令和最初のライダーは「01」!2019年9月1日放送開始「仮面ライダー01」記者発表会レポート!

2019年07月17日 20:070

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日本を代表する特撮ヒーロー「仮面ライダー」シリーズ最新作「仮面ライダー01(ゼロワン)」の記者発表会が、2019年7月17日に開催された。

2000年にスタートした「平成仮面ライダーシリーズ」だが、時代は令和へと移り変わったということで、「令和仮面ライダー」の時代に突入! その幕開けを飾る第1作「仮面ライダー01」が、2019年9月01日より、毎週日曜日朝9時にテレビ朝日系列で放送スタートすることが発表された。

 

今回の記者発表会では、新時代にふさわしいライダーの姿や出演者たちが登壇。本作にかける意気込みを語った。

 

 

物語の舞台は、人間と見分けがつかないほど精巧に作られた人型AIロボ「ヒューマギア」が実用化された日本。さまざまな職場に溶け込み、人間と共存するヒューマギアが存在するいっぽう、この状況をよしとしないテロリスト「滅亡迅雷.net」はヒューマギアをハッキングし、暴走させ人類の滅亡を試みる。これに対し政府は内閣官房長官直属の対人工知能特務機関「A.I.M.S.(エイムズ)」を設立。AIロボの鎮圧と治安維持を目指す。

そんな中、笑いのセンスがないにもかかわらずお笑い芸人を目指す飛電或人(ひでん・あると)は、AIによってお笑いの活躍場所を奪われてしまう。さらに人工知能のリーディングカンパニー「飛電インテリジェンス」創立者にして社長の祖父が死去。彼の遺言によって、「飛電インテリジェンス」の2代目社長に指名されてしまう。

企業の社長になど興味がない或人だが、「滅亡迅雷.net」のハッキングによりヒューマギアが暴走。或人は「飛電インテリジェンス」の社長のみが手にできる「ゼロワンドライバー」を受け取り、仮面ライダー01へと変身する!

或人は「飛電インテリジェンス」の新社長として、「滅亡迅雷.net」や「A.I.M.S.」との戦い。またAIの開発競争や利権をめぐる人々との思わくとも戦うことになる……というもの。

 

 

AIという現代的なモチーフを取り入れつつ、平成ライダー初期にも通じる複数勢力の対立やシリアスな設定など、まさに令和の幕開けを飾るにふさわしいオーラを放っている。

 

そんな本作の発表会は、まずライダー01と「滅亡迅雷.net」にハッキングされたヒューマギアとのバトルからスタート。続いてメインキャストが登壇した。

 

 

 

 

 

今回ステージに立ったのは、主人公・飛電或人/仮面ライダー01役の高橋文哉さん、「A.I.M.S.」隊長の不破諫(ふわ・いさむ)/仮面ライダーバルカン役の岡田龍太郎さん、或人に仕える秘書型AIイズ役の鶴島乃愛(つるしま・のあ)さん、「A.I.M.S.」技術顧問・刃唯阿(やいば・ゆあ)/TVシリーズ初の女性レギュラーライダーである仮面ライダーバルキリー役の井桁弘恵(いげた・ひろえ)さん。「滅亡迅雷.net」行動係・迅役の中川大輔さん、同じく司令塔・滅(ほろび)役の砂川脩弥(すながわ・しゅうや)さん、飛電インテリジェンス副社長・福添准役の小島一哉さん(アンジャッシュ)の7名。

 

 

主演を務める高橋文哉さんは、オーディションで合格して以降なかなか「仮面ライダー」になる実感がわかなかったそうだが、仮面ライダーらしい変身シーンやアクションシーンの撮影、またいろいろな人と「仮面ライダー」という言葉を使ってやりとりしていくうちに、「僕は仮面ライダーになるんだ」という気持ちがわいてきたとコメント。

 

またAIという題材や、AIが人間の知能を超える「シンギュラリティ」というワードが劇中でも使用されていることから、「これからの日本を照らす作品だと思う」と語る高橋さん。「今まで『仮面ライダー』を見たことがない方にも、面白いと思ってもらえるのでは」と期待を寄せた。

 

 

ライバル的存在の不破諫を演じる岡田龍太郎さんは、仮面ライダー好きというお父さんの影響で昭和ライダー──とりわけ「仮面ライダーアマゾン」に思い入れがあると語る、生粋のライダーファンだ。小さい頃はトイレットペーパーを「大切断!」と叫びながら千切っていた、というかわいらしいエピソードとともに「シリーズに出させていただけて、光栄」と喜びをあらわにした。

 

 

