【インタビュー】心から音楽を楽しみたい! 西沢幸奏がEXiNA(イグジーナ)として再始動!

2019年08月20日 12:000
【インタビュー】心から音楽を楽しみたい! 西沢幸奏がEXiNA(イグジーナ)として再始動!

西沢幸奏から、EXiNA(イグジーナ)へ。ソロ・プロジェクトとしてのリスタートを発表し、最初の曲として「EQ」をネットに公開してから、約1か月半。EXiNAの最初のCDとして、ミニアルバム「XiX」がいよいよリリースされる。インストゥルメンタルも含めて、7曲を収録。作詞はすべて彼女が、作曲・編曲はサウンドクリエーターの篤志が担当。EXiNAの音楽性をファンに知らしめる、強力盤となった。
EXiNAは、どのようにして生まれたのか? 西沢幸奏時代に抱えていた悩みも含めて、話を聞いた。

子どものように楽しんで曲作りすることから、EXiNAは始まりました


── 2019年7月9日に、ソロプロジェクト「EXiNA」(イグジーナ)の立ち上げが発表されました。新曲「EQ」の映像(Lyric Clip)も公開され話題となりましたが、最初に驚かされたのは、インパクトのあるアーティスト写真でした。

EXiNA 驚いていただけたというのが、一番うれしいです(笑)。EXiNAは楽しいことをしたいという思いから始まったプロジェクトなので、サプライズを積極的に仕掛けていきたいなと思っていて。そのひとつが、ビジュアルの大胆なイメージチェンジでした。

── 口元を隠しているのがミステリアスでした。なぜ、ああいう写真になったのでしょうか?

EXiNA 私の目を見てほしかったからです。マスクをしていない写真も撮ったんですけど、両方を比べたときに、口元を隠していると目が強く見えるよねと。写真ではよく見えないんですけど、実は目尻には白い稲妻がペインティングされているんです。衣装もメイクも、最初は私自身、とまどったんですけど、撮影してみたら、EXiNAのサウンドにすごく合っていて、「今の私のビジュアルはこれだ!」と思えました。


── 衣装はどことなくSF風で。

EXiNA それは、スタッフ全員が共有していたEXiNAのイメージに「サイバーパンク」的な要素があったからです。未来感がありながら、伝統的なテイストのあるかっこいい衣装を作っていただきました。

── サイバーパンクというのは納得で、「EQ」のLyric Clipもそんな雰囲気がありました。基本的なことをまずお聞きしますが、EXiNAのプロジェクトはどのようにして始まったのでしょうか?

EXiNA 西沢幸奏として活動していた頃、もっと音楽を楽しみたいなっていう思いがずっとあったんです。それは自分の性格のせいで、音楽を楽しむ前に、自分という人間を楽しめてなかったんです。じゃあ、どうしたらいいだろうと思ったとき、いっそ環境を大きく変えてしまえばいいのかなって。でも、自分の内面の問題に、周囲を巻き込むことになってしまうので、具体的な行動に出るのはためらいがありました。そんなとき、信頼できる方が、「生まれてしまった気持ちは、大事にしたほうがいいよ」と言ってくれて。それで思い切って動いてみたというのが、EXiNAの始まりでした。

── 大きな決断だったわけですね。

EXiNA はい。ある意味、自分を貫いたことで、結果としてご迷惑をおかけしたことも自覚しています。でも、環境だけでなく名前も変えて、髪もカットして染めて、すべてを一新して再出発することができました。ここで言っておきたいのは、私は自分の過去を否定しているわけではないということです。西沢幸奏として歌っていたときも、常に全力で、自分の音楽には嘘はありませんでした。

── しかし、自分自身を楽しむことはできてなかったと。それを得るためのリスタートが、EXiNAということですね。

EXiNA 自分自身を楽しめてなかったのは、自分の気持ちを表に出すことを怖がっていたからだと思うんです。殻に閉じこもって、「本当の私はこんなんじゃない」って子どもみたいに考えていたのかなって。でも、いつまでもそうしていたら、プロとして音楽をやる資格はないよということを、周囲の信頼できるスタッフの方たちが教えてくれました。西沢幸奏個人の人生にとっても、今回の決断はよかったと思っています。

── EXiNAとしての最初の作品が、ミニアルバム「XiX」です。サウンド的にも大きく変わっていて、リスタートにふさわしい作品だと思いました。すごく明確なコンセプトがあって、生まれたアルバムなのかなと思ったんですが、いかがですか?

