狩野英考も大使に就任! 「幻想水滸伝」シリーズなどを手がけた豪華スタッフ、人気声優らが集結した新作ゲーム「アルカ・ラスト 終わる世界と歌姫の果実」制作発表会レポート

2019年04月06日 17:430

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株式会社フジゲームスは、2019年4月6日、フジテレビのゲーム情報バラエティ「エイコーさん」の公開番組収録内で、新作スマホゲーム「アルカ・ラスト 終わる世界と歌姫の果実」の制作を発表した。

「エイコーさん」は、フジテレビで放送中のゲーム情報バラエティ番組。知る人ぞ知る世界で栄光を集めるプロフェッショナル=“エイコーさん”とともに、ゲーム開発につながるヒントを探る。番組MCにしてBARのマスター役を務めるのはお笑い芸人でもあり、ゲーム、アニメ、漫画、SNSにのめり込むオタクな一面を持つ狩野英孝さん。アシスタントを務めるのは声優の富田美憂さん、山田麻莉奈さん。個性あふれる3人のかけあいも人気の番組だ。

 

今回、第1部にその公開収録、第2部に声優ボーカルユニット「Kleissis(クレイ・シス)」のライブが行われるということで、抽選で選ばれた多くの観客が会場に駆けつけた。

アキバ総研では、第1部、第2部ともに取材を敢行。まずはゲームファン必見の第1部のレポートからお届けしよう。

 

 

まずステージに登場したのは狩野さん、富田さんの2人。深夜26時55分スタートという時間帯の番組にもかかわらず、満席のホールを見て狩野さんはびっくり!

そんな中、午前5時から起きていたという山田さんが、客席の中から登場し、フロアがざわつく。ちなみに開演前から待機していたそうだが、山田さんは周囲の人に気づいてもらえなかったそうだが、最初から予測のつかない展開にこれからの発表も、またどんなものになるのか……と期待が高まる。

 

 

続いて、今回発表されるゲーム「アルカ・ラスト 終わる世界と歌姫の果実」の関係者が登壇。

今回登壇したのは、赤井誠一さん(総合プロデューサー)、河野純子さん(シナリオ原作・メインキャラクターデザイン、代表作:「幻想水滸伝」「幻想水滸伝Ⅳ」「タイムホロウ奪われた過去を求めて」)、小牟田修さん(ゲーム原作、代表作「幻想水滸伝ティアクライス」 「FRONTIER GATE」シリーズ)、山根ミチルさん(メインBGM、代表作「幻想水滸伝Ⅲ,Ⅳ」「悪魔城ドラキュラ」シリーズ)、古代祐三さん(バトルBGM、代表作「世界樹の迷宮」シリーズ、「湾岸ミッドナイト」シリーズ)。そして主人公の1人・クロウの声を演じる赤羽根健治さん、主人公の1人・シュカを演じる大空直美さんの7名だ。

 

スタッフに関しては、タイトルを見ただけでビビッと反応するゲームファンも多いのではないだろうか。狩野さんもその一人で、まずタイトルを見ただけでテンションが上昇。続いて公開されたムービーを見ると、「今見た映像がスマホっていうのに感動」と美しいグラフィックや世界観に感激した様子だ。

 

 

そんな中で本作のアピールポイントが紹介される。

本作のポイントは以下の3つ。

・破壊と創造がテーマの、重厚な世界観。

・群像劇を表現するゲームシステム。

・幻想的な世界観、臨場感あふれるバトルを表現する音楽。

 

1つめの「世界観」については、河野さんが「7つの終わりそうな世界が舞台。その世界に対してプレイヤーは破壊者として、正しく世界を終わらせリセットさせることになる」と解説。またそれぞれの世界は関連しあっており、同じキャラクターがそれぞれの世界にいても異なるパーソナリティを持っているという。異なる描き方を通じてキャラクターの異なる面を描いていきたい、とのこと。

また、スマホゲームは終わることなく延々と続きがちだが、本作ではきちんと感動的なラストまで描かれるそうだ。

 

 

2つめのゲームシステムについては、小牟田さんより「群像劇をどうスマホのゲームで表現するか」を気をつけたことが語られた。その最大の特徴が、主人公達の拠点となる「方舟」である。仲間が増えるとどんどん発展したり、キャラクターの素顔をうかがえるストーリーが描かれるとのこと。また、仲間になるキャラクターの数も膨大で、初期だけで60人以上いるそうだ。ここでまたビビッときた方も多いだろう。