或人と行動をともにする秘書型ヒューマギアのイズを演じる鶴島乃愛さんは、本作で初めて本格的な演技に挑戦するというホープ。誕生日に本作の出演決定を知ったということで、「今まで最高の誕生日プレゼントでした」と語るいっぽうで、感情のないAIを演じるということで日々試行錯誤していることを明かした。

「AIで、デキる秘書ということで、テキパキ動くことを意識したり、感情が出ないように一定の声で話すことを気を付けています」「いい声で話すと人間と差別化できると思って、アナウンサーさんのしゃべり方を学んでいる」と努力家なところもうかがえる。

 

 

初のレギュラー女性ライダーを演じる井桁弘恵さんは、「私が変身するんですか?」と最初はびっくりしたそうだ。しかし、今は「女性らしく、かつかっこいい仮面ライダーになれるようにがんばりたい」と意欲をみせる。また「行動がスマートで無駄がないので、普段から無駄なく行動することを意識したり、歩く姿勢や視線をぶらさないで動くことに気を付けている」とのこと。この日々の努力が、映像にどのように生かされているかに注目だ。

 

 

 

対する敵側の行動係・迅を演じる中川大輔さんは、「歴代仮面ライダーの俳優さんにあこがれていて、俳優を始めたころから『仮面ライダー』を目標にがんばっていたので、うれしい」とコメント。迅のポイントはかっこいい衣装とのことで、前も後ろも「見どころが多い」とアピールした。

 

 

滅役の砂川脩弥さんは、普段は明るくほがらかな性格とのことだが、「滅はクールなイメージなので、普段の生活からクールに過ごすようにしています」と日常生活から役作りを心がけていることを明かす。そんな彼も、役者を志した時の目標のひとつが「仮面ライダー」出演だったそうで、出演が決まった時は飛び跳ねて喜んだそうだ。

「人って喜ぶと、本当に飛び跳ねるんだなと知りました」とクールにコメントし、取材陣の笑いを誘った。

 

 

最後に、飛電インテリジェンスのNo.2、副社長の福添准を演じる児島一哉さんは、「びっくりした。まさか自分に話がくると思ってなかった」と率直な気持ちを語るいっぽうで、「(仮面ライダーは)子供たちが見ている番組で、数十年後、その子たちの中からプロデューサーさん、ディレクターさんが出てくるじゃないですか。だからこれはがんばっておこうかなと。その人が大きくなった時に、『あのおじさんは!』って、ちょっと番組で使ってみようと思うじゃないですか。それに『仮面ライダー』ってすごい肩書ですから、これからバンバン言っていこうと思います!」と芸人らしい軽妙な語り口で意気込みを語った。

 

変身ポーズも披露!

 

今回の発表会では、上記の出演者のほかに、シリーズを通してのナレーションに山寺宏一さん、AI・ザットの音声役に日髙のり子さんというベテラン声優陣が出演することも発表。

さらに8月には超大物アーティストが手がける主題歌、追加キャストが発表されるほか、8月25日には「『仮面ライダー01』×『仮面ライダージオウ』プレミアムバトンタッチイベント」の開催も決定。このイベントでは映画館の大スクリーンで「ジオウ」最終話、そして「01」第1話の先行上映のほか、キャストによるトークショーを予定しているとのこと。詳細は追って発表されるそうだ。

 

 

専用バイク・ライズホッパー


最後に高橋さんは「令和最初にふさわしいライダーとして、みなさんの元気の源になるような作品にしたい」と語り、発表会は終了。新たな時代を切り開くライダーの活躍に期待したい!

 

【番組情報】

■仮面ライダー01

・2019年9月1日(日)9:00~放送開始

・毎週日曜日9:00よりテレビ朝日系列で放送

 

<スタッフ>

・原作:石ノ森章太郎

・脚本:高橋悠也 ほか

・音楽:坂部剛

・チーフプロデューサー:井上千尋(テレビ朝日)

・プロデューサー:水谷圭(テレビ朝日)、大森敬仁(東映)

・アクション監督:渡辺淳(ジャパンアクションエンタープライズ)

・特技監督:佛田洋(特撮研究所)

・監督:杉原輝昭 ほか

・企画協力・監修:国立情報学研究所(NII)

・制作:テレビ朝日、東映、ADK EM

 

<キャスト>

・飛電或人/仮面ライダー01:高橋文哉

・不破諫/仮面ライダーバルカン:岡田龍太郎

・イズ:鶴島乃愛

・刃唯阿/仮面ライダーバルキリー:井桁弘恵

・迅:中川大輔

・滅:砂川脩弥

・福添准:小島一哉(アンジャッシュ)

・シェスタ:成田愛純

・山下三造:佐伯新

・ザットの声:日髙のり子

・ナレーション:山寺宏一

 

<第1話ゲスト>

金田明夫、なかやまきんに君 ほか

©2019 石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映

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