“幻の名作”「ヴイナス戦記」、5/24(金)新宿ピカデリーにて安彦良和監督登壇の舞台挨拶つき上映会が決定! MOVIXあまがさきではLVが実施

2019年05月14日 18:400

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30年間封印されていた“幻の名作”「ヴイナス戦記」のBlu-rayが、2019年7月26日発売に発売されるのを記念して、2019年5月24日(金)に新宿ピカデリーにて上映会が開催されることが決定した。

高密度作画の劇場用アニメ映画が席捲する1989年に公開され、それらの作品と肩を並べるほどのクオリティながらも、その後30年に渡って“封印”されていた名作があった。

ファンが渇望する中、長きに渡る“封印”が解かれた幻のアニメーション作品。それが「ヴイナス戦記」だ。

安彦良和さんの“封印”解除宣言によって上映より一度も封を開けられることがなかったネガフィルムを開封。“封印”により皮肉にも最高に近い状態で保存されていたネガフィルムは、HDスキャンをかけるとこの時を待っていたかのように発色を示し、より鮮明な形のデジタルリマスターに成功。

さらに輝きを増した「ヴイナス戦記」が今、甦る!
30年間封印されていた“幻の名作”「ヴイナス戦記」のBlu-rayが、2019年7月26日発売に発売される。

今回、その発売を記念して、2019年5月24日(金)に新宿ピカデリーにて上映会が開催されることが決定した。
同時にMOVIXあまがさきでは舞台挨拶ライブビューイング付き上映会が実施される。

30周年プロジェクトにあたり、監督:安彦良和さんよりコメントが到着したので紹介する。


■監督:安彦良和コメント ※敬称略
30年ぶりの『ヴイナス戦記』

30年前、僕は敗者でした。その屈辱と自分への苛立ちで、僕は本作を封印したのです。それは、昭和が終る、さまざまな意味での節目の年でした。30年が経ち、今、平成という次の時代も終ろうとしています。
デジタル配信の時代になり、「封印」という古びた手法ではもう作品を隠せないことを教えられ、僕は本作と再会しました。
なつかしかったです。どの画面も、そして、字幕で見るスタッフの、あの名前も、この名前も。
今は、作品と、みなさんに詫びたい気持です。そして、観てやってほしいと切に思っています。
タイムカプセルから出た本作を、現在(いま)の時代の目で。
安彦良和

【イベント情報】
■「ヴイナス戦記」舞台挨拶つき上映会

場所:新宿ピカデリー スクリーン3 / MOVIXあまがさき スクリーン未定 
日程:5月24日(金)19:00本編上映開始(上映終了後、舞台挨拶)
舞台挨拶登壇者:安彦良和監督

<チケット販売>
■新宿ピカデリー:料金:2,500円均一
・劇場HPにてインターネット販売中
・劇場窓口発売:4月28日(日)劇場OPENより販売(残席がある場合のみ)
※販売方法・料金等は劇場HPにてご確認ください。


■MOVIXあまがさき:料金:1,800円均一
・劇場HPにてインターネット販売
・劇場窓口発売:5月9日((木))劇場OPENより販売(残席がある場合のみ)
※販売方法・料金等は劇場HPにてご確認ください。


【商品情報】
■「ヴイナス戦記」Blu-ray<特装限定版>

発売日:2019年7月26日
品番:BCXA-1449
価格:7,800円(税別)
発売・販売元:バンダイナムコアーツ
100分(予)[本編100分+特典3分]/リニアPCM(ドルビーサラウンド)/AVC/BD50G/16:9<1080p High Definition>

<STORY>
青春は嵐、戦いは疾風(かぜ)…

巨大な氷惑星の衝突をきっかけに、人類の移住が可能となった金星=ヴイナス。移住から70年が経過した惑星では、大陸を二分するアフロディアとイシュタルという自治州同士によって戦争状態にあった。その一方で、惑星自体がかつての金星の姿を取り戻すかのように温暖化も進み、ヴイナスは政治と環境の両面において先の見えない状況に置かれていた。

アフロディアに住む少年・ヒロはそんな閉ざされた未来に対する不満を、危険なバイクレース「ローリング・ゲーム」にぶつけて過ごしていた。そんな中、アフロディアの首都にイシュタル軍が電撃的に侵攻を開始し、ヒロたちの日常は戦火によって失われてしまう。レースという自分たちの楽しみさえ奪われ、その鬱憤を晴らすため、ヒロとその仲間たちは、街を襲撃するイシュタル軍の巨大戦車・タコを襲撃する計画を実行する。しかし、自分たちから飛び込んだ戦場は、圧倒的な力の差という非情かつ残酷な真実を突きつける。そしてこの戦いをきっかけに、ヒロはアフロディア軍と出会い、戦闘用のモノ・バイクに乗り込む兵士として、さらなる戦争の現実を体験していくことになる……。


<STAFF>
原作:安彦良和(学研「NORA」掲載)/監督:安彦良和/脚本:笹本祐一・安彦良和/作画監督:神村幸子/メカニック作画監督:佐野浩敏/メカニックデザイン:小林 誠・横山 宏/キャラクターデザイン:安彦良和/美術監督:小林七郎/撮影監督:玉川芳行/音響監督:千葉耕市/音楽監督:久石 譲/制作協力:トライアングルスタッフ/アニメーション制作:九月社/製作:ヴイナス戦記製作委員会/配給:松竹


<CAST>
ヒロ:植草克秀(少年隊)/マギー:水谷優子/スウ:原 えりこ/ミランダ:佐々木優子/ガリー:納谷悟朗/ウィル:大塚芳忠/キャッシー:吉田古奈美(現:吉田小南美)/ロブ:菊池正美/ジャック:梁田淸之/タオ:河口 宏/カーツ:池田秀一/ドナー:塩沢兼人/将軍:藤本 譲/シムス:玄田哲章


<CHARCTER>
・ヒロ(CV:植草克秀)
ローリングゲームチームのメンバー。大人の嘘や詭弁を嫌い、反攻的な態度を見せている。戦闘バイク部隊HOUNDに参加。実際の戦場で、苛烈な戦いに身を投じていくことになる。


・カーツ(CV:池田秀一)
アフロディア軍の戦闘バイク部隊HOUNDを率いる若き隊長。タコとの戦いに挑んだものの、他の戦車によって窮地に追いやられていたヒロたちを救う。

・マギー(CV:水谷優子)
世話好きで真面目な性格のヒロの恋人。ヒロのことが大好きであり、彼とずっと一緒にいたいと夢見ているが、イシュタル軍の攻撃はマギーに過酷な現実を突きつける。


・スウ(CV:原えりこ)
インディペンデント通信社の若き女性記者。スクープを狙い、旅行者を装ってヴイナスにやって来る。ウィルを通して戦争の現実と残酷さを目にし、当初の考え方を改めていく。


(C)学研・松竹・バンダイ

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関連作品

ヴイナス戦記

ヴイナス戦記

上映開始日: 1989年3月11日   制作会社: 九月社
キャスト: 植草克秀、水谷優子、原えりこ、佐々木優子、納谷悟朗、大塚芳忠、吉田小南美、菊池正美、梁田清之、河口宏、池田秀一、塩沢兼人、藤本譲、玄田哲章
(C) 学研・松竹・バンダイ

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