EXiNA 最初からEXiNAの方向性がすべて見えていたというわけじゃないんです。まずは曲を作ってみて、こんなのもいいよね、こんなこともできるよねと次に生かしていった結果、生まれたのが「XiX」でした。ボーカル曲が6曲収録されていますが、半分の3曲はミニアルバムの構想もないまま、EXiNAらしい音楽をみんなで楽しんで作っていった中で生まれた曲なんです。

── 最初に作ったのは、どの曲だったんですか?

EXiNA 「XiX」のラストに収録されている「PERiOD」です。この曲は私の中での区切りの曲だったんですよね。「This story is over」という歌詞が入っていますが、そこは、今までの弱い自分との決別を意思表示した部分です。かっこいい言い方になってしまいますが、「PERiOD」ができ上がったときに、EXiNAに至るストーリーが始まりました。

── 「PERiOD」を作ったことで、それまでの自分の殻を破ることができたと?

EXiNA はい。でも、まだまだ私らしい音楽の模索を始めたばかりで、EXiNAのイメージが明確になったわけではありませんでした。

── 「XiX」の楽曲はすべて、サウンドクリエーターの篤志さんが作曲・編曲を手掛けています。EXiNAの音楽を語るうえで欠かせない方ですね。

EXiNA 「PERiOD」は、一番最初に篤志さんが、「新しい西沢幸奏は、こういう感じなんじゃない?」とひとつの方向を示してくれた曲で、その頃はまだ、EXiNAというアーティストネームも決まっていませんでした。だから、「XiX」のほかの楽曲と比べると、ちょっと異質なんです。

── そうだったんですね。僕は「PERiOD」は逆に、すべての曲が出そろった後で、もう一段階、違ったところを目指そうとして生まれた曲なのかなと、勝手に想像していました。異質という意味では同じですが、順番的には真逆だったわけですね。

EXiNA そういうふうに、いろいろ想像しながら聴いていただけたというのは、うれしいです。新しいことを始めて、説明もせずに作品を提示することになるので、「XiX」をかつての私を知る方々が、どう聴いてくださるのか、すごく気になっているんです。CDがリリースされたら、みなさんのファーストインプレッションをどんどん伝えていただきたいです。

── ご本人としては、どんなアルバムになったと思いますか?

EXiNA 新プロジェクトとして、全曲を通してブレがない1枚になったなと思っています。制作中は、目の前の曲に集中していて、ほかの曲とのバランスを考えることがなかったんですけど、全曲を並べて聴いたとき、芯が通っていたんです。たとえば、ギターとシンセの融合の仕方とか、気だるく歌うところから激しいところに上がっていくボーカルアプローチとか、どの曲にもEXiNAらしさが入っていました。

── 作っているときは、トータルとしてのバランスは一切考えなかったんですか?

EXiNA みんなで意見を出し合いながら、まるで子どものように楽曲作りを楽しんでいたので、一切の計算はありませんでした。とにかく曲だけに集中していた時間で、こういう時間こそがクリエイティブなんだなって思いました。

── その第一歩が、「PERiOD」だったということですね。でき上がった曲を聴いて、ご本人としてはどう感じましたか?

EXiNA サウンドと歌詞が、奇跡的な融合を見せた曲になりました。強い言葉を選んで歌詞を書いたんですけど、その言葉が激しいサウンドと一体になることによって、“けじめの曲”にすることができたと思います。後々、EXiNAのサウンドの大きな特徴となっていくデジタルサウンドもしっかり入っていて、ほかの曲とはちょっと異質とは言いながらも、すべての元になったのかなという気がします。

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