちゃうことも。

 

クーガーとライガー。構造はほぼ同じでも、頭部形状やカラーリングが異なるため結構イメージが変わります。

それでは「チェンジ! ヒューマノイドモード!」

 

タテガミパーツを再び装甲パーツと交換して、クーガーと同様に変形させていきます。

 

ヒューマノイド形態の完成。シルエットはやはりクーガーによく似ています。

 

関節の可動域もクーガーと全く同じ。このサイズにしては自由に動かせます。

 

ランドライガーにもブラスターガンは付属。「武器持ち手首」と組み合わせて手首を差し換えれば、ご覧のように持たせることができます。

 

ブラスターガンのデザインはクーガーの物と異なります。これもダイガンへの合体が可能。

 

さあ残る獣戦機はあと1機。最大の獣戦機・ビッグモスにいってみましょう!

 

03のビッグモスのタンク形態は、01に付属の可動式断空砲(200ミリ榴弾砲)と組合わせることで完成します。

 

というわけで可動式断空砲を装備、司馬亮の搭乗するAGT-4ビッグモス、改めて完成です。鉄の(こちらはプラスチックですが)塊のような堅牢さと敵の移動基地をひっくり返すほどのパワーを持つビッグモスは、火力にもすぐれています。

 

劇中ではダンクーガの肩アーマーの後ろ側にあたる四角いモールドの部分から乗り降りしている描写がありました。こちらの画像では少々前に傾け過ぎてしまいましたが、その搭乗ハッチのようなモールドも造形されています。

 

後方から見ても非常に頑丈そうです。

 

上から見たらもうブロックです。

キャノピーとマンモスの目の部分が塗装済み。劇中では敵の攻撃をものともせずに、200ミリ榴弾砲やパルスレーザーをぶっ放しながら突っ込んでくる姿が印象的でした。

 

パルスレーザーは上下に、ミサイルランチャーは左右回転、4連大口径砲は上下に回転が可能。

 

200ミリ榴弾砲はアームを介して真上まで仰角をつけられます。

それでは「アグレッスィブビーストチェンジ!」

 

ビッグモスは各形態でスタイルが大きく変化するので、主に差し換え変形となっています。重戦車形態からまずここまで分解。

 

そこへビーストモードで使用する脚部のパーツを組み立てます。

 

牙、鼻、耳を取り付けて前足も一部パーツを差し換えます。

 

腹部のパーツを追加装備。画像右側が追加後の様子です。DX超合金だとスプリングギミックになっているところですね。

 

そして各パーツを組み合わせてビーストモードの完成です。堂々たる風格。やさしくて力持ち。そんなビースト形態。差し換え変形のおかげで、破綻のないスタイルに仕上がっています。

 

後足の太さのすごいこと!

 



前後とも、脚は若干前後に動かすことができるので、ある程度の表情付けが可能です。

 

鼻も中央付近で可動。マンモスはここが動いてくれないとね!

それでは続きまして「チェンジ!ヒューマノイドモード!」

 

再びここまで分解します。

 

ヒューマノイド形態で使用するパーツを用意します。

 

右のように分解していた脚部に、一部パーツを差し換えて左のように組み立て。

 

ボディの真ん中を走るビッグモスの鼻パーツを装着。

 

マンモスの頭部を前方へ降ろし、その頭部上面のパネルをはずします。そこへヒューマロイドの頭部を接続。耳を取り外しヒューマロイド用の胸部パネルと交換。牙の向きを変え、手首を取り付けます。

 

背中中央に、200ミリ榴弾砲を格納した形状のダミーパーツを装着。

 

先に組立てておいた下半身と合体させて、ビッグモス・ヒューマノイド形態の完成です。

ダンクーガの半分以上を担うメカということもあり、非常に大柄でたくましい姿となっております。

 

頭部は目の部分が塗装済み。

 

ビッグモスのシールは腹部と腰の赤い部分のみです。

 

後姿もあまりにもたくましい。

 

200ミリ榴弾砲パーツが腰の繋ぎ目で分割されているダミーなおかげで、ご覧のように自然に腰をひねることができます。

 

腹部のマンモスの鼻部分も分割されているので可動のじゃまになりません。

 

ビッグモスのパイロット司馬亮は格闘家。ということでビッグモスはこの巨体にも関わらず、格闘シーンの印象が強いです。

 

亮「てぇい!」

 

回し蹴りもなんのその!

 

時には敵の攻撃を受けて膝をつくこともありました。

 

亮「見切った!」
手刀型の左右手首。

 

亮「俺に任せろ!」

表情の付いた左右手首。

 

亮「なかなかやるな」

 

肩はご覧のような形で引き出し式になっているので、ポージングにも貢献します。

 

ビッグモスは格闘だけじゃありません。手持ち武器のビームランチャーも非常に強力。

 

当然、武器持ち手首と組み合わせて持たせられます。

 

しかもエネルギーカートリッジの排莢(はいきょう)状態を再現する差し換えパーツつきです。

 

獣戦機の戦車および戦闘機モードの大きさ比較。合体後のスタイルを重視していることもあり、やはりイーグルファイターは若干小柄。

 

ビースト形態の比較。う~ん! これこそ獣戦機隊!!

 

ヒューマノイド形態での比較。遠近感を利用すれば、イーグルファイターのサイズもいい感じ!

 

というわけで、各マシンをじっくりご紹介してみました。

となると、次はもちろん合体形態!

 

後編もお楽しみに!

 

【泰勇気プロフィール】

1977 年 10 月 6 日生まれの声優。

 

出演作は「刀剣乱舞-ONLINE-」宗三左文字、太郎太刀、「文豪とアルケミスト」佐藤春夫、 「夢王国と 100 人の王子様」ラトリア、「第 3 次スーパーロボット大戦α~終焉の銀河~」 クォヴレー・ゴードン、「獣装機攻ダンクーガノヴァ」ジョニー・バーネット、「超ロボット生命体トランスフォーマープライム」ホイルジャック、ビーコン、「機動戦士ガンダム SEED DESTINY」チェン・ジェン・イーなど多数。

 

■出演情報

11月2〜4日「朗読劇 マガツハナ-白雪の桜-」に出演

詳しくはhttps://www.confetti-web.com/detail.php?tid=54241

画像一覧

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