【Switchで大検証! 伝説の裏技チャレンジ! Vol.1】令和になった今、改めて挑戦!「スーパーマリオブラザーズ」1−1で奇跡のポール超え!

2019年08月01日 16:100

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Nintendo Switch向け有料サービス「Nintendo Switch Online」では、現在、懐かしのファミコンタイトルを思う存分楽しめる「ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online」を配信中!

そこで今回より、かつてファミコンブーム時に、大きな話題を呼んだ「裏技」に、改めて全力で挑戦する企画がスタートします!

裏技──それはファミコンブーム牽引にひと役買った存在です。そもそも「裏技」という言葉は、ハドソンの元社員・高橋名人の言葉によると、小学生男子のバイブル誌「コロコロコミック」(小学館)から生まれたそうです。当時、ハドソンのファミコン版「ロードランナー」において、ハシゴを登っている時に手をあげた状態で動かずにいるとプレイヤーが無敵になってしまうという「バグ」が発覚しました。しかし、これを「バグ」と認めて回収、交換すると莫大な費用がかかる……。そこでハドソンとコロコロ編集部は、「そうだ! これはバグではなくて、裏のテクニックなのだ! これを裏技と名付けよう!」と決断したのです(「裏技」というワードの誕生については諸説あり)。

 

ともあれ裏技という概念の「発明」により、ゲームの世界に裏技ブームが到来! その後、各ゲーム雑誌では読者が発見した裏技を募集し公開するページを作ったり、ひんぱんに裏技特集を展開。あげくの果てに裏技を「ウルトラテクニック(通称、ウル技)」と呼んでいた「ファミリーコンピュータMagazine」(徳間書店)では、編集部が嘘の裏技を仕込み読者にどれが「嘘のウル技(通称、ウソ技)」かを当てさせる「スーパーウルトラテクニックイズ」(後に「ウソテックイズ」と改称)なるトトカルチョ企画も行われるなどやりたい放題(それを信じてしまった子 達も続出したとかしないとか……)。

ともあれ、子供達の間で裏技探しはファミコンの「もうひとつの遊び方」として定着しました。

 

裏技の定義

裏技探しが盛んになってくると、なかにはカセットをズラして差し込んだり、周辺機器端子を金属でショートさせるなどの過激なものも登場しましたが、ひとまず本連載では、「普通にカセットを差し込んで、普通にスタートさせ、コントローラーの操作だけで起こすことができるもの」を、本連載で扱う裏技とします。

さて、そんな裏技ですが、最近のゲームは完成度が高く、なかなか「裏技」というものも出なくなってしまい、ゲームは普通にプレイするのが当たり前になっています。もちろんそれはそれで素晴らしいことなのですが、本連載では、この令和の時代に「あえて」ファミコンの懐かしい裏技を紹介していきたいと思っています。

 

衝撃的で懐かしい裏技紹介連載、初回のタイトルは、もう説明の必要はない名作「スーパーマリオブラザーズ」を取り上げました。海外を中心に今なお熱いタイムアタック大会が催されたり、トリッキーな遊び等が考案されたりと、まだまだ人気の色褪せない本作ですが、案外知られていない裏技が存在するんです……。

  

1−1で奇跡のポール超えジャンプをする方法

各ステージの最後に存在する「ポール」ですが、このポールをジャンプで越えることができればな、と思った方も多いのではないでしょうか? 実はある方法を使うと、軽々とポールを飛び越えることができるのです!

 

それではその方法を解説していきましょう。

ちなみに、今回は任天堂がニンテンドースイッチ向け有料サービス「Nintendo Switch Online」で現在配信されているバージョンでの検証になります(もちろんファミコンカセット版でも可能です)。

  

まずは普通に1−1の最後まで進んで最大ジャンプ!……しかし、当然ながら5000点を取得で普通にクリアになってしまいます。普通は、どんなにギリギリBダッシュシャンプをしても飛び越えることはできません。が……。

 

  

1-1のこの位置。落とし穴の直後のこの位置まできたら、左隅にマリオがちょうど「落ちてしまう」くらいの隙間を作って、その後ノコノコが歩いて来るまで待ちます。

 

  

このままノコノコは左に歩いていき、マリオが避ければそのまま穴に落ちてしまいますので、ノコノコが落ちるタイミングに合わせてマリオも落ちるようにジャンプ! マリオは踏んだ反動で地上に復帰(右キーを入れておいてくださいな)

 

  

タイミングは相当シビアですが、Switchの場合、「どこでもセーブ」が可能ですので、上記の写真の位置でセーブしておけば何度でも挑戦できます。そして、成功すると……、おわかりいただけただろうか(心霊ビデオ風)。なんと落ちるギリギリでノコノコを踏んで、その場に留まってしまうのです。

 

 

その後、ノコノコは動き出しますが、なんと地中で歩き出すのです……。が、稀に左に歩いて行ってしまう(すぐに画面から消える)ので、その場合はやり直し。右に歩き出したら成功です!

って、これがポール越えと何が関係あるのかって? 実はポール越えにはこの技が必須なのです。

 

 

さて、歩き出したノコノコさんですが、画面から消さないように、まるでペットのように一緒にステージ後半まで歩いていきましょう。画面から消さないように他の敵をスルーするのはなかなか大変ですが、これも夢のポール越えのためなのです。

 

 

この辺りで「どこでもセーブ」をしておきましょう。これでポール越えのお膳立てが整いました。ドキドキしていますね。

 

 

階段の一番上で待機して、地中のノコノコがこれくらいの位置に来たらいつものBダッシュジャンプ! コツとしてはノコノコが背景の山に差しかかるかくらいがベストのタイミングです。

すると……? 

 

 

上空のマリオがなぜか地中のノコノコを踏んで、さらに高く飛び上がります。

 

 

  

そしてマリオが降りて来るのはポールの右側。そうです、それが1−1奇跡のポール越えの方法なのです!

 

  

ちなみに、お城の前には見えないブロックがひとつあり、それを越えて進むと……

  

ずーっと平坦な道が続きます。敵もブロックも一切ありません……。つまりはタイムオーバーを待つだけ。

  

いかがでしょうか? ぜひご自身でも試してみてください! なかなかの衝撃です。

ゲームというのはちょっと角度を変えるだけで実にいろいろな遊び方ができるものなんですよね。次回も懐かし衝撃的な裏技を紹介していきます。お楽しみに!

 

   

お約束の技で今回はお別れだ!


(文/sukesan)

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