赤羽根さんも「昔からゲームをプレーしてきた身からすると、“来たな”という感じ」と笑顔を見せた。

 

最後の音楽については、山根さんがオープニング、エンディング、そして劇中曲を1曲手がけ、古代さんがバトルBGMを担当するとのこと。山根さんによると、オープニング曲のポイントは「ソウルサウンドライアー」という楽器の音色だそうだ。どんな楽器なのか想像がつかない人のために、実際に山根さんはステージ上で「ソウルサウンドライアー」を演奏。ハープに似ているが、またひと味違う幻想的な音色に誰もが耳を奪われた。

 

 

そしてバトルBGMも1曲公開。「これぞ古代節!」な、メロディアスで熱く、それでいて優雅なサウンドがたまらない。「バトル音楽はRPGでは定番なだけに、一番皆さんが聞く音楽。いかに飽きないようにするか。あとはノッてバトルできるかを意識します」と作曲時のポイントを語る。

なお、本作のバトルBGMは全てプロのミュージシャンによる生演奏で収録されているとのこと。なので、「グルーヴ感」がすごいと古代さんも自信をのぞかせた。

 

 

次にキャラクターを紹介。

赤羽根さんは、プレイヤーが一番最初に出会う主人公・クロウを演じる。「一番最初に出会う主人公なので、感情移入しやすいように演じた」そうだ。そして大空さんが演じるシュカは、なんでもポジティブに受け取るからっとした性格。食いしん坊で、好きな食べ物は肉という元気印な女の子である。

 


ちなみに、本作のスタッフのゲームが大好きだという赤羽根さんは、アフレコ時にかつてないほど浮き足立ってしまったと語る。「明らかに地に足がついてない現場は初めてだった」と、ゲームファンとしての自分を抑えきれなかったことを告白した。

 

 

ステージ終盤は、入れ替わる形で声優ボーカルユニット「Kleissis(クレイ・シス)」メンバーが登場。「Kleissis」は、番組アシスタントの富田美憂さん、山田麻莉奈さんのほか、田中有紀さん、髙橋麻里さん、山根綺さん、元吉有希子さん、金子有希さんの7名の女性声優からなるボーカルユニットだ。

 

 

今回壇上では、彼女たちより3つの重大発表が公開された。

まずは「アルカ・ラスト 終わる世界と歌姫の果実」に、7人が歌姫役で登場することが明かされた。「Kleissis」は結成当初よりメンバーにそれぞれキャラクターが設定されていた。しかし、そのキャラクターがどういう形でメンバーとクロスオーバーするのか。またどういう形でキャラクターが生かされるのかは、まったく触れられていなかった。ここでその謎が全て明かされたのである。

「Kleissis」は結成当初より、本作のキャラクターを演じることが決まっていたというわkだ。そこで、今後はゲームに出てくる歌姫が、現実世界でもライブを行うという2次元と3次元を飛び越えるユニットとなるのだ。また、これまでに発表されている彼女たちの楽曲は7曲。それらの楽曲は、それぞれゲームの舞台となる7つの世界を歌ったものだという。

このステージで、その仕掛けを初めて知らされた狩野さんは「いろいろやってるね!」とこれまたびっくり。

 

 

さらに「Kleissis」が、ゲームのテーマ曲も歌唱することを発表。「一つの作品のテーマ曲になるのはうれしい」(富田)、「緊張しますね。作品の世界観を7人で表現しないといけないという責任を感じます」(田中)と、各メンバーも喜びつつも緊張感を隠せない。

そして最後の重大発表は、「この瞬間より」事前登録受け付け開始の発表である。赤井さんは、「2019年夏のリリースを予定」とコメント。現在、絶賛開発中とのことだ。

 

 

これで全ての情報が発表された……かに思われたが、最後の最後に赤井さんより「狩野英孝、宣伝大使に就任決定!」というサプライズが発表された。これに驚いたのは、ほかでもない狩野さん自身。これまで自分の知らないところで、いろいろなことが準備されていたということで、ちょっぴり疎外感を感じていたそうだが、晴れて「アルカ・ラスト」プロジェクトの一員となれたのである。「神ゲームに発展できるようにがんばるので、応援よろしくお願いいたします!」と意気込みを語り、第1部は幕を下ろした。

 

なお、このステージの模様は、4月18日と25日の「エイコーさん」にて放送予定。ぜひオンエアをチェックしよう。

 

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